FX口座には〇〇がある!初心者向け口座の選び方と、有名口座の比較開設

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FXに興味はあるけれど、どの口座を選べばいいのか分からない・・・

少ない資金でも無理なく始められるFX会社はどこ?

そんな不安や疑問を抱えて、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

FXは少額から始められる資産運用の一つとして人気が高まっていますが、初めての口座選びは意外とハードルが高く、情報を調べるほど迷ってしまいがちです。

本記事では、「初心者でもリスクと特徴を理解しながら比較検討しやすくなるFX口座の選び方」という視点から、ポイントを整理して解説します。

取引の成功や損失回避を保証するものではなく、あくまで「判断材料を増やすためのガイド」としてお読みください。

特にリスクを抑えたい方や、最初の一歩がなかなか踏み出せない方に向けて、1通貨(約100円)から取引できるSBI FXトレード松井証券FXなど、編集部が条件を定めて選んだ9社の特徴・メリット・デメリットを分かりやすく比較します。

この記事を読めば、

  • あなたに合ったFX口座の選び方の考え方が分かる
  • 初心者でも使いやすい候補口座を自分で絞り込める
  • 今後のために「次に何をすればよいか」というアクションプランが描ける

といったことを目指せる内容です。

あとお

「どれを選んでも同じかな…」と何となくで決めてしまうと、後から「もっと合う口座があったかも」と感じることもあります。

ここで一度整理しておくことで、自分で納得して選べるスタートラインを一緒につくっていきましょう。

本記事で紹介するFX口座9社の選定基準

  • 日本国内で金融庁に登録されている金融商品取引業者が提供する店頭FX(個人向け)であること
  • 各社公式サイトでスプレッド・取引単位・取扱通貨ペア・サポート時間などの情報を公表していること
  • 2025年12月時点で、編集部が口座開設または公式情報によりサービス提供を確認できていること
  • 初心者でも少額から取引しやすい条件(1通貨または1,000通貨から取引可能など)や、学習コンテンツ・ツールに特徴があること

※上記の条件に合致する国内FX口座の中から、初心者の方が比較検討しやすいと編集部が判断した9社を編集部の責任でピックアップしています。ここに記載のない口座が劣っているという意味ではなく、また国内のすべてのFX口座を網羅した比較ではありません。

FXは元本保証ではありません。為替変動やスプレッド拡大、レバレッジ(国内個人は最大25倍・2025年12月時点)により、預託した証拠金を超える損失が生じるおそれがあります。必ず各社のリスク説明書や約款を確認し、生活資金とは切り分けた「余裕資金」で取引してください。

※本記事で取り上げている各社・各サービスの条件(スプレッド、スワップポイント、取引単位、サポート時間、キャンペーン内容など)は、編集部が2025年12月時点で各社公式サイト等の公表情報をもとに独自に整理したものです。国内のすべてのFX会社を網羅した比較ではないため、実際のお申し込み前には、必ず各社の最新の「取引説明書」「スプレッド一覧」「サポート案内」等をご自身でご確認ください。

最終更新日:2025年12月18日(掲載している条件・数値はこの時点の各社公表情報をもとにしています)

目次

【結論】タイプ別・FX初心者に向いた候補口座

まずは細かい比較の前に、「自分はどんな始め方をしたいのか」をざっくり決めてしまうと、口座選びが一気にラクになります。

タイプ別の候補まとめ(2025年12月時点)
(各社公式サイトの公表情報をもとに編集部が独自に整理したものです)

  • とにかくリスクを抑えて、数百円〜数千円から練習したい
    SBI FXトレード松井証券FX(1通貨から取引OK)
  • スマホだけで、シンプルに始めたい
    LINE FXDMM FX
  • 情報をしっかり読みながら勉強していきたい
    外為どっとコム松井証券FX
  • ツール重視・チャート分析もしっかりやりたい
    GMOクリック証券(FXネオ)みんなのFX
  • スワップ(金利差)も意識して運用したい
    GMO外貨(外貨ex)みんなのFX
  • メガバンクグループの安心感も重視したい
    三菱UFJ eスマート証券FX

※ここでの「おすすめ」は、取引条件やツール・サポート体制などをもとにした編集部の主観的な評価です。すべての方にとって最適であることを保証するものではありません。

ここまで読んだら、まずやること

  • ① 上のリストから「自分に近いタイプ」を1〜2つ選ぶ
  • ② 気になる口座を2〜3社まで絞る
  • ③ この記事の後半で、それぞれの「最小取引単位」「スプレッド」「アプリの使いやすさ」をチェック

そのうえで、「まず1社で小さく始める → 慣れたら2〜3社目を試す」くらいの感覚で考えておけば十分です。

最初から「一生使う1社」を決める必要はありません。

FX初心者が口座選びで重視すべきポイント

初めてFX口座を開設する際、「具体的に何を基準に選べばいいのか分からない…」という方も多いでしょう。

そこで、初心者が口座を選ぶときにチェックしたいポイントを6つに整理しました。

あとお

全部を完璧に満たす必要はありませんが、「この6つにどこまで◎を付けられるか?」という目線で見ると、後悔しにくい口座選びにつながります。

取引単位(最低取引数量)

「取引単位」とは、FX取引の最小売買単位のことです。

会社ごとに「1通貨」「1,000通貨」「10,000通貨」など決められており、この単位が大きいほど一度の取引に必要な資金も大きくなります。

取引単位が10,000通貨なら最低でも数万円規模の資金が必要ですが、1通貨なら数百円程度から取引可能です。

必要資金のざっくり計算方法

米ドル/円レート110円レバレッジ25倍で取引する場合、取引単位ごとの必要資金は以下の通りです(あくまでイメージです)。

  • 1通貨・・・必要資金 約4.4円:110(1ドルの対価となる円)÷25(レバレッジ25倍)
  • 1,000通貨・・・必要資金 約4,400円:110÷25×1,000
  • 10,000通貨・・・必要資金 約44,000円:110÷25×10,000
  • 必要証拠金の目安は「約定レート×取引数量÷レバレッジ」。ロスカット水準(各社の証拠金維持率)次第で、実際に用意しておきたい余裕資金は変わります。

