スキャルピングOK/禁止されていないFX口座7選|国内外の公認業者と条件を徹底比較

超短期の売買を繰り返す「スキャルピング」は、FXで利益機会を増やす有力な手法ですが、コストや滑りの影響を強く受け損失が拡大するリスクもあり、利用する口座によっては禁止されている場合があります。
特に国内FX会社の多くは取引サーバー負荷などを理由にスキャルピングを制限する傾向があり、「短時間の頻繁な注文は不可」「自動売買はNG」といった約款が存在するケースも少なくありません。
そのため、この手法を試すなら、“スキャルピング可”のルールを明示する口座を選ぶのが望ましいです。

本記事では、スキャルピングが公認されているFX会社や、禁止とは明言されていない(条件付きで黙認)口座を中心にピックアップし、各社のスタンスや条件を比較します。
さらに口座だけでなく、国内口座と海外口座の違いやスキャルピングに向くスプレッドや約定力、取引ツールの特徴も解説。

スキャルピング初心者がリスクを把握しやすい約款・ツールの口座から、上級者が戦略的に活用できる口座まで網羅しているので、口座開設前の参考にしてください。
本記事は情報提供であり投資助言ではありません。各社条件は変更されるため、公式サイト・約款・FAQを必ず確認してください(最終更新:2025年10月2日)
スキャルピングOKのFX口座を選ぶポイント

まず、FX各社がスキャルピングに対してどんな対応を取っているか把握しましょう。
大きく分けて以下の3種類に分類できます。
- 公式に「スキャルピングOK」と公言している口座(公認)
- 明確な禁止規定はないが、条件付きで制限される口座(黙認・グレー)
- 約款等でスキャルピング行為を禁止している口座(実質NG)
公式に許可されていれば、頻繁な売買で突然口座凍結される心配がなく、取引に集中できます。
ただし選択肢は限られるため、複数口座を使い分ける戦略も有効です。
例えば、経験者なら約款と約定力を理解したうえで「黙認」口座を攻めることも可能でしょう。

その際は「どの程度までがセーフか」を見極め、サーバー負荷をかけない範囲で手動トレードを心がける必要があります。
以下、国内主要FX会社のスキャルピング可否一覧と具体的な条件を見ていきます。
法人名義の口座についても、利用条件に差があれば触れています。
スキャルピング公認の国内FX口座
国内では公式に「スキャルピングOK」と謳っているFX会社は限られています。

ここでは、公言している代表的な2社と、外資系ながら日本で利用できるスキャルピング公認口座を紹介します。
ヒロセ通商「LION FX」|スキャルピング公式容認

ヒロセ通商(LION FX)は、数少ないスキャルピング公認の国内業者です。
公式サイトや広告でも「スキャルピングOK」を明示しており、超短期売買を歓迎する姿勢を明確に打ち出しています。
実際、約定スピードは最速0.001秒(平均0.003〜0.005秒:当社内処理速度・条件あり※)と公表しています。
※出典:ヒロセ通商 LION FX スペック(最終更新:2025/9/29)にて「約定スピード 最速0.001秒(平均0.003~0.005秒)」と記載。

また1,000通貨から取引可能で、業界最狭水準のスプレッド提供※や10秒足チャート・ワンクリック注文などスキャルピングに適した環境を備えています。
※米ドル/円 0.2銭 原則固定 等、当社/当サイト調べ(2025年10月2日)/提示時間・例外あり
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ヒロセ通商「LION FX」の特徴
- スキャルピング取引を公認(超短期取引だけでは口座凍結しないと明言)
- 約定処理最速0.001秒(平均0.003秒台)※を達成する高速取引サーバー環境
- 1,000通貨単位から取引可能(少額で練習しやすい)※通貨ペアは全54種類対応
- 26種類以上の注文方法(ワンクリック注文・即時決済・ドテン注文など多彩)と10秒足チャートを搭載
- 取引手数料・入出金手数料ともに無料(取引コストはスプレッドのみ)
- 法人名義の口座も開設可能(法人の最大レバレッジは通貨ペアごとの「為替リスク想定比率」に基づき各社が設定・週次見直し※されます。上限は会社・通貨で異なります。)
※出典:ヒロセ通商 LION FX スペック(最終更新:2025/9/29)にて「約定スピード 最速0.001秒(平均0.003~0.005秒)」と記載。
※ 法人の必要証拠金はFFAJが公表する「為替リスク想定比率」を少なくとも週1回更新し、各社がこれを踏まえ設定しています。
ヒロセ通商は東証スタンダード上場企業(7185)であり、信託保全も三井住友銀行に実施と信頼性の面でも安心感があります。
注意点として、外部の自動売買プログラム(EA)の利用は禁止されています(裁量トレード向けの口座です)。
またロスカット水準は証拠金維持率100%未満と厳しめなので、余裕をもった証拠金管理が必要です。
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JFX「MATRIX TRADER」|スキャルピング公認・取引上限なし

