iDeCoは、老後資金を計画的に用意できる注目の制度。
これから始めようと考えているものの、どの金融機関で口座を開設すべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
さまざまな金融機関でiDeCoの口座を開設できますが、中でもおすすめなのが証券会社です。
証券会社は取扱商品が豊富で、手数料も比較的安い傾向にあるため、コスト負担を抑えられます。
今回は、iDeCoの口座を開設するときにおすすめの証券会社を6社厳選してご紹介します。
各社のおすすめポイントや選ぶ際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
iDeCo商品 | 取扱本数おすすめな人 | おすすめポイント | 公式サイト | |
39本 | 大手かつ人気があるところで始めたい人 | ・加入者数No.1 ・商品ラインナップが豊富 ・人気のeMAXIS Slimシリーズが7本 | 詳細を見る | |
35本 | 楽天ユーザー | ・楽天ポイントが貯まる ・証券資産と年金資産を1つのIDで管理できる ・サポート体制が厚い | 詳細を見る | |
34本 | ゆっくりと相談してじっくり決めたい人 | ・事前予約で店舗相談可能 初心者向けの商品が多め ・コールセンター対応時間が長い | 詳細を見る | |
27本 | AppleやAmazonなど米国株式投資をしたい人 | ・「NASDAQ100指数」に連動するiDeCo商品が買える ・人気のeMAXIS Slimシリーズが6本 ・サポート体制が厚い | 詳細を見る | |
40本 | 迷ったらまずはここ | ・業界最多準のラインナップ ・人気のeMAXIS Slimシリーズが11本 ・ポイントサービス対象 | 詳細を見る | |
26本 | auユーザー | ・Pontaポイントがもらえる ・auユーザーはポイントが2倍 ・サポート体制が厚い | 詳細を見る |
iDeCo開設におすすめの金融機関6選!あなたに合った金融機関は?
iDeCoの口座開設を検討している方に、おすすめの証券会社を6社、厳選してご紹介します。
SBI証券
口座管理料(月額) | 0円 |
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取扱投資信託数(2024年11月時点) | 39本 |
ネット証券の中でも大手のSBI証券は、iDeCoの加入者数No.1という実績を誇ります。
商品のラインナップが非常に豊富で、低コストのインデックスファンドから、リスクを取りたい方向けのアクティブファンドまで幅広く揃えている点が特徴です。
自分の投資スタイルに合わせて選択肢が多いのは大きなメリットでしょう。
また、iDeCo加入者専用のサポートサービスやオンラインセミナーが充実しており、初心者でも不安なくスタートできる体制が整っています。
投資信託の運用コスト(信託報酬)が低い商品も多く、長期投資で複利効果を狙う方にとって有力な選択肢となるでしょう。
\加入者数No.1&充実サポート!/
楽天証券
口座管理料(月額) | 0円 |
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取扱投資信託数(2024年11月時点) | 35本 |
楽天証券は、楽天証券口座と年金資産を1つのIDで管理できる利便性が魅力です。
楽天ポイントとの連携や、投資信託残高に応じてポイントが貯まる仕組みなど、“お得”と“投資”を掛け合わせたい方にうれしいサービスが充実しています。
さらに、iDeCo初心者向けのウェブセミナーやコンテンツが定期的に開催・更新されており、投資に関する疑問や不安を解消しながら始められる点も大きなメリット。
たとえば、楽天グループのサービスを日常的に利用している方なら、ポイント活用も含めて効率よく老後資金を準備できるでしょう。
還元率も侮れません。
\楽天経済圏にいる人におすすめ!/
野村証券
口座管理料(月額) | 0円 |
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取扱投資信託数(2024年11月時点) | 34本 |
野村證券のiDeCoは34本の商品を取り扱っており、投資初心者でも利用しやすいバランスファンドを多数用意しているのが特徴です。
ネット証券とは異なり、実店舗で対面相談ができるため、「実際に担当者と話しながら進めたい」「オンラインだけでは不安」という方には心強い存在です。
また、大手証券会社ならではの充実したWebサービスとコールセンターを備えているため、困ったときにすぐ相談できる環境が整っています。
老舗証券会社のノウハウを活かしつつiDeCoに取り組めるのは、野村證券ならではの強みといえるでしょう。
\対面窓口が欲しい方は/
マネックス証券