※ここでの数値は分かりやすくするための一例です。実際の必要資金や証拠金は、各社のレート・レバレッジ・ロスカットルールなどによって変わります。

このように、取引単位が小さいほど少額の資金で始められます。

そのため、大きな金額の取引は不安な初心者の場合、取引単位が「1通貨~1,000通貨」のFX会社を候補に入れると心理的なハードルをかなり下げられます。

あとお

SBI FXトレード松井証券FXでは1通貨から取引でき、数百円程度の資金でFXの発注画面や値動きを実際に体験できます。

まずはこうした「最小ロットが小さい口座」で、「勝ち負けより操作や値動きに慣れる」つもりで試すのも一つの方法です。

取引コスト(スプレッド・手数料)

現在、多くのFX会社は取引手数料が無料となっており、取引手数料そのものを気にする必要は、以前に比べると小さくなっています。

その代わりに実質的なコストとなるのがスプレッド(売値と買値の差)です。

スプレッド=買値と売値の差

FXでは「通貨を買う時の値段(Ask)」「売る時の値段(Bid)」が少しだけ異なります。

この差額が「スプレッド」と呼ばれる指標で、例えば「ドル円」の取引時に

  • 買う時:151.00円
  • 売る時:150.99円

となっていると、この場合のスプレッドは0.01円(=1銭)となります。

スプレッドは会社によって異なり、狭い(小さい)ほど取引コストが安くなります。

多くの会社が「米ドル/円0.2銭(原則固定・例外あり)」などと公表しており、通常時はその水準に近いスプレッドで取引できますが、重要指標の前後や早朝などは一時的に大きく広がる点には注意が必要です。

(例:GMOクリック証券のFXネオでは、米ドル/円0.2銭は原則「9:00〜翌3:00」など、コアタイムが決まっています・2025年12月時点)

※「原則固定・例外あり」とは、通常は一定水準を目安としつつ、相場急変時や流動性が低い時間帯などには一時的にスプレッドが拡大する場合がある、という意味です。表示スプレッドの条件や提供時間帯は必ず各社の公式サイトで確認してください。

実際のイメージとして、米ドル/円のスプレッドが「0.3銭」の会社で1万通貨取引すると、コストは約30円です。

これが「0.1銭」の会社ならコストは約10円で済み、1万通貨ごとに20円の差が生まれます。コツコツ取引するほど、この差はじわじわ効いてきます。

あとお

塵も積もれば大きな差になるため、「自分がよく触りそうな通貨ペア」のスプレッドが、主要なオンラインFX会社の中でどの程度の水準かは必ずチェックしておきましょう。

後半で紹介している9社は、各社が公表している通常時の米ドル/円スプレッドが、2025年12月時点の各社公式情報を比較した範囲で、相対的に狭い水準にあると編集部が判断した口座です。

スワップポイント(金利差調整額)

スワップポイントとは、通貨間の金利差調整によって発生する、毎日の「受け取り」または「支払い」のことです。

金利の高い通貨を買って保有すれば毎日スワップポイントを受け取れることがありますが、逆に金利の低い通貨を買うと支払う必要があります。

スワップポイント=2つの通貨の“金利差”で生まれるチップ

FXで取引されるそれぞれの通貨には国の「金利」があり、その差(=金利差)で毎日もらえる/払うお金が「スワップポイント」です。

例えば、日本円(金利:ほぼゼロ)トルコリラ(金利:比較的高めの通貨)を取引すると、

トルコリラを買って日本円を売ると、「金利が高いトルコリラを持っている」ので、毎日少しずつお小遣い(スワップポイント)がもらえるイメージです。

少しややこしいですが、イメージとしては、

  • 「高金利」=「その通貨・国が不安定(リスク)だから、お金を集めるために金利を高くしている」という側面がある
  • もしスワップポイントがなかったら、「安全な通貨で資金だけ用意して、高金利通貨の利息だけもらう」という不公平な状態になる
  • そのリスクとリターンのバランスをとるために、FXではスワップポイントという仕組みがある

と考えると分かりやすいかもしれません。

もしスワップポイントがないと、「円から高金利通貨を買って放置すれば絶対得する」状態になってしまい、高金利通貨を発行する国の中央銀行がリスクだけを背負うことになります。

あとお

スワップは日々変動し、通貨ペアやポジション(買い・売り)によっては、受け取りと支払いが逆転することもあります。

同じ通貨ペアでもFX会社によって水準が異なるため、高金利通貨の運用を考えているなら、最新のスワップカレンダーを公式サイトで必ず確認しましょう。

例えばGMO外貨(外貨ex)は、主要通貨から高金利通貨まで、公式サイト上で「高スワップ」や「狭いスプレッド水準」などを特徴として打ち出しています。

一般的にも、スワップポイントが比較的高めの水準である口座として紹介されることが多いサービスです(2025年12月時点の公表情報ベース)。

※スワップポイントやスプレッドの水準は日々変動します。ここでの記載はあくまで2025年12月時点の各社公表情報をもとにした編集部の整理であり、将来の水準を保証するものではありません。

同様にみんなのFXLIGHT FX(トレイダーズ証券)は、一定期間・対象通貨ペアを限定した「高金利通貨のスワップNo.1チャレンジ」といったキャンペーンを実施しています。