JFX株式会社(MATRIX TRADER)も、公式に「スキャルピング公認」を掲げる国内業者です。
特徴的なのは、1日の取引回数や取引数量に上限を設けていない点です。
約定スピードはヒロセ通商同様に最速0.001秒(平均0.003〜0.005秒:IIJ計測、2020年7月時点の社内処理速度計測)を実現※しており、41種類の通貨ペアを1,000通貨から取引できます。
※Internet Initiative Japan Inc.実績 平均0.003~0.005秒/2020年7月現在の当社内処理速度(大口注文・回線速度などの条件で変動)
注文方法も27種類と豊富で、ワンクリック注文・全決済・ドテン注文などスキャルピング向きの機能が揃っています。
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JFX「MATRIX TRADER」の特徴
- スキャルピング取引を公認(短期売買による口座制限なしと明記)
- 1日の取引回数・新規数量に上限なし(ただし1回の最大発注数量や保有上限は通貨ペアごとに別途設定あり)
- 約定スピード最速0.001秒(平均0.003秒台)を達成※公式サイトに社内計測値を公開
- 取扱通貨ペアは41種、基本1,000通貨から(※一部高金利通貨は1万通貨~)
- 27種類の注文方法(クイック注文、IFD/OCO、IFO、決済pip差指定、FIFO注文など)
- 取引手数料・入出金手数料ともに無料(コストはスプレッドのみ)
- 法人名義の口座も開設可能(法人の最大レバレッジは通貨ペアごとの「為替リスク想定比率」に基づき各社が設定・週次見直し※されます。上限は会社・通貨で異なります。)
※Internet Initiative Japan Inc.実績 平均0.003~0.005秒/2020年7月現在の当社内処理速度(大口注文・回線速度などの条件で変動)
※ 法人の必要証拠金はFFAJが公表する「為替リスク想定比率」を少なくとも週1回更新し、各社がこれを踏まえ設定しています。
JFXはインターバンク直結の高い約定力に定評があり、社長自らがトレーダー目線で発信する情報も人気です。
またMT4口座も提供していますが、MT4は分析専用で発注は独自ツールから行う必要があります(EAは直接使えません)。

ヒロセ通商のグループ会社ということもあり、取引ツールやサービス面で共通点が多いです。
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OANDA Japan(オアンダジャパン)| MT4対応で実質スキャルOK

OANDA Japanは外資系(米系)の国内登録業者で、公式には「スキャルピング禁止」の記載がなく、MT4/MT5を使った自由な取引が可能です。
約定力にも定評があり、社内処理速度は平均0.02秒と安定しています。

