昨今は老後のことを見据えて、iDeCoの運用をしようと考えている方が増えています。しかし、iDeCoの運用なんて初めてだしやり方がわからなくて不安と感じている方も多いです。
『松井証券のiDeCo』なら初心者向けだし、サポートも充実していると聞きますが本当なのでしょうか?
本記事では松井証券のiDeCoの評判やメリットなどを紹介します。申し込み方法や使い心地も解説しているので、参考にしてみてください。
松井証券iDeCoの特徴
松井証券のiDeCoは他の証券会社のiDeCoとどういった違いがあるのでしょうか?
ここでは松井証券iDeCoの特徴について紹介していきます。
【会社情報】
手数料 | 運用管理手数料:0円 加入時手数料:2,829円 口座移管手数料:4,400円 口座管理手数料:積立 171円/積立なし 66円 |
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取扱商品数 | 40本 |
サポートサービス | ・投信工房で投資プランを提案 ・電話でのサポート |
低コスト商品の取り扱いが多い
大きな特徴として低コストの商品が多いことが挙げられます。
低コストの種類は業界最多の40種をラインナップ。信託報酬(運用コスト)を抑えることができるので、iDeCo初心者の方でも気軽に運用できるでしょう。
低コストとはいえ、国内外の株式や債券など投資の対象はしっかりと網羅しています。
情報ツールが充実している
iDeCoを始めとした松井証券の投資では、無料で使える情報ツールが多数用意されています。
無料で使える主なツール
・株価ボード~初心者向けのリアルタイム株価情報検索ツール
・株アプリ~外出先でも株価情報、取引までできるスマホ用株取引アプリ
・株touch~株式、先物・オプション取引対応したスマホ用アプリ
・投信アプリ~投資信託の購入・運用が一括管理ができるスマホ用アプリ
アプリなども充実しており、アプリからも手軽に取引が可能です。
実際の利用者からもツールは使いやすいと好評を得ています。
使いやすいツールが勢ぞろい
私が初めて利用した証券会社が松井証券なのですが、とにかく顧客に丁寧で取引ツールが勢ぞろいしています。10万円以下だと手数料が無料なのでそこも初心者には優しいと思います。トータル的に見ても手数料が安いので取引がしやすいし、スマートフォンのアプリもあるのでお手軽に取引ができます。まだまだ初心者なのでいろいろ使いこなして松井証券でお得に利益を上げていきたいです。セキュリティーの面でも安心できる証券会社だと思います。
100年以上の歴史がある会社が運営している
松井証券の運営元である松井証券株式会社は1918年創業と100年以上の歴史がある会社です。
長く続いている会社ということで、安定した基盤や財源は保障されていると思って間違いないでしょう。そのため、長期にわたってお金を預け運用していくiDeCoでも安心して任せることができます。
利用者の口コミ
次に実際に松井証券でiDeCoを運用した方々の評判を集めてみました。
※口コミはすべて原文のまま掲載しています。
良い口コミ→サポートも充実して初心者でも使いやすい
メイン口座とは別にサブ口座として松井証券を利用しています。
理由は10万円以下の取引は手数料無料で利用できるためで、低位株やボロ株など少額の株はこちらの口座をメインに利用しています。
WEBページは他会社と比べて特に使いやすいということはありませんが、やはり手数料無料で取引ができるのは大きなメリットです。
また他証券会社よりサポートに力を入れている印象で、質問メールを送ればすぐに返信があるので大変助かります。
私が初めて利用した証券会社が松井証券なのですが、とにかく顧客に丁寧で取引ツールが勢ぞろいしています。10万円以下だと手数料が無料なのでそこも初心者には優しいと思います。トータル的に見ても手数料が安いので取引がしやすいし、スマートフォンのアプリもあるのでお手軽に取引ができます。まだまだ初心者なのでいろいろ使いこなして松井証券でお得に利益を上げていきたいです。セキュリティーの面でも安心できる証券会社だと思います。
良い口コミとしては、サポートが充実しているので、iDeCoは初めても使いやすいという声が多く挙げられていました。
また手数料が安いことで、初心者が参加しやすいことも評価されています。
悪い口コミ→コールセンターなどサポート窓口に繋がりずらい
マイページへの入り方、マイページでの操作が分かりにくい。
