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副業に向いてない人の特徴5つと、挫折から見直すキャリアの考え方

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副業が気になるけど、自分にできるかな…」「副業を始めてみたけど、あんまりうまくいかない」とお悩みの方は多いですよね。

私は副業ブロガーですが、正直副業を誰にでもすすめたいとは全く思いません

周りの副業をしている人や脱落していった人、身の回りにいる人を見る限り、「副業に向いてない人」は確実に存在すると考えているからです。

だからと言って、「自分も向いてないのかな」と落ち込む必要はまったくありません。

あなたが「向いている環境」で成果を出すことの方が、よっぽど現実的です。

この記事では、副業ブロガーでSEOライター兼マーケターの私が、経験から思う「副業に向いてない人」の特徴を紹介し、向いてない人が取るべき次の選択肢を提案します。

向いてないのに無理して続けて稼げるほど副業は甘くないですが、副業以外に稼ぐ方法がないわけではないんですよ。

目次

正直に答えて!「副業向いてない人の特徴」5つ

高い期待を持って副業を始める前、そして副業で行き詰まりを感じたときは、少しだけ立ち止まって、以下の点について自分自身を客観的に見つめてみましょう

ネガティブな話ではなく、ミスマッチを防ぎ、あなたの大切な時間とエネルギーを最適に使うための準備です。

① 自己管理が苦手な人

副業では、自己管理能力(誰にも言われなくても、自分で進められる力)が必須です。

会社なら勤務時間も業務内容も締切りも自分のポジションも決まっていますが、副業ではそういった枠組みがない中で、自分一人で仕事を進めていかなくてはいけません。

進捗を確認してくれる上司もいないし、クライアントワークでなければ締切りすら存在しません。「自由な働き方」をするなら、自分で作業時間を配分し、計画的に仕事を進める「責任」も一人で背負わなければならないのです。

忙しい日々のなかで副業の作業時間を確保するには、テレビやスマホを触っていた時間、趣味に使っていた時間、なんとなく過ごしていた夜の数時間や休日を「仕事の時間」に置き換える必要があります。

ガチガチにスケジュールを組んで疲労するのもまた挫折の原因ですが、「今日は疲れたから」「あとでまとめてやろう」と思い、気づけば3日たっているような人は、「強制力がないと動けないタイプなのではないか」と振り返ってみてください。

副業の世界に強制力はないので、「ある程度の枠の中でなら力を発揮しやすい」人は、副業よりも本業や時給型のバイトなど、仕組みが整っている働き方の方が効率が良いはずです。

② 家族や生活とのバランスを崩したくない人

家族との時間を大切にしたい人ほど、副業との両立は慎重に考える必要があります。

私は家族の理解と支援を得たうえで、家事を「体を動かす気分転換としてできる範囲」まで削り、空き時間のほとんどはブログ作業に回しています。

限られた時間の中で副業を続けるには、家庭内での話し合いや家事分担の見直し、パートナーの理解と協力が必要です。

そもそも「副業をすることを家族に理解してもらえない」という人は、家族の協力が得られない時点でモチベーション維持も難しくなり、結局稼げないまま終わる可能性大です。

また「夜に作業しようと思っても子どもと一緒に寝てしまう」「家事に追われてなかなか手をつけられない」といった日が続くと、作業の積み上げができなくなります。

子どもを見守りながら、在宅で稼げるようになる」と思って始めたものの、実際には副業の時間がほとんど取れず、「こんなはずじゃなかった」と感じてしまう人も多いです。

もし今の家庭の状況で、週10〜20時間ほどの作業時間を安定して確保するのが難しいと感じるなら、「限られた時間で確実に時給を得られる」パート勤務の方が、現実的に家計の助けになりやすいかもしれません。

③ すぐに成果を求めすぎてしまう人

私は今でこそ「わーい今日日給〇万円~」と浮かれることもありますが、実際その〇万円は今日の労働のみで生み出したものではなく、今までかけたすべての時間の上でやっと生まれたものなので、時給換算したら0に近くなるでしょう。

【ブログで1日〇万円稼ぐのに必要だった時間の内訳】

  • 直接的には…
    • 関係する記事の執筆・修正に費やした時間(最低でも50時間くらい)
  • 間接的には…
    • 売れる商品が何か調べ、検証した時間
    • 収益を出すにはどうすればいいか試行錯誤した時間
    • サイトを見てもらうためにさまざまな設定をした時間
    • たくさん記事を書き、サイト全体の価値を高めた時間

会社であれば、会社の看板や実績、取引先など「その会社が創業時から積み上げてきた信頼や形のない財産」をもとに利益を最大化するために、給与と引き換えに働いてくれる人を探します。

しかし個人の副業ではそういったものはなく、まず「信頼される材料(ブログでいえば「記事の質」「読者への一貫した態度」「長く発信し続けていること」など)」を自分で用意するところから始めなくてはなりません。

