【2025年4月25日】の経済・時事ニュースまとめ

2025年4月25日、東京株式市場では日経平均株価が大幅に上昇し、3万5,000円台を回復しました。
これは、日米財務相会談で為替政策の安定が再確認されたことや、米国市場での株価上昇が背景にあります。
また、米国の経済指標が予想を上回ったことも、投資家心理を支える要因となりました。
主要株価指数と為替の動き(2025年4月25日 10時時点)
以下は、2025年4月25日10時時点までに判明した主要指数と為替の動きです。
指標 | 終値/午前値 | 前日比 | 備考 |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 35,539.59円 | +500.44円 | 前場終値ベース |
NYダウ(4/24) | 40,093.40ドル | +486.83ドル | 24日終値 |
S&P500(4/24) | 5,484.77ポイント | +2.2% | 同上 |
ドル/円 | 142.56円前後 | -0.86円 | 東京午前の気配値 |
株式市場の動向
日経平均株価の上昇
日経平均株価は、前日比で500.44円高の35,539.59円となっており、大幅に伸長しました。
これは、米国市場での株価上昇や、日米財務相会談で為替政策の安定が再確認されたことが背景にあります。
米国市場の影響
24日の米国市場では、ダウ平均が486.83ドル上昇し、40,093.40ドルとなりました。
また、S&P500指数も上昇し、投資家心理を支える要因となりました。
経済・政策関連のニュース
日米財務相会談の成果
加藤勝信財務相は24日、米ワシントンでベッセント米財務長官と会談し、為替レートは市場で決定されることを再確認しました。
米国から為替水準の目標や管理の枠組みの話はなかったと明言しています。
米国の経済指標
米国の3月の耐久財受注速報値は前月比9.2%増と、予想の2.0%を大きく上回りました。
耐久財受注速報値(Durable Goods Orders)とは、米国で毎月発表される指標の一つで、企業や個人が購入する「耐久財」(3年以上使用できる製品:自動車、航空機、家電、設備機械など)の新規受注額を集計したデータのことです。
耐久財受注が増えるということは、「企業や消費者が積極的に設備投資や消費活動をしている=景気が好調」と見ることができます。
また、新規失業保険申請件数は22.2万人と、予想通りの結果となりました。
私たちの生活に起こること
株式市場の上昇は、投資信託や年金資産の評価額にプラスの影響を与える可能性があります。
また、為替の安定は、輸入品の価格変動を抑える効果が期待されますが、変動には予断を許さない状況と個人的には分析し提ています。
一方で、米国の経済指標が予想を上回ったことは、今後の金利政策に影響を与える可能性があり、注意が必要です。