住宅ローンのボーナス払いは利用すべき?メリットとデメリット、繰り上げ返済との違いなどを徹底解説

  • URLをコピーしました!

※当サイトのリンクの中には広告が含まれます。

このサイトの本文はCC BY 4.0で自由に引用・転載できます。

出典リンクとライセンス名を明示してください。

この記事でわかること
  • 住宅ローンのボーナス払い(ボーナス併用払い)の仕組み
  • ボーナス払いと繰り上げ返済の違い
  • ボーナス払いのメリット/デメリット、注意すべきリスク
  • ボーナス払いが向いている人向いていない人
  • 申込前に確認すべき条件(上限、変更可否、手数料など)
  • 返済が苦しくなったときの対処法

憧れのマイホームを購入したとしても、住宅ローンで毎月の生活が圧迫されてしまっては残念です。

毎月の返済額を減らす方法として、ボーナス払いがあります。検討はしているものの、本当にボーナス払いを選んでよいのか、疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ボーナス払いが住宅ローン返済にどのように影響するのか、具体例を交えて整理します。また、繰り上げ返済との違いもあわせて紹介します。

時間がない人向け:本記事の結論

  • ボーナスが安定していて毎月返済を下げたい場合、ボーナス払いは選択肢になります。
  • 収入やボーナスが変動しやすいなら、ボーナス払いの割合を抑えるか、繰り上げ返済で調整するほうが無難です。
  • ボーナス払いは、住宅ローンの『総返済額を減らす』ためというより、毎月の返済額を調整するための方法です。
    ※利息は条件によって増減するため、必ずシミュレーションで比較してください。
  • ボーナス払いを選ぶかどうかは、『毎月の返済とボーナス月の負担のバランスをどう取りたいか』で判断するのがおすすめです(利息の増減は金利や期間などの条件によって異なります)。
  • 上限・変更可否・手数料は商品や金融機関で異なるため、記事中のチェックリストに沿って条件を確認してください。

本記事は2026年1月時点の一般情報であり、個別の借入判断の助言ではありません。金利・手数料・税制・商品条件は変更されることがあるため、契約前に必ず各金融機関の公式説明書面や国税庁などの最新情報を確認してください。

目次

住宅ローンのボーナス払いとはなにか

住宅ローンのボーナス払いとは通常、年2回のボーナスを利用した返済方法です。

通常の毎月返済額に加えて、夏と冬の年2回はボーナスを見込んだ所定の返済額を設定します。

同一の借入金の返済額を、毎月分とボーナス月の増額分に“配分”するイメージです。

ボーナス払いの特徴は、毎月の返済額が抑えられることと、ボーナス払い月の返済額が大きくなることです。

ボーナス月は「毎月の支払い」に「ボーナス時払い」が上乗せされるため、ボーナス払いの割合を慎重に決めないと、返済が苦しくなる恐れがあります。

繰り上げ返済との違い

毎月返済とは別に大きな額を返済する点は、「繰り上げ返済」と近いものがあります。違いは次のとおりです。

比較項目ボーナス払い繰り上げ返済
返済時期年2回など契約時に設定任意のタイミング
返済額原則固定手元資金に応じて決定
家計の柔軟性低い(固定の負担が残る)高い(余裕があるときだけ実行)
手数料なし(返済計画に組み込み)金融機関・手続き方法で異なる(ネット手続きが無料の例もあります)

※繰り上げ返済は返済の自由度が高い一方、手数料や取扱条件は金融機関・手続き方法によって異なります。ネット手続きが無料の例もあるため、契約中(または申込予定)の金融機関の公式案内で確認してください。

ボーナス返済

  • 借入当初から年2回のボーナス返済を設定
  • 返済時期と返済額は固定される

繰り上げ返済

  • 任意のタイミングで行える
  • 原則として手元資金の額に応じて、返済金額を決められる
  • ただし、支払いのたびに手数料がかかることがある

定期的に繰り上げ返済できる場合でも、返済の柔軟性(任意のタイミングで止められるか)や、利息が発生する残高の減り方は異なります。どちらが家計に合うかは、ボーナスの変動可能性と、毎月負担をどこまで固定したいかで比較してください。

繰り上げ返済の方が返済の自由度が高いので、定期的に繰り上げ返済できるタイプの方ならばボーナス払いだけでなく繰り上げ返済を検討してもいいでしょう。

ボーナス払いと「ボーナスで繰り上げ返済」どちらを選ぶ?