口座管理料(月額) | 0円 |
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取扱投資信託数(2024年11月時点) | 27本 |
マネックス証券は、取扱投資信託数こそSBI証券・楽天証券に比べて少ないものの、唯一「NASDAQ100指数」連動商品を提供している点で注目されています。
AppleやAmazonといった米国ハイテク企業群に投資したい方にとっては、効率よく世界的企業の成長を取り込めるでしょう。
また、iDeCo向けの商品以外にも、マネックス証券は米国株取引に強いネット証券として知られており、海外投資の情報収集やセミナーが充実しているのも魅力。
グローバル企業へ積極的に投資したい方は、iDeCoと併用しながら同社の強みを活かすと良さそうです。
\米国株に興味がある人は/
松井証券
口座管理料(月額) | 0円 |
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取扱投資信託数(2024年11月時点) | 40本 |
松井証券は、低コストな投資信託を中心に40本という業界最多水準のラインナップを誇ります。
iDeCo用のファンドもコスト面に配慮されたものが多く、長期運用でコツコツ増やしたい方にとって選択肢が豊富です。
また、投資信託残高に応じて最大1%のポイントが貯まる独自サービスも魅力的。
貯まったポイントは他の買い物などにも使えるため、老後資金の形成と同時に生活費の節約にも役立ちます。
コツコツ積み立てを続けながらポイントがもらえるのは、松井証券ならではのメリットと言えるでしょう。
\最多ラインナップ&ポイントも充実/
auカブコム証券
口座管理料(月額) | 0円 |
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取扱投資信託数(2024年11月時点) | 26本 |
auカブコム証券のiDeCoでは、au IDを持っている方が対象の投資信託を保有すると、残高に応じてPontaポイントを獲得できる点がユニークです。
ポイントを使って日常の買い物をお得にしたいという方にはうれしい仕組みでしょう。
また、iDeCo専用のスマホアプリで運用資産を手軽にモニタリングできるため、忙しい方でも定期的にパフォーマンスをチェックしやすいのが魅力です。
auユーザーであれば、通信サービスやその他特典との連携を意識しながら老後資金を作ることができるでしょう。
\au&ポンタユーザーなら!/
iDeCoの金融機関、各社おすすめポイントを紹介!
今回紹介する証券会社は、どこも運営管理手数料が業界最安水準です。
ただし、提供しているサービスには違いや差があります。
自分との相性がよい証券会社を選ぶためにも、詳細な違いを把握しておきましょう。
SBI証券:人気銘柄もそろえたバランスの良いラインナップ
SBI証券は、2023年のiDeCo新規加入者数No.1を誇る人気の証券会社です。
初めてiDeCoに加入する方でも安心して利用できるように、充実のサポート体制を整えています。
iDeCo専用のサポートデスクを設けてさまざまな疑問に対応してくれるだけではなく、資産形成を応援する「DC Doctor」というツールがあります。
ニーズに合ったポートフォリオ提案や運用商品選びのサポートをしてくれます。
これにより、あなたのリスク許容度を客観的に分析し、最適なポートフォリオのイメージをつかめるでしょう。
初めて投資をする方にとって「どの金融商品が自分に合っているのかわからない」という不安はつきものですが、「DC Doctor」を利用すれば銘柄選びを助けてくれます。
\加入者数No.1&充実サポート!/
なお、SBI証券では低コストで多様性にこだわった充実したラインナップを用意している点も強みです。
国内外の債券や株式、不動産など幅広い金融商品に投資できます。
楽天証券:楽天ユーザーにおすすめ、アクティブ商品も多く取りそろえる
楽天証券のiDeCoでは、「楽天銀行からの自動入金+ハッピープログラムにエントリー」という条件を満たせば、掛金を拠出するときに楽天ポイント(1ポイント~3ポイント)が貯まります。
日ごろから楽天ポイントを貯めている方にとって、ありがたいサービスといえるでしょう。
公式ページでは、iDeCoの基礎や手続きの流れ、商品の選び方などを丁寧に解説した「スタートガイド」を用意しています。
また、疑問や不安を解消できるウェブセミナーを随時開催しているため、資産運用の経験がない方を丁寧にサポートしています。
楽天証券での証券資産とiDeCoでの年金資産を1つのIDで管理でき、利便性の高さもメリットの一つです。
楽天証券口座を開設すれば、それぞれの資産状況をスムーズに確認できるため、運用している資産全体のバランスを容易に把握できます。
\楽天経済圏にいる人におすすめ!/