これらは高金利通貨のスワップを積極的に強化している口座として知られています(内容・期間は各社のキャンペーン条件によります)。

取引ツール・スマホアプリの使いやすさ

初心者にとって取引ツールの使いやすさもとても大切です。

操作が直感的で分かりやすいツールならミスが減り、落ち着いて取引に集中できます。

特に最近はスマホで取引する方も多いため、スマホアプリが快適かどうかは必ずチェックしたいポイントです。

例えばLINE FXは、「普段使い慣れたLINEの延長で使える」とされるスマホ特化型サービスです。

口座開設手続きもLINE連携でスムーズ、経済指標の通知をLINEアプリで受け取れるなど、スマホ中心で動きたい人にとっての手軽さが魅力です。

一方、GMOクリック証券(FXネオ)はPC・スマホ合わせて複数の高機能ツールを提供しており、本格的な分析からワンタップ発注まで柔軟に対応できます。

さらに、デモ取引にも対応しているので、実際のお金を使う前にツールの操作に慣れたい人の練習用としても活用しやすいです。

このように各社でツールの特色はさまざまです。

操作性や機能性に定評のある口座を選べば、初心者でも迷わず取引に慣れていきやすくなります。

情報提供サービス・学習コンテンツ

初心者がFXを上達するには、口座から提供されるマーケット情報や学習コンテンツも重要です。

経済ニュースやレポート、相場見通しなど情報量が豊富な会社を選べば、取引の参考になるだけでなく、市場への理解も深まりやすくなります。

あとお

各社のウェブサイトや公式YouTube等で無料セミナーや勉強記事が用意されている場合も多いので、「学びながら取引したい」という方は情報発信に積極的な口座を候補にすると安心感があります。

外為どっとコムは情報提供に力を入れている老舗FX会社です。

24時間体制のマーケット速報ニュースはもちろん、初心者向けの解説コンテンツやトレード戦略の動画、トレーダーのインタビュー記事まで、情報コンテンツが充実しています。

初心者向けの基礎解説から、ステップアップ向けのトレード手法の解説まで揃っており、「情報量と質」を重視するなら有力な候補です。

また、松井証券FXのように専属アナリストが在籍し、初心者向けの市況解説動画を週数回配信している会社もあります。

動画や図解で学びたい方は、こうしたサービスもチェックしてみてください。

サポート体制と信頼性

最後に、サポート体制会社の信頼性も見逃せません。

初心者ほど分からないことやトラブルが起きがちなので、問い合わせ対応がしっかりしている会社だと心強いです。

電話やチャットで気軽に相談できる環境か、サポートの対応時間は長いかなどを確認しましょう。

例えば外為どっとコムは月〜金7:00〜23:00の電話サポートを提供しており(2025年12月時点)、「何かあればすぐ電話で聞ける」という安心感があります。

一方、松井証券FXも月〜金7時~24時まで電話・チャット対応しており、仕事終わりの時間帯でも相談しやすい体制です。

初心者の方は、上記6つのポイントを総合的にチェックし、自分の重視する条件に合うFX口座を選んでいきましょう。

初心者向けコンテンツが豊富なところ

スマホアプリの操作性が優れているところ

など、人それぞれ優先事項は異なります。

あとお

まずは自分が何を重視したいかを整理し、それに合致する口座を「候補」として選ぶことが、納得感のある第一歩につながります。

資金の分別管理/信託保全

国内FX業者(金融商品取引業者)は、顧客資産の金銭信託などによる区分管理(いわゆる「信託保全」)が義務化されています。

ただし、価格急変時などには清算や返還に時間を要する場合もあり、「必ず元本が戻る仕組み」ではないため、あくまで余剰資金で取引することを強くおすすめします。

※信託保全は、為替変動などによる損失を補償する制度ではありません。業者の信託設定の内容や相場状況によっては、返還額が預託額を下回る可能性もゼロではない点に注意しましょう。

初心者が比較検討しやすいFX口座9社の比較

それでは、ここまでの基準も踏まえて初心者の方が候補として検討しやすいと編集部が判断したFX口座9社を比較・紹介していきます。

まずは今回取り上げる9社について、主要スペックをまとめた比較表をご覧ください(2025年12月現在の例)。

あとお

ここに載せているスプレッドは、各社が公表している通常時の基準値(原則固定・例外あり)です。

実際の取引時には市況によって変動するので、エントリー前にアプリ上の最新レートを必ず確認してください。

スクロールできます
FX会社      米ドル/円スプレッド最小取引単位取引手数料スマホアプリ情報提供サポート
SBI FXトレード0.18銭(注文数量1~100万通貨までの基準値・原則固定/例外あり・2025年11月実績)1通貨無料○ (標準的)○ (レポート・指標カレンダー等)○ (平日 日中中心)
松井証券FX0.2銭(原則固定/例外あり)1通貨◎ (高機能・安定)◎ (初心者向けコンテンツ充実)◎(平日7~24時)専用フリーコールあり
三菱UFJ eスマート証券FX0.2銭(ミニ/原則固定・例外あり)1,000通貨(ミニ)○ (スマホ・PCアプリあり)○ (ニュース・マーケット情報)○ (電話・メール・チャット/平日8:00~16:00)
DMM FX0.2銭(原則固定/例外あり・コアタイム9:00~翌5:00)10,000通貨(ミニ通貨ペアは1,000通貨)◎ (高機能・直感操作)○ (初心者向けコラム)◎ (電話・LINE 等/平日8:30~21:00)
外為どっとコム0.2銭(原則固定/例外あり・9:00~翌3:00目安)1,000通貨○ (標準的)◎ (情報コンテンツが充実)◎ (平日 7:00~23:00/電話・チャット)
GMOクリック証券0.2銭(原則固定/例外あり・9:00~翌3:00)0.1取引単位(=1,000通貨)※1◎ (PCツール多数)○ (必要十分)○ (平日8:00~17:00)
GMO外貨(外貨ex)0.2銭(原則固定/例外あり・8:00~翌3:00)1,000通貨※2◎ (軽快で便利)○ (標準的)○(問い合わせフォーム・よくある質問/平日8~17時目安)
LINE FX0.2銭(原則固定/例外あり)1,000通貨※3◎ (初心者に易しい)○ (初心者向けコンテンツ・解説記事など)○(問い合わせフォーム/平日9~17時)
みんなのFX0.15銭(LIGHTペア・原則固定/例外あり)~1,000通貨※4○ (TradingView搭載)◎ (高金利通貨情報に力を入れている)○ (平日8~18時/電話・フォーム)
最終更新:2025年12月時点 ※スプレッドはいずれも「原則固定(例外あり)」の通常時基準値です。実際のスプレッドは市場状況・時間帯・各社キャンペーン等により変動します。