迷ったときは、次のように考えてみてください。

ボーナス払いが向きやすいケース

  • 毎年一定程度のボーナスが見込める
  • 毎月の返済額を少しでも下げて、月々の家計を安定させたい
  • 計画的にボーナスを住宅ローンに充てる習慣をつけたい

ボーナスで繰り上げ返済が向きやすいケース

  • ボーナスの額が年によって変動しやすい
  • 子どもの教育費や旅行など、ボーナスの使い道を柔軟に調整したい
  • 余裕がある年だけ多めに返したい

どちらか一方に決める必要はなく、「ボーナス払いは控えめに設定しつつ、余裕がある年だけ繰り上げ返済も行う」方法もあります。

ボーナス払いは何割まで?利用状況と具体例

ボーナス払いを利用している方の状況や支払いの具体例を見ていきます。

ボーナス払いの状況

返済全体に占めるボーナス払いの割合の上限は、商品・金融機関によって異なります。

上限は商品ごとに異なります。例としてフラット35では、ボーナス払いの割合は融資額の40%以内と案内されています。ほかの商品では上限や計算単位が異なるため、申込先の公式説明で確認してください。[1][8]

5,000万円を借り入れした場合、ボーナス返済割合が40%なら、2,000万円がボーナス払い分となります。ただし、ボーナス払いには注意点があるため、上限いっぱいまで設定する前に、ボーナスが減額・不支給になった場合でも返済を継続できるか(貯蓄で補えるか)を試算し、無理のない割合にとどめるのが無難です。

なお利用実態について、MFSのアンケート調査(2020年、住宅ローン返済中の30~50代男女481名)では、ボーナス返済を選択している人は34.7%、ボーナス払いを選択したことを後悔している人は13.2%とされています(調査時期はコロナ影響下である点に留意してください)。

民間調査の参考値ですが、ボーナス払い利用者を対象にした調査で『不安を感じている』と回答した割合が約8割と報告されています。[13]
※調査主体・対象・設問・実施時期・方法により結果は変わるため、参考情報として扱ってください。

ボーナス払いの“安全ライン”

ボーナス払いの上限いっぱいまで使ってしまうと、ボーナスが減ったときの家計のダメージが大きくなります。あくまで一つの目安ですが、次のようなラインを意識しておくと安心です。

  • ボーナス月の住宅ローン返済額は、手取りボーナスの50%以内に収めることを一つの目安にする。[14]
    ※上記の“安全ライン”は、ボーナス不支給・減額も起こり得る前提で『ボーナスがゼロでも家計が回る』ことを同時に満たすための上限設計です。[15]
  • もしボーナスがゼロになっても、毎月返済と生活費が家計で回るかどうかを、事前に試算しておく。
  • ボーナス払いが返済額は、まずは20%未満から試算し、家計の耐性に応じて調整する。[13]

※商品ルールの上限(例:フラット35は借入希望額の40%以内)と、家計の安全目安(手取りボーナスの50%以内)は別物なので、両方を同時に満たす前提で設計します。

これらはあくまで一般的な目安であり、最適な割合は世帯構成や貯蓄額、今後のライフプランによって変わります。シミュレーション結果と家計の状況を照らし合わせながら、無理のない範囲で設定してください。

参考: 株式会社MFS「【調査レポート】「新型コロナウイルスによる、住宅ローンボーナス返済への影響」に関するアンケート調査結果公開

具体的な数字を確認したい場合は、後述の 住宅ローンのボーナス払いをシミュレーションする3ステップ の手順に沿って、ご自身の条件で試算してみてください。

ボーナス払いの具体例

「8,000万円」の借り入れを行うケースで具体例を見ていきます。

ボーナス払い「無し」の場合と、ボーナス払いの割合が「10%」「20%」の場合で、返済額がどの程度変わるのでしょう。

  • 借入額 8,000万円
  • 適用金利 2%(全期間固定金利)
  • 返済期間 35年
ボーナス払いの割合(額)0%
(なし)
10%
(800万円)
20%
(1600万円)
毎月返済額265,010円238,509円212,008円
ボーナス払いの額159,462円318,925円

※本表はフラット35のシミュレーション出力を参考にした概算例です。金利タイプ、事務手数料、保証料、団体信用生命保険の取扱い、税金・諸費用等は商品により異なり、総コストは変動します。必ず申込予定先の公式シミュレーションと見積りで確認してください。

