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【2025年5月16日】の経済・時事ニュースまとめ

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2025年5月16日(金)、日本および世界の経済において重要な動きがいくつか見られました。

日本では、1~3月期の実質GDPが年率換算で0.7%減となり、4四半期ぶりのマイナス成長を記録しました。また、為替市場では円高が進行し、1ドル=145円台後半まで上昇しています。

一方、米国ではNYダウが3日ぶりに反発し、271ドル高となりました。これらの動きは、今後の経済動向に大きな影響を与える可能性があります。

目次

主要株価指数および為替(2025年5月16日 午前10時時点)

スクロールできます
指数/通貨ペア現在値前日比
日経平均株価37,492.11円−263.40 (0.70%)円
NYダウ42,322.75ドル+271.69 (0.65%)ドル
S&P5005,604.14+35.08
ドル/円145.18円-0.44円

日本経済の動向

実質GDP、4期ぶりのマイナス成長

内閣府が発表した2025年1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値によると、年率換算で0.7%の減少となり、4四半期ぶりのマイナス成長となりました。

これは、個人消費や設備投資の伸び悩みが主な要因とされています。

特に、物価高の影響で消費者の購買意欲が低下し、企業の設備投資も慎重になっていることが背景にあります。

為替市場で円高進行

為替市場では、米国の長期金利の低下を受けて円買い・ドル売りが進行し、1ドル=145円台前半まで円高が進みました。

これは、米国の経済指標が市場予想を下回ったことが影響しています。

円高は、輸入品の価格低下に期待が持てる一方、輸出企業の収益にマイナスの影響を与える可能性があるため、今後の動向に注意が必要です。

米国経済の動向

NYダウ、3日ぶりに反発

15日のニューヨーク株式市場では、NYダウが前日比271.69ドル高の42,322.75ドルとなり、3日ぶりに反発しました。

これは、直近で売られていた銘柄に対する安値拾いの買いが入ったことが要因です。

また、米国の経済指標が市場予想を下回ったことで、利上げ観測が後退し、株式市場にとっては却ってプラス材料となりました。

米国の経済指標、予想を下回る

15日に発表された米国の4月の小売売上高や生産者物価指数(PPI)は、市場予想を下回る結果となりました。

これにより、米国経済の減速懸念が高まり、長期金利の低下やドル安が進行しました。

これらの動きは、今後の米国の金融政策に影響を与える可能性があります。

その他の注目ニュース

ポーランドで大統領選挙を控える

ポーランドでは、5月18日に大統領選挙が予定されています。

現在の首相はリベラル政党出身でEUとの関係改善を進めていますが、大統領はEU懐疑派であり、政権内での対立が続いています。

選挙の結果は、ポーランドの外交政策やEUとの関係に大きな影響を与える可能性があります。

日産自動車、巨額赤字を計上

日産自動車は、2025年3月期決算で巨額の赤字を計上しました。これにより、同社は大規模なリストラを進める方針を示しています。

過去にも経営危機を乗り越えた経験がある日産ですが、今回の再建には時間がかかると見られています。

私たちの生活に起こること

日本の実質GDPがマイナス成長となったことや、円高の進行は、私たちの生活にも影響を及ぼす可能性があります。

例えば、円高により輸入品の価格が下がることで、消費者にとってはメリットがありますが、輸出企業の収益が減少すると、雇用や賃金に影響が出る可能性もあります。

また、日産自動車のリストラは、自動車業界全体に波及効果をもたらす可能性があり、関連企業や地域経済にも影響を与えることが懸念されます。

ねくこ

今後の経済動向を注視し、家計の見直しや資産運用の見直しを検討することが重要です。
特に、為替や株式市場の変動に対応できるよう、情報収集を怠らず、柔軟な対応を心がけましょう。

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この記事を書いた人

編集部の資産形成担当。
20代後半ながら金融に関する相談実績多数で、投資信託から株式まで幅広い知識を持ち、今のあなたに必要なことを洗い出し、寄り添った提案を心掛けています。
たけのこ派&猫派です!

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