コールセンターになかなかつながらない。
サポートが充実していると良い口コミでありましたが、サポート窓口に繋がりづらいことを悪い口コミとして挙がっています。
初心者の方でも使いやすいと評価がある一方、利用者が増えたことでサポート窓口が繋がりづらくなったと考えられます。
松井証券のiDeCoを使うメリット
良い・悪い口コミを紹介してきましたが、松井証券でiDeCoを運用することにどんなメリットがあるのかまとめました。
口座管理費用は0円
松井証券でiDeCoを運用する際の口座管理手数料は0円です。口座管理手数料が有料な証券会社もある中、無料なのは嬉しいポイントです。
長く運用するiDeCoだから、毎月の出費を抑えることができるメリットは大きいでしょう。
専用サポートが充実
iDeCoを始めたばかりの人は「一人で運用できるのか」と心配されてる方も多くいらっしゃいます。
松井証券では専用サポートセンターを開設。電話・Webの両方から問い合わせができるので、日中は電話ができない方でも安心です。iDeCoの運用方法や不明点も簡単にわかるので、iDeCo初心者の方も安心して利用できます。
松井証券iDeCoサポート
TEL:0120-957-372( IP電話:03-6387-3604)
Web:問い合わせフォーム
信託報酬(運用コスト)の低い投資信託が40本ある
松井証券では信託報酬が低い投資信託を40本用意。運用コストが低く済むので、初心者の方でも気軽に参加できます。
ただ低コストというわけではなく、国内外の株式や証券など投資対象も網羅しているので、iDeCo経験者の方にもおすすめです。
ロボアドバイザー「投信工房」が利用できる
iDeCoの運用を初めて間もない方がぶつかる壁として、「どこに投資すればいいのかわからない」があります。松井証券ではそういった方のサポートとしてロボアドバイザー「投信工房」が利用できます。
「投信工房」は、世界中のプロの投資家が利用している理論を元に、最適な投資プランを提案してくれるサービスです。金融知識がなくても、簡単な8つの質問に答えるだけで答えがでるので、投資先に迷ったら活用してみてください。
松井証券のiDeCoを使うデメリット
メリットを紹介してきましたが、利用にあたって注意すべき点も存在します。
ここでは松井証券のiDeCoを使うデメリットを紹介していきます。
他の金融機関への移換時手数料として4,400円が必要
今は松井証券でiDeCoを運用しているが、将来的には他の金融機関でiDeCoを運用しようと考えることがあるかもしれません。
別の金融機関に移換する際は、移換時手数料として4,400円(税込)が必要となります。他の金融機関だと、移換時手数料は不要としているところもあるので、有料となるのは大きなデメリットでしょう。
電話サポートは平日しか受けられない
専用サポートが充実していると前述でお伝えしましたが、電話サポートは平日しか受けつけていません。時間も8:30〜17:00までと日中忙しい方には連絡が取りづらい時間です。
メールでの問い合わせは24時間行っているので、Webから質問をすることはできます。他にも公式HPにはAIチャットも用意されているので、活用してみてください。
利用にあたって手数料が発生する
松井証券を始め多くの証券会社のiDeCoでは運用時にさまざまな手数料が必要です。
松井証券iDeCoは運営にあたり、下記のお金がかかってきます。
・口座開設手数料:2,829円 ※原則どの金融機関でも2,829円必要
・加入後毎月発生する手数料:国民年金基金連合会への手数料:105円(収納1回につき、実質毎月)
・事務委託先金融機関への手数料:66円(月額)
・口座管理費は0円
・給付手数料:440円 給付1回ごとにかかる手数料※原則どの金融機関でも440円が必要
・還付手数料:還付事務手数料:1,488円
・限度額を超えて拠出した場合などにかかる手数料※原則どの金融機関でも1,488円が必要
松井証券 idecoはこんな人におすすめ
ここまで松井証券iDeCoのメリット・デメリットを紹介してきました。
では、どういった人に松井証券がおすすめなのでしょうか。
おすすめな人 | おすすめでない人 |
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・iDeCoを初めて運用する方 ・豊富なラインナップから運用商品を選びたい人 | ・将来的には他の金融機関への移換を考えている人 ・電話サポートを利用したいが、平日の日中は連絡ができない人 |