ボーナス払いとすることで、毎月の返済額はかなり抑えられますが、その分ボーナス払いの月の負担は大きくなります。

特にボーナス払いの割合を20%とした場合、ボーナス払いだけで30万円を超えます。

もし何らかの理由でボーナスがなくなると、返済が一気に難しくなる可能性があります。

ボーナス払いのメリット/デメリットと利息への影響

改めて、ボーナス払いのメリットとデメリットを確認します。

メリット

毎月の返済額を抑えられるため、日々の生活にゆとりを持てます。

特に、もともと年収に占めるボーナスの割合が高い方にとってはメリットが大きいといえます。

ボーナス払いは、毎月の返済負担を下げて家計の月次キャッシュフローを整えたい場合に有効です。
※借入可能額や条件は金融機関の審査基準によります。

デメリット

デメリットは、次の2つがあります。

1.利子負担の増加

ほかの条件が同じであれば、ボーナス返済を併用する方が利子負担が大きくなる可能性があります。これは、ボーナス払い分が年2回の支払いとなり、元金の減り方が異なるためです。

ボーナス払い分は半年間元金が減りにくく、残高に応じて利息が計算されるため、同じ借入額・金利・期間でも、ボーナス払いを増やすほど元金の減り方が緩やかになり、返済総額(元金+利息)が増える可能性があります。[15]
※本記事の利息額は、【フラット35】シミュレーションが出力する『総返済額(元金+利息)』から借入元金を差し引いて算出しています(同一条件で比較)。[10]

前章と同様の条件でボーナス払いを併用した場合、総返済額に占める利子額は次のとおりです。ただし差の大きさは、金利や返済期間、ボーナス割合などの条件で変わります。この記事の数値例はあくまで一例として捉えてください。

スクロールできます
ボーナス払いの割合(額)0%(なし)10%(800万円)20%(1600万円)
利息額(総返済額−借入元金)約3,130万円約3,133万円約3,136万円

上記の場合、ボーナス払い「0%」と「20%」の場合で、差額は約6万円です(同一条件でのシミュレーション結果にもとづく比較です)。[10]

上記の差額は一例であり、金利・返済期間・ボーナス割合・手数料等の条件によって利息差は大きく変わります。差が小さく見える場合でも、家計の変動リスクとあわせて総合的に判断してください。

また、ボーナス払いを併用する場合も、返済期間を短縮させれば、利子負担を抑えることが可能です。

先と同じ条件で、「ボーナス払いなし」「返済期間35年」と「ボーナス払い(割合20%)」「返済期間30年間」を比べると、ボーナス払いを併用したときの方が利子負担は抑えられます。

ボーナス払いの割合0%(なし)20%(1,600万円)
返済期間35年30年
利息額(総返済額−借入元金)約3,130万円約2,651万円

2.返済リスクの増加

ボーナス払いを検討する際に特に注意したいのは「返済リスク」が高まることです。

というのも、ボーナスは会社からの評価で支給額が増減する可能性があるほか、業績や経営方針の転換によって制度自体が廃止されるケースもあります。

ボーナスの支給条件を就業規則で確認することや、勤務先の先輩等に、ボーナスが業績でどの程度変化するのかを聞いておくといいでしょう。

また、返済月にも注意が必要です。ご自身のボーナス支給月と、住宅ローン契約におけるボーナス払い月が一致しないこともあります。

ボーナス払いの設定は、一般的なボーナス支給時期に合わせて、6ヵ月周期となることが多いです。例えば、「7月と1月」「6月と12月」のような設定です。

しかし、勤務先のボーナス月は勤務先の規定によるので6ヵ月周期ではないかもしれません。

ボーナス払いが向いている人/向いていない人のチェックポイント

ボーナス払いはリスクがありますが、うまく取り入れれば毎月の生活にゆとりを持たせることや、返済期間を短くすることが可能です。

実際にボーナス払いをおすすめできるのは次のような人です。

毎月の返済に余裕があり、余裕分を貯めておける

仮にボーナスがカットされたときでも、貯めておいた余裕分をボーナス返済に回すことで、返済リスクを抑えることができます。

もともと自己資金に余裕がある

仮にボーナスがカットされたときでも、自己資金をボーナス返済に回すことで、返済リスクを抑えることができます。

勤務先が安定している人

資本の大きな企業や不況の影響を受けにくい企業に勤めている方や、公務員の方であれば、ボーナスカットのリスクは少ないです。

ただし、先行き不透明な時代なので、ボーナスを過信しないことが前提です。

転職や独立願望の少ない

転職や独立は一時的に収入が減ることが予測され、返済のリスクが高くなります。

ボーナス払いが向いていない人

  • ボーナスの金額が年によって大きく変わりやすい方
  • 転職・独立・働き方の変更などで収入が変わる可能性がある方
  • 家計の余裕が小さく、ボーナスが減った場合の補填資金を確保しにくい方