始めたての段階で時給換算して「割に合わない」と思うようなら、自分に適した給与体系で働く方がストレスが少ないでしょう。

④ 今の自分のままで何とかしようとする人

自分の得意な分野を磨いたり、市場が求める新しいスキルを身につけたりする意欲がなければ、副業で成果を出すのは難しいです。

副業で収入を得るということは、多くの場合、自分のスキルや経験に何らかの付加価値をつけて提供することで、現状のまま特別な努力をせずに収入を増やそうと考えるのは楽観的すぎます。

私はブログを始める前「私は文章を書くのがそこそこ得意。読書感想文も得意だったし」と思っていましたが、ブログを始めた後にライティング技術をきちんと学ぶ必要や、「文章力」だけでは全く戦えないことを知りました(今でも昔の「読書感想文」を発見すると恥ずかしくて消えたくなります)。

必ずしも誰かに教えを乞う必要があるとは限りませんが、自己流のスキルを更新しないままで成功できる人はたぶんいないです。

今のままの自分で楽して稼ぎたい」というのは残念ながら幻想で、副業には相応の努力と自己投資が不可欠だという現実を理解する必要があります。

⑤ 目的があいまいなまま始めてしまった人

「好きなことで楽して稼ぎたい」「副業している人はキラキラして憧れるな」「でも向いてないならやめようかな」副業なら失敗しても大丈夫かな――そんな軽い気持ちで始めるなら、副業はやめておいた方がいいです。

本気でやっている人は、そもそも最初から向き不向きなんて気にしていません

私自身も、今では書くのも恥ずかしいほど切羽詰まった状況で、「これがダメなら人生終わり」という覚悟でブログにしがみついていました。

社会不適合者の私にブログという形が奇跡的にフィットした結果稼げるようになっただけで、正直再現性はなく、同じ熱意があったとしても成功しない可能性は十分ありました。

だからこそ言いたいのです。

「副業だから」って言い訳しながら、本気の人と戦えると思いますか?

自分はそこまで本気じゃない、でも成果は出したい――そんな都合のいいスタンスでは、どれだけ時間をかけても報われないまま終わる可能性の方がずっと高いのです。

副業が向いてないと思った人が取れる選択肢

副業に挑戦したけれど「うまくいかない」「合わないかも」と感じた、もしくはここまでを読んで「副業は自分には無理かも」と思ったかもしれません。

でも安心してください。落ち込む必要は全くなく、むしろ早い段階で自分の適性に気づけたことを喜ぶべきです。

副業にこだわらないキャリアの選択肢を紹介します。

本業に立ち返って、安定を武器に成長する

副業の難しさを経験したことで、逆に「本業でしっかり成果を出すことの価値」に気づいたなら、本業でのキャリア形成に集中することも選択肢の一つです。

安定した環境でスキルアップを重ねていけば、将来の昇進・昇給や評価につながる可能性も十分あります。

副業に使っていた時間を、資格取得や業務改善など「未来の自分への投資」に使うのも立派な戦略です。本業を「なんとなくこなすもの」から「キャリアを築く場」へと意識を変えるだけで、見える世界は大きく変わります。

副業で得た経験と自己理解を活かして転職する

もし副業を通して「自分には別の道があるかも」と感じたなら、その違和感をヒントに転職を考えることもできます。

副業で得たスキルがあるなら活かせますし、「何も得るものがなかった」と思う人でも、取り組んだ副業の何が自分に合っていなかったのかを分析することで、転職先を選ぶための評価軸が見つかるかもしれません。

「副業の失敗」は「転職活動のネタ」に変えられます。興味のある分野があるなら、プロの視点で選択肢を広げてくれる転職エージェントの活用もおすすめです。

本業も転職もピンとこないなら、“別の収入源”という選択も

「やりがい」や「スキルアップ」より、ただ「収入源を増やしたい」だけだった――そう気づいた人には、働き方だけでなくお金の管理や資産の増やし方を見直すという道もあります。

毎月の固定費を見直して、少額から投資を始める「収入を増やす」ではなく「お金の使い方・守り方を工夫する」…。

それもまた、未来の不安を減らす有効な選択肢です。当サイトでは、投資や資産形成など「お金との付き合い方」もわかりやすく解説しています。

副業で感じた“違和感”は、あなたの適性を見極めるヒント

「副業は自分に向いてないかも / 挫折した」という人がこれから副業にこだわらずにキャリアを考えていくなら、どういうところが不満・不安なのかをしっかり分析することが成功のカギになります。