※1 但し、ハンガリーフォリント/円・南アフリカランド/円・メキシコペソ/円は10,000通貨単位。
※2 南アフリカランド/円・トルコリラ/円・メキシコペソ/円・人民元/円・香港ドル/円の最低取引単位は10,000通貨です。
※3 HUF/JPY のみ 10,000 通貨から取引可能。
※4 HUF/JPY および HUF/JPY LIGHT は 10,000 通貨より取引可能。
※スプレッドは2025年12月時点の各社公表値の一例であり、ここに記載した以外のスプレッド設定・通貨ペアもあります。

※本表は、2025年12月時点で各社公式サイト等が公表しているスプレッド・取引単位・サポート時間などの情報をもとに、編集部が独自に整理したものです。調査対象は本記事で紹介している9社であり、国内のすべてのFX会社を網羅した比較ではありません。条件は予告なく変更される場合がありますので、実際の取引前には必ず各社公式サイトの最新の「取引説明」「スプレッド一覧」「サポート案内」等をご確認ください。

各社とも取引手数料は無料で、スマホ・PCから手軽に取引できます。

スプレッドは上記の通り僅差で、編集部が2025年12月時点で主要なオンラインFX数社の公表値を比較した範囲では、本表で取り上げた9社はいずれも相対的に狭い水準にあると判断しています(編集部調べ/すべてのFX会社を網羅した調査ではありません)。

それでは、ここからは

  • 各社の特徴
  • 初心者におすすめしやすいポイント
  • 留意すべき点(デメリット・注意点)

を個別に見ていきましょう。

SBI FXトレード|1通貨取引にいち早く対応した、少額スタート派が候補にしやすいサービス

SBIFXトレードのイメージ
引用元:公式サイト
スクロールできます
項目内容
米ドル/円スプレッド0.18銭(注文数量1~100万通貨/原則固定・例外あり、2025年11月実績)
最小取引単位1通貨
取引手数料無料
スマホアプリ○(標準的)
情報提供○(指標カレンダー・ニュース等)
サポート○(平日 日中中心/問い合わせフォーム・電話)

SBI FXトレードは、SBIグループのFX専業会社です。

日本国内で早期から1通貨単位取引に対応した口座として知られており、少額からFXを試したい人の候補として挙げられることが多い口座です。

全34通貨ペアが1通貨単位から注文可能で、資金や経験に合わせて柔軟に取引量を調整できます。「まずは1ドルだけ買ってみる」といった小さな取引も行えます。

あとお

米ドル/円の通常スプレッドは、2025年11月の実績ベースで0.18銭(1~100万通貨)が基準値※とされています。

「少額で始めたいけど、スプレッドもできるだけ抑えたい」というニーズに、バランスよく応えているスペックと言えます。

※相場急変時などは拡大する場合があります。最新状況は公式サイトを確認してください。

メリット

  • 1通貨から取引可能で、数百円レベルの少額資金からリスクを抑えてスタートしやすい。
  • スプレッドは主要オンラインFX各社と比較しても相対的に狭い水準(編集部調べ/2025年11月時点の各社公表値ベース)。
  • 経済指標カレンダーやレポートなど、基本的な情報ツールは一通り揃っている。
  • オリコン顧客満足度の『FX取引 初心者』部門で複数年にわたり1位を獲得しており、初心者からの評価が高いとされている。

※オリコン顧客満足度調査「FX取引 初心者」部門:調査主体 株式会社oricon ME。2025年調査時点でSBI FXトレードが6年連続第1位(2019~2024年度)。調査対象や評価項目等の詳細はオリコン公式サイトをご確認ください。

デメリット・注意点

  • 上級者向けの超高機能チャートや自動売買など、ツール面では専門特化口座に比べるとややシンプル。
  • 日中メインのサポート時間帯のため、深夜に電話相談したい人にはやや物足りない。
あとお

「FXははじめてで、まずは1通貨から練習したい」という方には、候補に入れやすい1社です。

いきなり大きく稼ぐというより、「負けても痛くない金額で、操作と値動きに慣れる」という目的で選ぶとイメージしやすいでしょう。

松井証券FX|1通貨から&レバレッジ1倍も選べる!リスクを抑えて始めたい人向きの老舗口座

松井証券FXのイメージ
引用元:公式サイト
スクロールできます
項目内容
米ドル/円スプレッド0.2銭(原則固定・例外あり)
最小取引単位1通貨
取引手数料無料
スマホアプリ◎(高機能・安定)
情報提供◎(初心者向けコンテンツ充実)
サポート◎(平日7~24時/専用フリーコール・チャット)

