【2025年3月28日】3分でわかる!本日の金融市場まとめ

目次
日経平均株価が大幅下落
2025年3月28日、東京株式市場では日経平均株価が一時700円以上値下がりした状況です。
これは昨日、アメリカのトランプ大統領が発表した輸入自動車への関税措置への警戒感から、投資家がリスク回避の動きを強めたためと考えられます。
米国の関税政策が市場に影響
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トランプ大統領が発表した自動車関税の影響で、27日にはトヨタ自動車をはじめとする関連銘柄が売られ、日経平均株価は3営業日ぶりに下落し、28日本日はさらに追い打ちをかけている格好です。
昨日の市場は、半導体関連株や電線株も下落し、市場全体に影響が広がっています。
配当権利落ち日も株価下落の要因に
本日は3月期末の配当権利落ち日であり、日経平均株価には300円程度の下押しの影響があるとみられています。
27日の動きとこれらが合わさり、株価の下落幅が拡大した可能性があります。
為替市場では円高が進行
東京外国為替市場では、円相場が1ドル=150円ちょうど付近まで上昇しています(28日10:00時点)。
これは、米国の自動車関税発表を受けたリスク回避の動きから、円が買われたためと考えられます。
私たちの生活に起こること
株価の下落や円高の進行は、企業の業績や輸出入に影響を与える可能性があります。
特に、自動車業界や半導体業界など、輸出に依存する企業は、関税措や為替変動の影響を受けやすくなります。
どうすれば良いのか
金融市場の変動は、私たちの生活に直接的な影響を与えることがあります。
日頃から経済ニュースに関心を持ち、情報収集を行うことが大切です。
また、資産運用や投資を行っている場合は、リスク管理を徹底し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることを検討しましょう。