副業で感じた「不安」や「しんどさ」、「なんとなく感じた違和感」は、言語化することであなたの適性を生かしたキャリア形成のための重要なヒントになってくれます。

副業をまだ始めていない人も、自分はなぜ不安なのかを具体的に想像しておくと、キャリアの遠回りを避けられるかもしれません。

時間と体力の壁にぶつかった

  • 平日は疲れて何もできなかった
  • 家事・育児の合間に作業するのがつらかった
  • 副業のための時間をどうしても捻出できなかった

これはあなたの「やる気」や「努力不足」ではなく、今の生活スタイルと働き方に無理があるサインです。

体力や時間の余裕がなければ、新しい挑戦が苦しくなるのは当然です。当てはまると感じた人は「これからの働き方」を見直すことが大切です。

「本業をもう少しラクな環境に変える」というのも立派な選択肢ですし、たとえば在宅勤務のしやすい職場や、残業が少ない会社に転職することで、副業に頼らずとも暮らしの余白が生まれるかもしれません。

成果を焦りすぎて続かなかった

  • すぐに収入が出ないことに焦った
  • 努力が報われないように感じた
  • 数字が出ない自分を責めてしまった

このタイプは、「短期で結果を出さなければ」という思い込みに縛られやすい傾向があります。

でも現実には、副業も仕事も、結果が出るまでには時間がかかります。当てはまると思った人は、副業をやめた今こそ「成果が出るまでのプロセスに耐えられる仕事」を選び直すチャンスです。

評価制度が明確な会社、がんばりが給与に反映される職場など、「成果に対して納得感を持てる環境」を軸に転職先を探してみると、働きやすさが大きく変わります。

学びへの投資を避けていた

  • 無料情報ばかりで迷子になった
  • 勉強の手間が面倒に感じた
  • わからないことが出てきてやめた

これは「学ぶことが苦手」というより、「何に・どこまで投資すればいいのか分からない」ことが原因かもしれません。

ゴールがあいまいだと、時間やお金をかけること自体が不安になるのは当然です。当てはまる場合、これからのキャリアでは「自分が納得して努力できる場所」を見つけることが重要です。

転職を考えるなら、「未経験でも育ててくれる環境」や「スキルアップに投資してくれる企業文化があるか」をひとつの判断軸にしてみましょう。

目的があいまいなまま始めた

  • 「副業=お金になる」というイメージで始めた
  • ゴールや優先順位が定まっていなかった
  • 続ける理由が途中でわからなくなった

目的が不明確なまま始めると、努力と報酬のバランスが崩れやすく、続けるのが苦しくなります。

これは副業だけでなく、仕事全般で「やりがい迷子」になりやすいタイプでもあります。当てはまる人はこれを機に、「今の仕事に自分は何を求めているのか」を言語化してみましょう。

働く目的(お金、成長、人間関係、自由など)を明確にすることで、本業・転職どちらを選ぶにしてもブレにくくなります。

孤独に耐えられなかった

  • 周囲に話せる人もいなかった
  • 誰にも相談できずにメンタルが沈んだ
  • 比較してばかりで疲れた

副業は基本的に一人で進めるものなので、「孤独に弱い人」ほど不安になりやすい環境です。これは能力の問題ではなく、環境との相性の問題です。

仕事でも人生でも、「誰と働くか」はとても重要な要素です。コミュニケーションが取りやすい職場、対人関係が良好なチームで働ける環境を求めて転職するのは、キャリアの安定につながります。

働き方だけでなく、「人との距離感」も重視して、自分に合った職場を探していきましょう。

副業に向いてない人は、前向きに次を考えていい|まとめ

副業に向いてない人の特徴を、もう一度振り返りましょう。

繰り返しになりますが、「副業に向いてない人」に当てはまったからといって落ち込む必要は全くなく、ただただ「副業という働き方があなたに合わない」だけです。

副業で稼ぐ人だけがすごいわけではありません。

履歴書に書ききれないほどの職歴がある私からしたら、本業で収入を得て、安定した生活を送っているあなたの方がよっぽど立派に見えます。

「向いてないんじゃないか」と迷うくらいなら、ぜひ副業にこだわらず、まず本業を見直してみてください。

本業への不満が言語化できたなら、それを軸にして転職で新しい仕事を探すことで現状の不満を解決できるかもしれません。

副業を見直した結果「転職」という道を選ぶなら、転職エージェント「doda(デューダ)」の活用がおすすめです。

業界最大級の求人数を誇るdodaは多様な職種・業界をカバーしているため、自己分析で分かった自分の適性を生かした仕事をキャリアアドバイザーと一緒に探すことができます。

またdodaが展開するハイクラス転職サービス「doda X(デューダエックス)」は、専門性の高い職種やリーダーポジション、高年収のキャリアを目指す人の強力な味方となるでしょう。

情報収集としての利用も十分価値があるので、副業にこだわらずに、自分の「仕事に対する不満解決」のため、まずは無料で登録してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

編集部の副業担当。ブロガーとして収益化を経験後、ブログの6桁収入も維持しながらWebライター兼マーケターに転身。

難しそうな話をわかりやすくかみくだいて伝えることと煮詰まったときの岩盤浴が趣味。

SEO検定1級。

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