取扱通貨ペアは主要通貨からマイナーまで合計33種類、fxTradeは最小1通貨、MT4/MT5は(東京サーバー)1,000通貨〜と最小単位がプランによって異なります。
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OANDA Japanの特徴
- 約款上スキャルピング制限なし(短時間取引やEAの禁止規定なし)※公式FAQより
- MT4・MT5対応(自動売買プログラムの利用も可能)
- 取扱通貨ペアは33種類、最小1通貨単位から取引OK
- 執行方式(NDD/DD)は開示していないが、人的ディーリングデスクを置かず自動で約定処理
- 取引手数料無料、入出金手数料無料(クイック入金対応)
- 法人名義の口座も開設可能(法人の最大レバレッジは通貨ペアごとの「為替リスク想定比率」に基づき各社が設定・週次見直し※されます。上限は会社・通貨で異なります。)
※ 法人の必要証拠金はFFAJが公表する「為替リスク想定比率」を少なくとも週1回更新し、各社がこれを踏まえ設定しています。
OANDAは元々海外でトレーダーから支持されてきたブローカーで、日本法人でもそのノウハウが活かされています。
公式に「スキャルピングOK」と謳ってはいないものの、利用規約上は制限なく自由度が高いのが特徴です。

ただしスプレッドは米ドル/円0.3銭〜など狭い水準ですが、市場急変時には変動する点には留意しましょう。
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スキャルピング黙認・条件付きの国内FX口座
続いて、「スキャルピングを禁止してはいないが、一定の条件下では取引を制限する」といったスタンスの口座です。
公式で明確にNGと謳っていないため一見自由に見えますが、約款の細則で過度な超短期売買が禁止行為とみなされるケースがあります。
これらの口座を使う場合、
- 手動で常識的な範囲のスキャルピングに留める※
- 同じ注文を高頻度に出しすぎない
- サーバーが混雑する指標発表直後に大量発注しない
※ 外為どっとコム=自動売買ツール禁止、短時間連続注文等は約款抵触/DMM=短時間または合理性に欠ける頻度の反復注文禁止/GMO=抽出条件該当時に取引制限
など、自衛策を取りながら利用するのが無難です。

それでは、主要な条件付き可の業者を見ていきましょう。
外為どっとコム「外貨ネクストNEO」|禁止明記なし(過度な負荷は禁止)

外為どっとコムは「スキャルピングは禁止していません」とFAQで明示しています。
同時に「短時間での連続注文等、システムの健全性を損なう行為はお控えください」との注意書きを掲載しており、サーバーに過度な負荷をかけるような取引は規制対象となります。

また約款上でも、自動売買ソフトの使用は禁止されています。
取扱通貨は30ペア(※RUB/JPYのみ1万通貨単位~)、最小取引は基本1,000通貨からです。
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外為どっとコム「外貨ネクストNEO」の特徴
- 公式見解として「スキャルピング禁止ではない」(ただし短時間の頻繁な発注はシステム上NG)
- 最小取引単位は1,000通貨(RUB/JPYのみ1万通貨〜)で少額取引に対応
- スピード注文・ドテン・全決済など秒単位の発注機能を標準装備
- 取交易手数料無料、クイック入金無料・出金手数料無料
- 法人名義でも利用可能(法人も約款の遵守義務は同じ)
外為どっとコムでは、板情報として社内他ユーザーの注文動向を可視化できる「外為注文情報」ツールを提供しており、短期売買の判断材料に活用できます。
一方で、短時間に成行注文を大量発注すると自動的に受付停止となる場合があるため注意しましょう。

ロスカット水準は通常50%(維持率)ですが、自分で任意設定も可能です。
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DMM FX|短期連続注文は約款NG(条件付きで手動のみ可)

DMM FXでは、公式にスキャルピング禁止とはアナウンスしていません。
つまり、あまりに高速・大量に注文を出し続けると規約違反となる恐れがあります。
取扱通貨ペアは21種類(※主要4通貨には1,000通貨単位のミニ口座もあり)、取引単位は基本1万通貨からです。
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DMM FXの特徴
- スキャルピング禁止の明言なし(ただし約款で過度な高速取引・自動売買を禁止)
- 取扱通貨ペアは21種類(米ドル/円など主要4ペアはミニ口座1,000通貨にも対応)
- 注文方法:成行、指値、逆指値、IFD/OCO、IFO、決済同時発注(FIFO)など基本機能を網羅
- 取引手数料無料、クイック入金手数料無料(※DMM側負担)、出金手数料無料
- 法人としても口座開設可(法人も約款上の禁止事項は同様)
DMM FXは口座数国内最大級の業者でスプレッドの狭さが魅力です(米ドル/円0.2銭原則固定など)。
ただし指標発表時や深夜早朝はスプレッド拡大や約定遅延も起こり得るため、スキャルピングでは経済指標カレンダーを意識した立ち回りが重要です。