ボーナス払い開始前の最終チェックリスト(上限割合・税金・手数料・途中でやめられるか)

契約前チェックリスト(確認項目だけ)

  • ボーナス払いの上限(割合・金額)
  • ボーナス払いの変更可否(減額・取りやめ、回数制限、手続き条件)
  • 繰り上げ返済の手数料(ネット/店頭で違いがあるか)
  • ボーナス支給月とボーナス返済月が一致しているか(返済予定表で確認)
  • 最悪ケース(ボーナスが出ない想定)でも返済が回るか(家計で試算)
    ※住宅ローン控除は、契約上の返済期間が10年以上であること等が要件です。繰上返済で返済期間を短縮しても、最初の返済月から最終返済月までの期間が10年以上であれば控除の対象となり得ますが、短くしすぎると対象外になる場合があります。制度の内容や適用要件は見直されることがあるため、最新の国税庁の情報を確認し、最終的な判断は税理士等の専門家にご相談ください。[12][11]

補足:繰り上げ返済はネット手続きが無料の例もあるため、手続き方法と条件を公式案内で確認してください。[2][3][4]

ボーナス払いを選ぶ際は、リスクに備えて余裕を持った割合を設定することが重要です。

そこでボーナス払いの割合を設定する際のポイントを紹介します。

また、慎重に考えてボーナス払いを選択しても、想定外の事態で返済が苦しくなることもあるでしょう。そのため、返済が苦しくなったときの対処法も確認します。

住宅ローンのボーナス払いをシミュレーションする3ステップ

  1. ボーナス払い「なし」と「あり」で、毎月返済額・ボーナス月返済額・年間合計を比較する
  2. ボーナス月の支払額が、手取りボーナスの50%以内に収まるか(それ以上になっていないか)を目安に確認する[14]
  3. ボーナスがゼロでも払えるか(家計の耐性)を試算する

ボーナス払い選択時に考えること

ボーナスを住宅ローンに充てる意味を考える

ボーナスの使い道を確認します。ボーナスのうち一定額は住宅ローン返済に回ることになりますが、家計に影響がないかシミュレーションします。

例えば旅行や家電の買い替え、もしくは想定外の慶弔費などが毎月の給与で賄えないときは、ボーナスが活躍します。

ご自身の家計においてボーナスの必要性が高いほど、ボーナス払いの割合を低くしなければなりません。

働き方の変化やライフステージの変化を想定する

転職や独立の意思がなくとも、ゆとりのあるライフスタイルのために週休3日制を選択することや、子どもが増えることで短時間勤務を選択することが考えられます。

また、親世代の介護やご自身の心身の不調などによって働く時間が制限されることもあるかもしれません。

ライフステージの変化による収支の変化も織り込んだうえで、余裕を持ったボーナス払いの割合を設定しなければなりません。

ボーナス払いが苦しい・続けられないときの対処法と相談の流れ

ボーナス払いを設定していて返済が苦しくなったときは、我慢して払い続けるのではなく、早めに対策を取ることが重要です。

一般的な流れとして、次のようなステップで検討すると状況を整理しやすくなります。

1.家計と貯蓄の状況を整理する

まずは家計簿や通帳を確認し、「毎月どれだけ赤字が出ているのか」「ボーナス月はどれくらい足りないのか」「使える貯蓄はいくらあるのか」を把握します。

ここで数字を整理しておくと、金融機関にも相談しやすくなります。

2.借入先の金融機関に相談する

自己資金や日々のやりくりでは対応が難しいと感じたら、早めに借入先の金融機関に相談します。

ボーナス払いの減額や取りやめ、毎月払いのみへの変更、返済方法の変更(ボーナス払いの減額・取りやめ、返済期間の変更等)は、商品・金融機関により取扱いが異なり、審査の結果希望に添えない場合もあります。まずは借入先の窓口に早めに相談してください。