野村證券:店舗相談できる金融機関の中で手数料が安い、初心者向け商品が多い
野村證券は対面型の老舗証券会社として、きめ細かいサービスを提供しています。
事前予約すれば店舗で担当者と対面相談でき、資産運用に関する悩みを解消できます。
野村證券は長年にわたる実績があり、2023年3月末時点における口座開設数は、全国の証券会社で開設されている口座数の16%を占めています。
また、顧客資産残高は122兆円と日本NO.1を誇っており、安心して利用できる老舗の証券会社といえるでしょう。
iDeCoで取り扱っている商品は、バランス型とターゲットイヤーが13本と、初心者の方でも購入しやすい商品が中心です。
店舗だけでなく、Web上の「DC運用アシスタント機能」を活用すれば、ポートフォリオ提案やリスク許容度診断を受けられるため、有効活用しましょう。
\対面窓口が欲しい方は/
マネックス証券:iDeCo唯一の銘柄あり、人気シリーズも揃っている
マネックス証券では、低コストで長期的に安定した運用成績が期待できる銘柄を数多く用意しています。
低コストの商品を中心にラインナップを揃えているため、できるだけコストを抑えたい方と好相性でしょう。
取扱銘柄も豊富で、アメリカのハイテク企業へ投資する「NASDAQ100指数」に連動する商品(iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス)をiDeCoで購入できるのはマネックス証券だけです。
土曜日も電話での問い合わせに対応しており、制度全般や手続きを進める中で疑問点が生じても安心です。
また、iDeCo専用のロボアドバイザーを用意して最適な銘柄の組み合わせをAIが提案してくれるため、投資初心者でも安心です。
\米国株に興味がある人は/
松井証券:ポイント還元あり、人気シリーズ最多ラインナップ
松井証券はコストの低さにこだわっており、手数料の安さに定評がある「eMAXIS Slimシリーズ」を多く取り扱っています。
ロボアドバイザーの「投信工房」を利用すれば、あなたに合ったポートフォリオの提案を受けられ、自動リバランス機能も利用できます。
リスク許容度の範囲内で着実に資産運用できるため、ユーザーにとってありがたいサービスといえるでしょう。
保有している投資信託の残高に応じて、最大1%のポイントが貯まるポイントサービスを利用でき、運用しながらポイントを獲得できる点も魅力です。
\最多ラインナップ&ポイントも充実/
貯めたポイントはPayPayポイントやdポイント、Amazonギフトカードなど3,000種類以上の商品との交換が可能です。
松井証券内で投資信託の積立にも使えるため、さまざまな用途で有効活用できます。
auカブコム証券:auユーザーはポイント2倍でお得、電話サポート体制が充実
auカブコム証券は、au IDを保有しており「auスマート・ベーシック(安定/安定成長)」または「auスマート・プライム(成長/高成長)」を保有しているとPontaポイントを獲得できます。
長期・積立・分散効果が効いている商品を用意しており、初心者から投資経験者まで幅広いニーズに対応している点が強みです。
iDeCo専用アプリを用意しており、自分に合った投資運用スタイルの確認や見直し、事前シミュレーションなどを簡単に行えます。
「自分に合った商品はどれか」「将来の年金原資はいくらになる見通しか」を視覚的にわかりやすく確認できるため、有効活用しましょう。
\au&ポンタユーザーなら!/
iDeCoの金融機関を選ぶ際の3つのポイント
iDeCoを始めるにあたって、確認すべきポイントは、
- 商品
- サポート体制
- オプション
の3つです。
以下で、それぞれのポイントを詳しく解説します。
初心者は低コスト商品が揃っている金融機関がおすすめ
iDeCoでは、株式や債券などのリスク資産に投資しながら、老後資金を用意します(元本確保型の定期預金もある)。
投資信託を保有している期間中は「信託報酬」という手数料がかかり続けるため、商品選びの際には信託報酬に注目しましょう。
特に初心者の方は、信託報酬が安い低コストの商品を選択することをおすすめします。信託報酬は投資している人にとって確実なマイナスリターンとなるため、できるだけ負担を抑えたほうが合理的です。
証券会社を選ぶ際には、取り扱っている金融商品を見て、信託報酬が安い商品があるか確認してみてください。
信託報酬の平均的な相場は年率0.2~2.5%程度です。
自分に合ったサポート体制が受けられるか
初心者の方は、自分に合ったサポートを受けられると安心です。
具体的には、以下のような内容を確認してみてください。
- 電話サポートの有無と対応時間
- オペレーターチャットの有無と対応時間
- チャットボットの有無と対応時間
- サポートツールの使いやすさ
- ロボアドバイザーによる診断機能の有無