ロスカット水準は証拠金維持率50%で即時強制決済、追証判定は100%未満で日次チェックというリスク管理になっています。
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SBI FXトレード|手動スキャルOK・自動売買は不可

SBI FXトレードは、「自動売買プログラムによる注文は不可」と公式に案内しており、自動系ツールは使えません。
しかし手動での超短期売買を禁止する文言は見当たらず、裁量でのスキャルピングは可能です。
通貨ペアは34種類と豊富で、取引ツールもPC版「RichClient NEXT」やスマホアプリが利用可能です。
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SBI FXトレードの特徴
- スキャルピング自体の禁止規定なし(ただし自動売買ツールの利用は禁止)
- 取扱通貨ペアは34種類、最小1通貨から取引可能(初心者が超少額で試せる)
- IFD/OCO/IFO/トレール注文など高度な発注方法に対応
- 取引手数料無料、クイック入金無料、出金手数料無料(※一定額未満の場合は出金手数料発生)
- 法人名義の口座も開設可能(法人の最大レバレッジは通貨ペアごとの「為替リスク想定比率」に基づき各社が設定・週次見直し※されます。上限は会社・通貨で異なります)。
※ 法人の必要証拠金はFFAJが公表する「為替リスク想定比率」を少なくとも週1回更新し、各社がこれを踏まえ設定しています。
SBI FXトレードは約定力も高く、ユーザーのスリッページ報告が少ない会社です。
ロスカットは維持率50%未満で発動し、判定は20秒おきに行われます。

他社に比べ強制ロスカット判定が細かい(リアルタイムに近い)ため、証拠金ギリギリで取引していると急変動時に不足金が発生しやすい点には注意しましょう。
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GMOクリック証券「FXネオ」|明確な禁止規定なし(過度な超短期売買に注意)

GMOクリック証券(FXネオ)も、明確なスキャルピング全面禁止とはしていません。
さらに、自動ロスカット時は10,000通貨あたり税込500円(1,000通貨あたり50円)」の手数料が発生する 〈2025/10/2時点 公式FAQより〉ため、ロット設計に注意が必要です。
取扱通貨ペアは20種類(+一部ラージ専用銘柄)、最小取引単位は1,000通貨(HUF/JPYやZAR/JPYなどは1万通貨~)です。
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GMOクリック証券「FXネオ」の特徴
- スキャルピング全面NGの明示なし(約款で特定条件下の取引制限を規定)
- 最小取引単位は0.1単位=1,000通貨(一部通貨は1万通貨~)
- 独自ツールで「スピード注文」(ワンクリック新規・決済・ドテン・全決済に対応)を提供
- 取引手数料無料、即時入金(クイック入金)無料、出金手数料無料
- 法人名義の口座も開設可能(法人の最大レバレッジは通貨ペアごとの「為替リスク想定比率」に基づき各社が設定・週次見直し※されます。上限は会社・通貨で異なります。)
※ 法人の必要証拠金はFFAJが公表する「為替リスク想定比率」を少なくとも週1回更新し、各社がこれを踏まえ設定しています。
GMOクリック証券はFX取引高で世界一になる月があるほど国内トップクラスの人気業者で、スプレッドも極狭水準です(米ドル/円0.2銭原則固定など)。
短期売買も広く行われていますが、あまりに短い秒スキャを反復すると取引制限がかかる可能性があるため、取引タイミングを分散させる・ロットを分割するなど工夫すると良いでしょう。

なおロスカットは維持率50%を下回ると即時執行され、発生時にはロスカット手数料(1万通貨あたり500円など)も請求される点には要注意です。
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【重要】海外所在(日本未登録)業者について|本記事の立場と注意喚起