松井証券FXは、ネット証券大手の松井証券が提供するFXサービスです。

最大の特徴は「1通貨(約100円)から取引可能」な点で、これは業界でも数少ないメリットとなっています。

さらに、レバレッジ1倍コースも選択できるため、高レバレッジが怖い初心者でも「ほぼ外貨両替に近い感覚」で、値動きの感覚をつかむ練習がしやすいのが特徴です。

あとお

取引コストも抑えられており、米ドル/円スプレッドは0.2銭(原則固定・例外あり)。

加えて、2025年時点で30通貨ペア前後に対応し、100円(1通貨)からの自動売買サービスも用意されています。

メリット

  • 最小1通貨から取引でき、少額資金でFXを始められるため初心者にも検討しやすい。
  • レバレッジ1倍コースが選べるので、「まずは低リスクで為替の勉強をしたい」人にも向きやすい。
  • 専属アナリストによる市況解説動画や学習コンテンツが豊富で、「学びながら取引できる」環境。
  • 平日7:00〜24:00の電話サポートなど、サポート時間が長く困ったときに相談しやすい。

デメリット・注意点

  • 利用には松井証券の証券総合口座の開設が必要で、FX専業口座に比べると最初の手続きがやや多い。
  • デモトレードに対応しておらず、練習には実際の少額取引が必要。

三菱UFJ eスマート証券FX|MUFGグループのブランド+1,000通貨からの少額デビュー

三菱UFJ eスマート証券FXのイメージ
引用元:公式サイト
スクロールできます
項目内容
米ドル/円スプレッド0.2銭(ミニ/原則固定・例外あり)
最小取引単位1,000通貨(ミニ)
取引手数料無料
スマホアプリ◎(スマホ・PCアプリあり)
情報提供○(ニュース・マーケット情報)
サポート○(電話・メール・チャット/平日8:00〜16:00)

※取引単位は「ミニ:1,000通貨」「通常:1万通貨」「大口:10万通貨」の3コース(南アフリカランド/円・ハンガリーフォリント/円など一部通貨は例外あり)。

三菱UFJ eスマート証券FXは、MUFGグループの三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)が提供する店頭FXサービスです。

最小1,000通貨から取引できるので、「いきなり大きな金額は怖い…」という初心者でも、リスクを抑えながらFXの値動きや注文操作に慣れていきやすいのが特徴です。

あとお

スマホでもPCでも使えるうえに、慣れてきたらシステムトレード(自動売買)の作成・バックテストまで試せるのが“強み”です。

「少額で始めて、将来的には自動売買にもチャレンジしてみたい」という方にとって、ステップアップしやすい環境と言えます。

メリット

  • 最小1,000通貨から取引でき、少額で練習しながら始めやすい。
  • 米ドル/円0.2銭(ミニ・通常時)など、主要通貨でコストを抑えやすい。
  • スマホアプリ・PCアプリが用意されており、チャート分析〜発注までスムーズ。
  • MUFGグループの一員であり、ブランド面の安心感を重視する人にも検討しやすい。

デメリット・注意点

  • 最小取引は1,000通貨のため、「1通貨から超少額で」という人にはやや不向き。
  • 通貨ペア数は30ペア前後で必要十分だが、マイナー通貨を幅広く触りたい人には物足りない可能性も。
  • サポート対応時間が平日8:00〜16:00と、日中メインな点は要注意。

\少額&低コストでFXを試してみたい方へ/

DMM FX|口座数が多く、アプリ&サポートが充実した大手サービス

DMMFXのイメージ
引用元:公式サイト
スクロールできます
項目内容
米ドル/円スプレッド0.2銭(原則固定/例外あり・コアタイム9:00〜翌5:00)
最小取引単位10,000通貨(ミニ通貨ペアは1,000通貨)
取引手数料無料
スマホアプリ◎(高機能・直感操作)
情報提供○(初心者向けコラム・オンラインセミナー)
サポート◎(電話・LINE・チャット/平日8:30〜21:00)

DMM FXは、口座開設数が多い国内のFXサービスの一つです。

狭いスプレッドと使い勝手の良いアプリで、初心者から中上級者まで幅広く利用されています。

あとお

スマホアプリはチャート分析機能が豊富で、ワンタップ発注にも対応。外出先でもストレスなく取引しやすい設計です。

また、電話・メール・LINE・チャットボットなど、問い合わせ窓口も多彩で、サポート面の安心感を重視したい方にも向いています。

メリット

  • 米ドル/円0.2銭など低いスプレッド水準で、通常時の取引コストを抑えやすい。
  • 高性能スマホアプリ&PCツールで、本格的なチャート分析やスピード発注に対応。
  • 電話・LINE・チャットと問い合わせ窓口が豊富で、初心者も質問しやすい。
  • 口座開設+取引量に応じたキャッシュバックなどキャンペーンが豊富(2025年12月時点)。

デメリット・注意点

  • 通常通貨ペアの最小取引単位が1万通貨のため、「数千円だけで試したい」超少額派には向きにくい。
  • 情報コンテンツは一通りあるが、「学習コンテンツの量」で選ぶなら外為どっとコムなどの方がより充実している。
あとお

「スプレッドの狭さとツールの使いやすさを両立させたい」「電話や LINE で気軽に質問したい」という方に候補としておすすめです。

ある程度まとまった金額を動かしたい方や、スマホ中心で本格トレードをしたい方と相性が良い口座です。

外為どっとコム|情報コンテンツが充実!初心者にうれしい解説が豊富な老舗FX会社

外為ドットコムのイメージ
引用元:公式サイト
スクロールできます
項目内容
米ドル/円スプレッド0.2銭(原則固定/例外あり・9:00〜翌3:00目安)
最小取引単位1,000通貨
取引手数料無料
スマホアプリ○(標準的)
情報提供◎(解説コンテンツが豊富)
サポート◎(平日7:00~23:00/電話・チャット)