初めて投資する方の場合、「どのように商品を選べばよいのかわからない」「自分に合った商品を決められない」など、さまざまな疑問が出てくることもあるでしょう。
自分に必要なサポート体制が整っていれば、逐一疑問や不安を解消できます。
iDeCoは長期的な資産形成になるため、サポート体制が充実していれば、あなたにとって最適なバランスで投資できるでしょう。
オプション:ポイント制度や知識・制度のフォロー体制の充実度
非課税で運用できたり、掛金が全額所得控除の対象になったりするiDeCoの節税メリットは、どの証券会社を選んでも変わりません。
各証券会社が独自に行っているポイント付与制度やセミナーなど、加入者のフォロー体制を確認すれば、より自分に合った証券会社を選べます。
iDeCoの制度そのものだけでなく、投資の趣旨や考え方などを学べれば、金融リテラシーが高まります。
その結果、自分のリスク許容度に合った商品を選択し、安定的な資産形成につながるでしょう。
iDeCoの中には、どんな商品があるの?
iDeCoには、
- 元本確保型・・・元本が保証され、いわゆる元本割れが起こらない
- 元本変動型・・・元本割れのリスクがある一方でリターン(運用益)が期待できる
の、2タイプの商品があります。
iDeCoで購入できる商品について、具体的に見ていきましょう。
元本確保型と元本変動型
特徴 | おすすめな人 | |
---|---|---|
元本確保型 | 定期預金や保険など、元本割れが起きない商品で運用する | ・リスクを抑えたい人 ・運用期間が短いと見込まれる人 |
元本変動型 | 株式や債券など、リスクのある商品に投資する投資信託で運用する | ・積極的にリターンを狙いたい人 |
元本確保型
元本確保型は、定期預金や保険商品を購入します。
元本割れが起こらない安全性がある一方で、リターンはさほど期待できません。
なお、証券会社は最低でも1商品は元本確保型商品を用意しています。
できるだけリスクを抑えたいと考えている方や、運用期間が短いと見込まれる方は、元本確保型商品を購入するとよいでしょう。
元本変動型
元本変動型では、投資信託を購入します。
投資対象となる金融資産は、株式や債券など投資信託によってさまざまです。
元本割れのリスクがある一方で、市況次第ではリターンが期待できるため、積極的にリターンを狙いたい方に向いています。
投資信託の種別
元本変動型商品を購入する場合、証券会社が用意している投資信託の中から自分で選択する必要があります。
投資対象資産と投資対象地域は投資信託によって異なるため、自分のリスク許容度に合った商品を選択しましょう。
なお、投資対象をリスクが小さい順に並べると以下のとおりです。
投資対象 | 期待リターンの目安 |
---|---|
国内債券 | 0.5%~1.0%程度 |
外国債券 | 2.5%~3.0%程度 |
国内株式 | 5.0%~5.5%程度 |
外国株式 | 7.0%~7.5%程度 |
リスクを理解したうえで、積極的にリターンを狙いたい場合は、国内株式や外国株式を中心に購入するとよいでしょう。
また、一つの投資信託でさまざまな国の債券や株式をバランスよく購入できる「バランス型」という商品もあります。
目指す指標:インデックスとアクティブ
投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」があります。
目指す指標 | 信託報酬 | ||
インデックスファンド | 市場の動きを示す指標と連動とした値動きを目指す | 一般的に信託報酬が安い | ・長期運用を考えている人 |
アクティブファンド | 市場の動きを示す指標を上回る成績を目指す | 一般的に信託報酬が高い | ・高リターンを期待している人におすすめ |
インデックスファンドは、アクティブファンドよりも信託報酬が安いのが一般的です。
なお、手数料が高いからといって、一概にアクティブファンドが悪いわけではありません。
インデックスファンドよりも、高いリターンを実現できるアクティブファンドもあります。
また、各インデックスファンドが参考としている指標も確認すべきです。過去の値動きや投資方針を見て、将来性があるか検討しましょう。
つまり・・・
あくまで一般的な傾向ではありますが、「インデックスファンドは信託報酬が安いから長期運用向け」「アクティブファンドはリターンを狙いたい人向け」
です。
信託報酬は商品ごとに変わる
投資信託を保有している期間中は、投資信託の管理や運用にかかる費用として、信託報酬という手数料が発生します。
投資信託を保有している間、日々信託財産から差し引かれる形で支払います。
信託報酬は運用中継続的に発生するコストとなるため、無視すべきではありません。「年率◯%」のように表示され、投資信託ごとに差があります。
信託報酬が高いほどリターンを削ってしまい、運用期間が長期になるほど影響が大きくなる点に留意しましょう。
サポート体制とオプションが強い金融機関は?