【フラット35】では、ボーナス払い月の変更や「毎月払いのみ」への変更などが案内されています。

3.必要に応じて借り換えも検討する

ほかの金融機関へ借り換えることで、ボーナス払いなし・返済期間の延長などを組み合わせ、毎月の返済額を抑えられる場合があります。

ただし、借り換えには諸費用がかかることや、金利水準によってはメリットが出にくいこともあるため、シミュレーションで比較しながら慎重に判断してください。

4.場合によっては売却も検討

ボーナスが今後も回復しない見込みで、条件変更や借り換えでも返済のメドが立たない場合は、マイホームの売却も検討します。

売却代金で住宅ローンを完済し、より負担の小さい住まいに住み替えることで、家計の立て直しにつながることもあります。

売却を検討する際は、できるだけ早い段階で不動産会社や専門家に相談し、有利な条件になるよう動くことが大切です。

MIYABI

住宅ローンの返済を何度も滞納すると、最終的には競売などで住まいを手放さざるを得ない事態につながるおそれがあります。

「このままでは支払いが難しいかもしれない」と感じた段階で、できるだけ早く借入先の金融機関や専門家に相談することが、家計とマイホームを守るうえで大切です。

よくある質問(FAQ)

住宅ローンのボーナス払いは途中でやめられますか?毎月払いだけに変更できますか?

変更可否は商品・金融機関で異なります。例として【フラット35】は「併用→毎月払いのみ」「ボーナス払い月の変更」「内訳変更」などの返済方法変更メニューが案内されており、審査のうえ手続きできます(手数料はかかりません)。詳しくは本文中の ボーナス払いが苦しい・続けられないときの対処法と相談の流れ で確認してください。

ボーナス払いの上限は一律で40〜50%と決まっているのですか?

一律ではありません。金融機関・商品で異なります。

例としてフラット35系で「融資額(借入金額)の40%以内」と明記している案内があり、商品によっては50%の例もあります。契約前に公式FAQや商品説明で確認してください。[6][7]

ボーナス支給月と返済月(引き落とし月)は必ず一致しますか?

一致しないことがあります。返済月は契約条件で決まるため、返済予定表で確認し、ズレる場合は家計に無理がないか試算してください。[1]

ボーナスが減った/出なかった場合、返済はどうなりますか?

返済は免除されないため、家計や貯蓄から補填が必要です。難しい場合は早めに借入先へ相談し、(該当する場合は)返済方法変更の可否を確認してください。

「ボーナス払いは得」は本当ですか。利息は増えますか?

毎月返済を下げられる一方で、利息差は金利・返済条件・ボーナス割合で変わるため一概には言えません。

迷う場合はシミュレーションで比較してください。

ボーナス払いと繰り上げ返済はどっちがいいですか?

家計の変動が大きい場合は、任意のタイミングで実行できる繰り上げ返済のほうが調整しやすいです。毎月返済を下げる目的が強く、ボーナスが安定している場合はボーナス払いも選択肢になります。

繰り上げ返済の手数料は必ずかかりますか?

金融機関・手続き方法で異なります。

インターネット手続きは無料の例がある一方、条件が付くケースもあるため、公式案内で確認してください。[2][3][4][5]

ボーナス払いを選ぶ人は多いですか?後悔する人はいますか?

民間アンケートの参考値ですが、MFSの調査(2020年、住宅ローン返済中の30〜50代男女481名)では、ボーナス返済を選択している人は34.7%、後悔している人は13.2%と報告されています(調査年・対象に依存します)。

シミュレーションはできますか?

住宅金融支援機構は、返済条件の変更・一部繰上返済等を試算できる『返済方法変更シミュレーション』を提供しています。[9]

あわせて借入先金融機関のシミュレーションでも確認すると確実です。

リスクも把握したうえでボーナス払いも検討しよう

毎月の返済額を減らしたいならボーナス払いは有効な選択肢です。

ただ、安易に選択すると、後で後悔することになるかもしれません。あらかじめリスクを知って、ボーナスカットやボーナス廃止といったケースに備えられるようにしておくといいでしょう。

勤務先のボーナス額が変動する可能性が大きい場合は、繰り上げ返済も検討するといいでしょう。

ボーナス払いや繰り上げ返済をうまく活用して、住宅ローンを確実に返済していきましょう。

住宅ローンで後悔する原因って?|セカンドライフ応援協会「えんがわ」

60代以上の高齢者へ向けて、将来の不安解消となる情報を発信しています。 終活を始め、老後の住宅問題、資産、老後の出会いなど、充実したセカンドライフの過ごし方をサポート!

参照・脚注一覧

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

住宅ローンアドバイザー&不動産投資家として25年以上の経験を持つ、不動産領域の頼れるナイスミドルのライター。
FP1級や宅建、住宅ローンアドバイザー資格を活かし、無理なく返せるローンの選び方から不動産の最新市況までを分かりやすく解説。
自身は持ち家と賃貸物件を1つずつ保有しており、長く安心して返済できる知識を発信している。

目次