外為どっとコム(正式名称:株式会社外為どっとコム)は、FX業界で長年の実績を持つ老舗の一つです。

マーケット情報と解説コンテンツが充実しており、公式サイトの「外貨ネクストネオ」関連コンテンツや「マネ育チャンネル」では

  • 24時間ニュース配信
  • 初心者向けコラム、オンラインセミナー
  • トレード解説やインタビュー

など多彩なコンテンツが提供されています。

肝心の取引スペックも優秀で、米ドル/円スプレッドは0.2銭(原則固定・例外あり)と、通常時のコストを抑えやすい水準です。

最小取引単位は1,000通貨で、目安として1万円台から取引を始められます。

あとお

取扱通貨ペアは30ペア以上と豊富で、高金利通貨やマイナー通貨にも幅広く対応しています。

メリット

  • 情報提供力が高く、市場動向を学びながら取引したい初心者には心強い。
  • スプレッドが安定して狭く、主要通貨やクロス円も低コストで取引しやすい。
  • 月〜金7:00〜23:00の電話サポートがあり、「困ったらすぐ電話したい」スタイルと相性が良い。

デメリット・注意点

  • 最小取引単位が1,000通貨のため、「まずは1通貨から」という超少額派には不向き。
  • 情報が豊富な反面、初心者には「どこから読めばいいのか」迷うこともあるので、最初は基礎解説を中心に絞って読むのがおすすめ。

GMOクリック証券(FXネオ)|ツールとコストのバランスが良い、総合力重視の人向け口座

GMOクリック証券のイメージ
引用元:公式サイト
スクロールできます
項目内容
米ドル/円スプレッド0.2銭(原則固定/例外あり・9:00〜翌3:00)
最小取引単位1,000通貨※1
取引手数料無料
スマホアプリ◎(PCツール多数)
情報提供○(必要十分)
サポート○(平日8:00~17:00)

※1 但し、ハンガリーフォリント/円・南アフリカランド/円・メキシコペソ/円は10,000通貨単位。

GMOクリック証券は、FXだけでなく株式やCFDなども扱う総合ネット証券です。

主力サービスの「FXネオ」は、取引コストの安さとツールの使いやすさのバランスの良さから、多くのトレーダーに選ばれています。

米ドル/円スプレッドは原則0.2銭と抑えられ、他の主要通貨ペアも狭い水準のスプレッドが設定されており、約定力(注文の通りやすさ)にも定評があります。

最大の強みは充実した取引ツール群

  • PC向け高機能チャート「プラチナチャート」
  • スピード発注ツール「はっちゅう君」
  • スマホアプリ「GMOクリック FX」

など、複数のツールが用意されており、自分のスタイルに合った環境で取引できます。

あとお

特にスマホアプリはテクニカル分析や発注機能が充実していて、移動中でも本格トレードが可能です。

FX自体がまったく初めての方には少し機能が多く感じるかもしれませんが、「少額で始めつつ、将来的に本格的にやっていきたい」という人には長く使える口座です。

メリット

  • スプレッドが比較的狭く、取引コストを抑えやすい。
  • 高機能ツールが充実しており、「ツール重視」のトレーダーからの支持が厚い。
  • FX以外にも株やCFDなど幅広い商品を1社でまとめて扱える。

デメリット・注意点

  • 最小取引単位は1,000通貨のため、「1通貨から超少額で」という人には向かない。
  • サポートは平日昼間(8:00~17:00)が中心で、夜間に電話相談したい人にはやや不便。

GMO外貨(外貨ex)|高水準スワップも魅力!総合力重視派に向きやすいバランス型口座

GMO外貨のイメージ
引用元:公式サイト
スクロールできます
項目内容
米ドル/円スプレッド0.2銭(原則固定/例外あり・8:00〜翌3:00)
最小取引単位1,000通貨※2
取引手数料無料
スマホアプリ◎(軽快で便利)
情報提供○(標準的)
サポート○(問い合わせフォーム・よくある質問中心/電話窓口は2024年8月で終了)

※2 南アフリカランド/円・トルコリラ/円・メキシコペソ/円・人民元/円・香港ドル/円の最低取引単位は10,000通貨です。

GMO外貨(外貨ex byGMO)は、旧YJFX!(Yahoo!系FXサービス)を継承した口座で、現在はGMOインターネットグループが運営しています。

主要スペックが全体的に整っており、低コストから高金利通貨のスワップまで、バランス良く利用できる総合力が魅力です。

米ドル/円スプレッドは0.2銭、ユーロ/円0.4銭、ポンド/円0.9銭と人気通貨ペアは狭いスプレッド設定(いずれも原則固定・例外あり)。

スワップポイントについても、メジャー通貨からトルコリラ/円や南アランド/円などの高金利通貨まで、全体として高めの水準を目指した設定となっています(2025年12月時点の公表情報ベース・日々変動あり)。

あとお

取扱通貨ペア数は24種類で主要通貨はひと通り網羅。

ツール面では、サクサク動く高性能スマホアプリや、PC向けにウィジェット風表示も可能な取引ツールなど、操作性にも優れています。

メリット

  • スプレッド・スワップ・ツールの全てが一定水準以上で、総合力に優れるFX口座。
  • 高金利通貨のスワップ運用を意識した設計で、長期でコツコツ運用したい人にも魅力的。
  • 取引ツールはスマホ・PCともに快適で、初心者でも操作に慣れやすい。

デメリット・注意点

  • 一部の高金利通貨ペアでは最小取引単位が1万通貨となるため、少額で試す場合はロットに注意。
  • 2024年8月に電話サポートが終了し、問い合わせフォーム・FAQ中心のサポート体制になっている。
  • 大きな欠点は少ないものの、「超初心者向け」や「超上級者向け」に特化した尖った特徴はやや少なめ。