コールセンター | チャット | オペレーターAIチャットボット | サポートツール | ポイントサービス | 公式サイト | |
平日8:00~17:00 土日8:00~17:00土日は新規加入のみ | 平日8:00~17:00 | 24時間対応 | ロボアドバイザー DC Doctor | なし | 詳細を見る | |
平日8:30~17:00 土日9:00~17:00 | 平日9:00~18:00 | 24時間対応 | セミナーやスタートガイド | 楽天ポイント ※要エントリー | 詳細を見る | |
平日9:00~20:00 土日9:00~17:00 | なし | なし | DC運用アシスタント機能:WEBサービス | なし | 詳細を見る | |
平日9:00~20:00 土曜日9:00~17:00 | 平日8:30~16:30 | 24時間対応 | ロボアドバイザー iDeCoポートフォリオ診断 | なし | 詳細を見る | |
平日8:30~17:00 | 平日8:30~17:00 | 24時間対応 | ロボアドバイザー 投信工房 | 松井証券ポイント ※要エントリー | 詳細を見る | |
全日9:00~17:00 祝日・年末年始・メンテナンス日を除く | 平日8:00~16:00 | 24時間対応 | iDeCo専用アプリ | Pontaポイント ※一部商品が対象 | 詳細を見る |
初めて資産運用を始める方であれば、手続きを進める過程や実際にiDeCoを始めたあとに、不明点や疑問点が出てくる可能性が考えられます。
安心してiDeCoの口座を開設するためにも、サポート体制が充実している証券会社を選びましょう。
主なサポート体制として電話・チャット・AIなどがあるため、あなたにとって使いやすいサービスを探してみてください。
総合的には楽天証券のサポートが強い/松井証券も便利
この記事で紹介している証券会社の中で、各金融機関のサポート体制をまとめました。
証券会社 | 特徴 |
---|---|
楽天証券 | ・総合的にサポートが手厚い ・オペレーターチャットは9:00~18:00 ・電話:平日8:30~17:00、土日9:00~17:00 ・チャットボットで24時間問い合わせ可能 |
野村證券 | ・店舗の窓口で対面相談が可能 ・電話:平日9:00~20:00、土日9:00~17:00 |
マネックス証券 auカブコム証券 | ・マネックス平日9:00~20:00土9:00~17:00 ・auカブコム証券は全日9:00~17:00(祝日・年末年始・メンテナンス日を除く) |
松井証券 | ・チャットボットで24時間問い合わせ可能 電話は平日8:30~17:00 |
トータルで見ると楽天証券のサポート体制が手厚く、平日18時までオペレーターチャットで質問できます。
とはいえ、松井証券の場合もAIチャットボットは24時間利用できるため、ほとんどの疑問は解消できますし、かなり便利です。
店舗での相談ができるのは野村證券のみです。担当者と対面しながら、ゆっくりと相談して決めたいと考えている方に向いています。
ポイントサービスに対応しているのはこの3社
証券会社によっては、自社関連のポイントを獲得できるサービスを提供しています。
証券会社 | 獲得できるポイント | ポイント獲得の内容 |
---|---|---|
楽天証券 | 楽天ポイント | ・ハッピープログラムにエントリーが必要 ・楽天会員ステージごとに獲得ポイントが異なる(掛金を拠出するときに1ポイント~3ポイント)) |
松井証券 | 松井証券ポイント →貯まったポイントはPayPay・dポイント・Amazonポイントなどに変えられる | ・事前のエントリーが必要 ・投資信託の残高に対して最大1%のポイントが貯まる ・貯まったポイントはPayPay・dポイント・Amazonポイントなどに変えられる |