おすすめな人の特徴
松井証券のiDeCoは専用サポートの充実など初心者でも運用しやすい環境が整っています。不明点などがあっても質問しやすいので、金融の知識がそれほどないけどiDeCoを始めたいと考えている人にもピッタリです。
運用コストの低い投資信託も数多く用意されているので、運用するハードルも他社のiDeCoと比べても低いでしょう。
おすすめでない人の特徴
松井証券から将来的に他所のiDeCoに移換を考えている方は、松井証券のiDeCoはおすすめできません。理由としては、移換は有料となってしまうためです。
また、専用サポートは充実していますが、電話での問い合わせ時間は平日8:30〜17:00と時間が限られています。そのため、電話で問い合わせたいが、平日の日中は連絡ができない人にも不向きです。
利用開始までの流れ
松井証券のiDeCoを申し込む際の流れについて紹介していきます。
出典:iDeCo申込・資料請求
公式サイトからアクセスし、
・氏名
・年齢
・住所
・年金情報
などの記入を行い、iDeCoの申込書を請求します。
必要事項を記入して書類を送る
申込書が届いたら、必要情報を記入し返送します。
返信した書類は、国民年金基金連合会で審査など行われ、手続き完了まで1〜2か月程度の時間が必要です。
この際に書類に記載漏れなどがあれば、審査に時間が掛かってしまうので注意してください。
審査に通れば手続きが完了
審査に通過すれば、下記の書類が届きます。
・国民年金基金連合会から個人型確定拠出年金確認通知書
・JIS&T社※から口座開設のお知らせとコールセンター/インターネットパスワードの設定のお知らせ
その後、松井証券のiDeCoのページにログイン。口座情報を登録すれば、運用を開始できます。
※確定拠出年金(iDeCoなど)の記録業務や通知業務を担当する会社
松井証券iDeCoの運用方法に迷ったら
いざ松井証券でiDeCoを始めたのはいいが、運用先がわからない人も多いと思います。
そこで、おすすめな運用方法についてまとめました。
無難に運用するなら→バランス型投資信託
iDeCoのように長い時間をかけて資産形成を行う基本は国際分散投資です。1つの投資信託で国際分散投資(国内や海外の株式、債券など性格の異なる資産を組み合わせる)をすることを『バランス型』といい、価格変動のブレを小さくしてリスクに備えます。
1本の投資信託で本格的な分散投資を行えるため、初心者でも運用しやすいことも大きなメリットです。
投資の経験があるなら→自分で商品を選ぶ・組み合わせる
投資への知識や過去にiDeCoへの運用経験があるなら、自分で商品を選ぶ・組み合わせるようにしましょう。
リスクが低い分散投資先
①債券
②REIT(不動産投資信託)
③株式
上記のように証券はリスクが低いので、安定性を求めるならおすすめです。反対に海外の証券や株式は為替変動リスクもあり、リスクは高めですがリターンも期待できます。
そのため、リターンを追求するなら海外の証券や株式を運用するなどをしてみましょう。
ライフステージから運用方法を決める
iDeCoでは60歳になるまでお金を引き出すことはできません。
そのため、iDeCoを運用する年齢やライフステージによっても運用方法は異なります。・20~30代
お金には余裕はありませんが、運用に時間をかけられるので、国内の株式・証券を中心に運用。合わせてリターンを追及するため、海外の株式や証券も同時に運用してみる。海外の株式や証券はリスクもあるので、注意しながら運用する必要があります。
・40代
収入が増える時期ですが、子育てなど支出も多い時期です。iDeCoでの運用は価格変動リスクの高い株式などリスクがある海外資産の比率を減らして運用しましょう。・50代
60代が見えてくるので、老後の生活を意識する方も多いと思います。この時期では海外証券などリスクがあるものは徐々に減らし、国内証券や株式に変更しましょう。増やす運用から守る運用に移行していくのがおすすめです。
最後に|サポートも充実しているので、初心者にもおすすめ
ここまで松井証券のiDeCoについて紹介してきました。
実際の利用者の評判やメリットなどを確認して、松井証券のiDeCoは投資初心者の方から経験者まで等しく使いやすいことがわかりました。
iDeCoは長期間に渡って運用していくので、システムの使いやすさも快適な運用につながる大きな要素なので、運用先に迷っている人は一度松井証券に問い合わせてみてください。