LINE FX|スマホ世代に使いやすい!LINEからサクッと始められる初心者向けFX

LINEFXのイメージ
引用元:公式サイト
スクロールできます
項目内容
FX会社LINE FX
米ドル/円スプレッド0.2銭(原則固定/例外あり)
最小取引単位1,000通貨※3
取引手数料無料
スマホアプリ◎(初心者に易しい)
情報提供○(初心者向けコンテンツ・解説記事)
サポート○(問い合わせフォーム/平日9~17時)

※3 HUF/JPYのみ10,000通貨から取引可能。

LINE FXは、コミュニケーションアプリ「LINE」が提供するFXサービスです(運営会社:LINE証券)。

LINEの証券サービスは終了しましたが、FXサービスとしての「LINE FX」は2025年時点でも継続しており、LINEアプリから告知やキャンペーン情報が配信されています。

LINEアプリと連携して口座開設ができ、取引条件も初心者に優しくて米ドル/円スプレッドは0.2銭(原則固定・例外あり)と低コスト。

あとお

取扱通貨ペアは主要15ペア前後とシンプルですが、最小取引単位は1,000通貨からで、比較的少額ではじめられます。

経済指標や相場急変時の通知をLINEでタイムリーに受け取れる機能もあり、「アプリを開き忘れていた」というミスを減らしやすいのも嬉しいポイントです。

メリット

  • スマホアプリの操作性が高く、初めてでも迷いにくいシンプルなUI。
  • LINE連携により、経済指標アラートや約定通知などをLINEで受信できる。
  • 取引手数料は無料で、スマホ中心の生活スタイルと相性が良い。

デメリット・注意点

  • デモトレードに対応しておらず、練習には実際の少額取引が必要。
  • 情報ツールや分析機能はシンプルで、本格的なテクニカル分析をしたい人には物足りない可能性。
  • 電話サポートはなく、問い合わせフォーム中心のサポートとなる。

みんなのFX|狭いスプレッドと高水準スワップを両立させたい人向けのハイスペック口座

みんなのFXのイメージ
引用元:公式サイト
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項目内容
米ドル/円スプレッド0.15銭(LIGHTペア・原則固定/例外あり・8:00〜翌5:00など)~
最小取引単位1,000通貨※4
取引手数料無料
スマホアプリ○(TradingView搭載)
情報提供◎(高金利通貨情報に力を入れている)
サポート○(平日8~18時/電話・フォーム)

※4 HUF/JPYおよびHUF/JPY LIGHTは10,000通貨より取引可能。

みんなのFXはトレイダーズ証券が提供するFXサービスで、スプレッドとスワップの両方にこだわったハイスペックな口座として人気です。

主要通貨のスプレッドは、オンラインFXの中でも狭い水準を目指した設定(例:米ドル/円0.2銭・LIGHTペアでは0.15銭など・原則固定/例外あり)でありながら、高金利通貨のスワップポイントも高めの水準を目指している点が特徴です。

取引単位は1,000通貨からで、初心者にも利用しやすい設定です。

TradingViewがそのまま使える

みんなのFXは、世界的に人気のチャートツール「TradingView」をプラットフォームに搭載していることも大きな魅力です。

通常は有料プランで利用するような高機能チャートを、口座専用ツールとして使えるため、テクニカル分析にこだわりたい人にとって大きなメリットとなります。

あとお

通貨ペア数は30ペア以上と豊富で、新興国通貨のニュース配信など情報提供にも力を入れています。
「スプレッドもスワップも、チャートも全部こだわりたい」という人には有力候補と言えるでしょう。

メリット

  • 通常時の主要通貨ペアのスプレッドが狭く、短期売買のコストを抑えやすい。
  • スワップポイントは高金利通貨で高めの水準を目指しており、短期売買から長期運用まで対応。
  • 追加料金なしでTradingView搭載のプロ仕様チャート分析が利用できる。

デメリット・注意点

  • スプレッドは基本的に狭いが、市場急変時には拡大することがあるため、「常に0.15銭」とは限らない。
  • サポートは平日8:00~18:00が中心で、夜間に電話相談したい人には向きにくい。

【Q&A】FX初心者向け口座選びの疑問に答える

ここまでの内容を、よくある質問に沿ってQ&A形式で整理します。

FX初心者はどの口座を選ぶべき?

「できるだけリスクを抑えて始めたい」という方は、1通貨から取引できる「SBI FXトレード」や「松井証券FX」など、少額から始めやすい口座を候補にすると検討しやすいです。

まずは1通貨〜1,000通貨の小さなロットで、注文操作と値動きの感覚に慣れるところから始めてみるとよいでしょう。

FXの最小取引単位はどのくらいがいい?

初心者には1通貨〜1,000通貨の取引単位が、心理的にも資金的にも始めやすいケースが多いです。

SBI FXトレードや松井証券FXなら1通貨から、みんなのFXや外為どっとコムなら1,000通貨からと、少額で始められます。

FX取引でかかる費用は?

多くの口座は取引手数料無料で、実質的なコストは「スプレッド」が中心です。

スプレッドが狭いほど取引コストは低く抑えられるので、自分がよく触りたい通貨ペアのスプレッドを必ず確認しましょう。併せて、スワップポイントやロスカットルールなどもチェックしておくと安心です。

スワップポイントってなに?

スワップポイントは通貨間の金利差で発生する、毎日の「受け取り」または「支払い」です。

高金利通貨を買って保有すると受け取れることがありますが、同時に通貨自体の値下がりリスクもあります。「スワップだけを見て選ばない」ことも大切です。

スマホだけでFXはできる?

はい、できます。

多くのFX会社がスマホアプリを提供しており、LINE FXやDMM FX、GMOクリック証券などはスマホ操作に力を入れています。最初は「スマホでチャート確認+成行注文」くらいのシンプルな使い方から始めると、迷いにくくなります。

初心者でも情報は手に入る?