auカブコム証券 | Pontaポイント | ・au IDを保有している方が対象・対象の投資信託は「auスマート・ベーシック(安定/安定成長)」または「auスマート・プライム(成長/高成長)」 ・保有残高に応じて毎月Pontaポイントが貯まる |
もちろん、iDeCoの本質はあくまでも老後に向けた資産形成ですが、現在の所得控除やポイントサービスがあるのもオイシイ商材であることは間違いありません。
楽天証券や松井証券、auカブコム証券などはポイントも付くため、コツコツお得に運用したい方はこちらも踏まえると良いでしょう。
実際に使用している編集部メンバーからすると、松井証券のポイント還元はさまざまなものに替えられるため、かなり便利です。
キャンペーン:不定期に開催しているので要チェック
証券会社によっては、口座開設時に恩恵を受けられるキャンペーンを不定期で開催しています。
あくまで一例ではあるものの、2024年12月現在、開催しているキャンペーンの内容をまとめました。
証券会社 | キャンペーン内容 | 期限 |
---|---|---|
SBI証券 | 100万円のAmazonギフトカードを山分け | 【WEB申込】2024/11/1(金)~2025/1/19(日) 【書面申込】2024/11/1(金)~2025/1/5(日) |
楽天証券 | 抽選で最大50,000円が当たる | 2024年10月1日(火)~2024年11月29日(金) |
松井証券 | 最大2,200ポイント獲得 | 2024/8/1(木)~2024/12/30(月) |
上表の証券会社以外でも、不定期にキャッシュバックやポイント付与などのキャンペーンを行っています。
少しでもお得にiDeCoの口座開設をしたい場合は、どのようなキャンペーンが実施されているか調べてみるとよいでしょう。
まとめ:まずは気になる金融機関の資料請求してみよう
iDeCo商品 | 取扱本数おすすめな人 | おすすめポイント | 公式サイト | |
39本 | 大手かつ人気があるところで始めたい人 | ・加入者数No.1 ・商品ラインナップが豊富 ・人気のeMAXIS Slimシリーズが7本 | 詳細を見る | |
35本 | 楽天ユーザー | ・楽天ポイントが貯まる ・証券資産と年金資産を1つのIDで管理できる ・サポート体制が厚い | 詳細を見る | |
34本 | ゆっくりと相談してじっくり決めたい人 | ・事前予約で店舗相談可能 初心者向けの商品が多め ・コールセンター対応時間が長い | 詳細を見る | |
27本 | AppleやAmazonなど米国株式投資をしたい人 | ・「NASDAQ100指数」に連動するiDeCo商品が買える ・人気のeMAXIS Slimシリーズが6本 ・サポート体制が厚い | 詳細を見る | |
40本 | 迷ったらまずはここ | ・業界最多準のラインナップ ・人気のeMAXIS Slimシリーズが11本 ・ポイントサービス対象 | 詳細を見る | |
26本 | auユーザー | ・Pontaポイントがもらえる ・auユーザーはポイントが2倍 ・サポート体制が厚い | 詳細を見る |
今回は以上です。
iDeCoの口座はさまざまな銀行や証券会社で開設できますが、基本的には低コストで手続きできる証券会社を選ぶのがおすすめです。
iDeCoは老後資産づくりを目的にしている制度なので、自然と運用期間が長くなります。
運用期間が長くなると、コストによる最終的なリターンの差が大きくなります。
大切な老後資産を効率よく用意するためにも、どの程度のコストが発生するのか確認しましょう。
そして・・・証券会社選びに迷ったら、業界最多のラインナップを用意している松井証券や、加入者数No.1であるSBI証券がおすすめです。
気になる方は、ぜひ資料請求を通じて、納得したうえで口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。