【2025年5月27日】の経済・時事ニュースまとめ

2025年5月27日、世界経済は依然として不確実性に直面しています。特に、米国の関税政策が市場に影響を与えています。

また、日本国内では企業の動向や為替相場の変動が注目されています。

主要株価指数および為替レート（2025年5月27日 午前11時時点）

指数・為替	数値	前日比
日経平均株価	37,470.79円	−60.74 (0.16%)円
ダウ平均株価	41,603.07ドル	-256.02(0.61%)ドル
S&P500指数	5,844.19ポイント	−39.19 (0.67%)ポイント
ドル／円	142.37円	-0.13円

トランプ大統領、EU向け関税を延期

トランプ大統領は、欧州連合（EU）に対する50%の関税導入を7月9日まで延期すると発表しました。

この決定により、米国株指数先物（ダウ先物）は+336.00ドルと大幅に上昇。一方で、ダウ平均とS＆P500は下げています。

ドル円相場の変動

27日朝の東京外国為替市場では、円相場は1ドル＝142円台前半へ円高方向に推移しました。

米国の関税政策に対する不透明感がドルの上値を重くしています。

日経平均株価の小幅反落

日経平均株価は、小幅に反落して取引を開始するも、午前10から売り注文が入り下落。

指数寄与度の大きいハイテク株が弱含みとなっています。

企業の動向

自社株買いの発表

イワブチ <5983> [東証Ｓ] は、発行済み株式数の1.86％にあたる2万株（1億4000万円）を上限に自社株買いを実施すると発表しました。

買い付け期間は8月1日から8月31日までです。

私たちの生活に起こること

米国の関税政策の変更は、私たちの生活にも影響を及ぼす可能性があります。

例えば、輸入品の価格が変動することで、消費者物価に影響が出るかもしれません。また、為替相場の変動は、海外旅行や輸入商品の価格に影響を与える可能性があります。

企業の自社株買いは、株主にとっては株価の上昇要因となることがあります。

しかし、企業が自社株買いを行う背景には、成長戦略や資本政策の見直しがあるため、注意が必要です。