はい。

外為どっとコムや松井証券FXなどは、学習コンテンツやマーケット情報が非常に充実しており、「基礎から学べる記事+動画」が多数用意されています。最初は基礎講座や用語集から読んでいくのがおすすめです。

サポート体制が手厚いFX会社はどこ?

松井証券FXや外為どっとコムは、電話・チャットなどのサポート時間が長く、初心者でも安心して質問しやすい体制です。

コストパフォーマンスを重視するなら、どんな観点でFX会社を選べばいい?

「コスパ」の感じ方によって答えは変わりますが、スプレッドの狭さ・スワップ水準・ツールの使いやすさの3点をセットで見ると比較しやすくなります。

スプレッドやスワップといった数字面に加えて、アプリの使い勝手や学習コンテンツの有無も含めて、自分が重視したいポイントを整理したうえで比較してみてください。

初心者でもできる自動売買はある?

はい、あります。

松井証券FXなどは、100円(1通貨)程度から自動売買ツールを試せるため、初心者でもリスクを抑えて体験しやすいです。

ただし、自動売買もれっきとした投資なので、「ほったらかしで絶対勝てる」というものではありません。まずは少額で仕組みを理解しながら使いましょう。

編集部が総合力で候補に挙げやすい口座は?

「これが絶対No.1」と断定することはできませんが、GMOクリック証券(FXネオ)は、スプレッド・ツール・商品ラインナップなど、複数の観点をバランスよく重視したい方にとって候補に挙げやすい口座です。

そのうえで、超少額スタートならSBI FXトレード/松井証券FXといったように、目的に応じて使い分けるのが現実的です。

税金はどうなっているの?

個人の店頭FXの利益は、「先物取引に係る雑所得等」として申告分離課税20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)がかかります(2025年12月時点)。

年間の損益を自分で計算し、条件に応じて確定申告が必要になります。最新の税制や具体的な申告手続きについては、国税庁サイトや税務署・税理士などの専門家に確認してください。本記事の説明はあくまで概要であり、個別の税務アドバイスではありません。

まとめ:初心者に合ったFX口座で、ムリのない第一歩を

FX初心者におすすめしやすい口座を9社ご紹介しました。

改めて、ざっくりまとめると次のようなイメージです。

  • 「とにかくリスクを抑えて少額で始めたい」
    ・・・1通貨取引ができる SBI FXトレード松井証券FX
  • 「サポートもアプリも充実した大手がいい」
    ・・・DMM FX
  • 「情報をたくさん集めながら勉強したい」
    ・・・外為どっとコム松井証券FX
  • 「スマホで手軽に取引したい」
    ・・・LINE FX
  • 「高機能ツールを使いこなしたい」
    ・・・GMOクリック証券みんなのFX
  • 「総合力で選びたい!」
    ・・・GMO外貨三菱UFJ eスマート証券FX
  • 「コスト重視で攻めたい」
    ・・・みんなのFX

大切なのは、「世の中で一番良い口座」を探すことではなく、「自分にとって無理なく続けられる口座」を選ぶことです。

この記事を読んだあとにやること(To Do)

  • 本文中のタイプ別おすすめから、自分に近いタイプを選ぶ
  • 気になる口座を2〜3社まで絞り、公式サイトで最新のスプレッド・スワップ・キャンペーン・サポート時間を確認する
  • 最初の1社で口座開設し、1通貨〜1,000通貨の小さなロット&低めのレバレッジで実際に取引してみる
  • 慣れてきたら、必要に応じて2社目・3社目も開設し、自分に合う環境を整えていく

本記事の比較や各社の特徴を参考に、ぜひあなたにとって続けやすいFX口座を見つけてください。

適切な口座を選び、無理のない資金とレバレッジでスタートすれば、初心者でもリスクを把握しながらFX取引を始めやすくなります。ただし、元本割れや元本を超える損失リスクがなくなるわけではないことは、常に忘れないようにしましょう。

あとお

健全なリスク管理のもと、まずは小さく始めて経験を積み、FXの世界を少しずつ学びながら取り入れていきましょう。

皆さんのトレーダーデビューが、納得感のある良い一歩になることを願っています。

免責事項

本記事は、一般的な情報提供を目的として編集部が独自に作成したものであり、特定の金融商品・サービスの勧誘や投資助言を意図するものではありません。ここで取り上げたFX口座や条件(スプレッド、スワップポイント、取引単位、キャンペーン内容など)は、2025年12月時点の各社公表情報をもとに記載しており、将来の投資成果や利益を保証するものではありません。

FX(外国為替証拠金取引)はレバレッジの利用等により、預託した証拠金を上回る損失が発生するおそれのあるハイリスク商品です。取引を行う際には、各社が提供する契約締結前交付書面・取引約款・リスク説明書・税金に関する説明等を必ず確認し、ご自身の判断と責任において、生活資金とは切り分けた余裕資金でお取引ください。

本記事の情報に基づいて読者の方が被ったいかなる損失についても、当方では一切責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。また、税金に関する記載は2025年12月時点の一般的な概要であり、個別の税務アドバイスではありません。具体的な税務上の取扱いについては、必ず国税庁の公表情報や税務署・税理士等の専門家にご相談ください。

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この記事を書いた人

編集部のFX運用担当。兼業FXトレーダーで日中は会社員として働きながら、夜や早朝にトレードを行う。
相場の波に乗れず損をすることもあるが、年間を通してサラリーマンの給料分はしっかり稼いでいる。堅実な資金管理と冷静なトレードを心がけ、無理なく続けられるFXスタイルを追求中。
初心者にもわかりやすい情報発信をモットーに、実体験を交えた記事を執筆している。

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