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「ちばぎんアプリ」が進化 ライフイベントを見える化する新機能が登場

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“ちばぎん”こと千葉銀行は、スマートフォンアプリ「ちばぎんアプリ」に新機能を追加しました。

追加されたのは、「公金受取口座登録」「デジタル通帳切替」「ライフプランシミュレーション」の3機能です。

とりわけ注目すべきは、ライフプランシミュレーション機能

これまで“家計簿アプリ”や“資産管理アプリ”といった断片的な“見える化”が主流でしたが、千葉銀行は「人生そのものの設計」をスマホ上で完結させるという新しいステージを切り開きました。

多様化するライフイベントに合わせ、自分の目標と資産形成の道筋を一目で把握できるという、まさに「未来を描くツール」と呼ぶにふさわしい機能です。

目次

新機能①:給付金もスムーズに「公金受取口座登録」

児童手当や年金といった給付金を受け取る際に利用できる「公金受取口座」をアプリ上で登録可能になりました。

本人確認はマイナンバーカードを使った公的個人認証で完結し、これまで必要だった通帳の写し添付や口座記入の手間を省けます。

「申請から受取までのプロセスをスマホひとつで完了できる」という利便性は、これからの行政サービスと銀行機能の融合を象徴する一歩といえるでしょう。

新機能②:紙をなくし、管理をラクに「デジタル通帳切替」

「デジタル通帳」機能は紙の通帳に代わる形で、アプリ上で残高照会や入出金履歴の確認ができるようになりました。

紛失や盗難のリスクがなく、ペーパーレス化による環境配慮にもつながります。

銀行取引の基本を「スマホ中心」に置くことが当たり前になる時代、環境負荷の低減とセキュリティ強化を両立させた点は評価に値します。

新機能③:人生の可視化を叶える「ライフプランシミュレーション」

最も革新的なのが、人生設計をサポートする「ライフプランシミュレーション」機能です。

年収や生活費といった情報を入力するだけで、将来の収支や貯蓄推移を自動で試算

詳細な金額が分からなくても統計値で補完でき、誰でも簡単に未来の資産状態を可視化できます。

さらに、ライフイベントを登録できる「目標カード」では、結婚・住宅購入・旅行などの大きなイベントを年齢ごとに整理。

「イベント表」にはオリジナルの年表が生成され、人生の節目ごとに貯蓄が足りているかを一目で確認できます。

目標を数値化して「見える化」することで、将来への備えがより現実的に感じられるのが魅力です。

3つの可視化ポイントで“未来”を設計

ライフプラン画面は以下の3構成で設計されています。

  • 収入と支出グラフ:将来の家計推移をグラフ化し、夫婦合算でも表示可能。
  • キャッシュフロー表:年齢ごとの収支・貯蓄を横スクロールで一覧。
  • アドバイス機能:同年代との比較やデータに基づくアドバイスを提供。

単なる「シミュレーション」ではなく、「自分自身の行動変化」を促す仕掛けが緻密に設計されています。

これこそ、金融とUX(ユーザー体験)が融合した次世代型の資産形成支援といえるでしょう。

ライフデザインの民主化へ

千葉銀行は「便利」と「安心安全」を両立させたデジタルサービスの拡充に取り組み続けています。

銀行アプリはこれまで「残高確認のためのツール」でしたが、今後は「人生を可視化するプラットフォーム」へと進化する可能性を感じます。

特に、多様化する働き方や家族構成の中で、「自分の将来像をデータで描く」ことは、資産管理だけでなく生き方設計の基盤にもなります。

編集後記

「ちばぎんアプリ」が掲げるのは、“地域に寄り添うエンゲージメントバンク”という理念。

今回の新機能は、単なる金融サービスの拡充ではなく、利用者一人ひとりの「未来を見える化する」支援策といえます。

スマホひとつでライフイベントを整理し、資産形成の道筋を確認できる体験は、これからの人生設計をもっと軽やかに、そして確実にしていく大きな一歩になるでしょう。

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この記事を書いた人

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