以下は、日本居住者向けの注意喚起としての一般情報です。
大前提、日本で店頭FXサービスを勧誘・提供するには、金融商品取引業の登録が必要です。
日本に未登録の海外所在業者は、日本法上の監督や投資者保護の枠組み(広告規制、顧客資産の信託/分別管理、苦情処理・紛争解決[FINMAC]等)の適用外または対象外となります。
本記事は未登録業者の利用を推奨しません。
スキャルピングの可否や高倍率レバレッジ等の条件が相対的に寛容な例があるとしても、それ自体をもって利用を勧める趣旨ではありません。
主な留意点
- 登録の有無:取引を検討する前に、金融庁の登録一覧で当該事業者が登録済みか必ず確認してください。
- 資産保全スキームの相違:国内登録業者に義務づけられる信託保全・分別管理の仕組みや水準は、海外所在業者では国・業者により異なります。
- 紛争対応:日本の指定紛争解決機関(FINMAC)の対象外となり、現地法・現地裁判管轄・現地言語での対応が必要になる場合があります。
- 取引条件の変動:レバレッジ、ボーナス、スキャルピング可否、EA可否、約定方式等は事業者の裁量や市場環境で随時変更され得ます。表示スプレッドや約定品質(滑り・約定拒否等)の再現性にも限界があります。
- 広告・表示の見方:“原則固定”“最狭水準”などの表示は例外条件(相場急変、早朝・指標時の拡大等)を伴うのが通常です。提示条件・適用時間帯・数量区分・除外条件を一次情報で確認してください。

国内で禁止されているような取引でも自己責任で可能になる反面、トラブル発生時に日本の法律で保護されにくい点は押さえておく必要があります。
【Q&A】スキャルピングOKのFX口座の疑問に答える
そして、ここまでの内容やその他をまとめて、Q&A形式にしました。
終わりに|自分に合ったスキャルピング口座を選ぼう
スキャルピング可否はFX口座選びの重要なチェックポイントです。
特にスキャルピング初心者の方は「公式にスキャルピングOK」と明言している口座を選ぶことで、安心して短期売買の経験を積むことができます。
一方で経験豊富なトレーダーであれば、約款の範囲内であれば黙認される口座も駆使して、低スプレッドや高約定力を享受するといった戦略も考えられます。
いずれの場合も、事前に各社のルールや約款を十分に確認することが大切です。
「禁止されていない=無条件にOK」ではなく、条件付きの場合はどこまでが許容範囲か知っておかなければなりません。
また、スキャルピングを主軸にするなら複数の口座を並行活用するのもリスクヘッジになります。
最後に、スキャルピング向き口座を選ぶ際はスプレッドの狭さや約定能力、注文ツールの使いやすさにも目を向けてください。
どんなにスキャルが許可されていても、スプレッドが広すぎたり滑りまくったりする環境では勝ちにくいからです。

幸い本記事で紹介した口座は総じて短期取引に適した水準を維持しています。
それぞれの特徴を踏まえ、ぜひご自身のトレードスタイルに合った最適な口座を選んでください。
免責と注意喚起(国内レバ規制と海外業者の位置づけ)※2025年10月2日現在
本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。日本の店頭FX(個人)は、想定元本の4%以上の証拠金=最大25倍のレバレッジ上限の規制下にあります。法人は個人と異なり、通貨ペアごとに過去の相場をもとに算出される必要証拠金(=為替リスク想定比率)が適用されます。取引前に各社の最新ルールを必ず確認してください。
海外所在で日本に未登録の業者については、たとえ当該国でライセンスを持っていても、日本居住者向けに業として勧誘・提供するには日本での登録が必要です。無登録業者との取引は、出金不能や連絡不能等のトラブル時に追及が極めて困難である旨が政府機関から注意喚起されています。取引を検討する際は、金融庁の登録一覧で登録の有無を事前に確認してください。
紛争対応面でも差があります。国内の登録業者であれば、指定紛争解決機関(FINMAC)による苦情・あっせん等の手続が利用できますが、未登録の海外業者は原則として日本のADRスキームの対象外です。また、国内FXは顧客資産の信託/分別管理が制度上求められますが、未登録海外業者には日本法上の同等保護は及びません。