【2025年12月】住宅ローン金融機関7選の金利や手数料、オプションを紹介!どんな人に向けた商品?

住宅ローンにおすすめの金融機関7選!それぞれの特徴や選び方、合っている人も紹介
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住宅ローン選びでは、各々の属性から可能性がある金融機関へ申し込むことはもちろん、各金融機関の最新の金利や手数料、団信(団体信用生命保険)の条件を比較することも重要です。

この記事では2025年12月時点の実行金利をベースに、Webから申し込める金融機関7社をピックアップしました。

一般に変動金利はネット銀行系で低水準の事例が多く、長期固定を希望する場合はフラット35が候補となります(最終的な適用金利は『融資実行月の金利』と各行の審査・優遇条件により異なります)。

それぞれの特徴を把握し、あなたに合った住宅ローンを見つけましょう(※多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照))。

MIYABI

以下ではまず、各金融機関の最新金利や特徴を比較し、たとえばどんな方が申し込むものか、申し込みから実行までの流れも解説します。

まずはWebから申し込める主要7社の住宅ローンを見てみましょう。

免責:本コンテンツは一般的な情報提供であり、特定の金融商品の勧誘または投資助言を目的とするものではありません。金利・手数料・特典・審査条件は変更される場合があります。必ず各金融機関の最新の公式情報をご確認のうえ、最終判断はご自身の責任で行ってください。

目次

【2025年12月】最新金利で比べる、住宅ローン金融機関7選を比較!どんな人に向けた商品?

スクロールできます
変動金利固定金利
(10年)
フラット35返済方法5年ルール
125%ルール
審査日数事務手数料一部繰上げ返済手数料金利変更手数料つなぎ融資オプション公式サイト
SBIアルヒ年1.050% ~
(半年型)
年2.950% ~スーパーフラット:年1.820%~
フラット35:年1.580%(15年~20年)/年1.970%(21年~35年)
元利均等返済/元金均等返済方式記載なし事前審査が最短1営業日※
本審査が最短3営業日※
借入金額×2.2%+消費税
※最低事務手数料220,000円
最新の貸付条件はこちら
WEB受付は無料
電話受付は有料
金利固定化手数料5,500円(税込)あり
SBIアルヒフラットつなぎ
SBIアルヒ 暮らしのサービス
約40種類の優待特典
詳細を見る
PayPay銀行年0.63%
(新規・借換いずれも/全期間引下型)
年1.84%取り扱いなし元利均等返済取り扱いなし事前審査(当日~2営業日)
本審査(書類提出から3~10営業日)
借入金額×2.20%WEB受付は無料
電話受付は有料
手数料無料取り扱いなし詳細を見る
住信SBI銀行年0.698%~
(自己資金20%以上)
年0.948%~
(自己資金20%未満)
年1.999%~
(自己資金20%以上)
フラット35(買取型):年1.550%~
フラット35(保障型):
当初5年間:年0.510%~
6年目以降:年1.510%~
元本均等返済/元利均等返済あり仮査定なら最短当日
本審査1週間〜10日
借入金額×2.2%(税込)無料手数料無料取り扱いなし
土地先行プランあり
詳細を見る
SBI新生銀行年0.590%~
(自己資金10%以上)
年2.00%取り扱いなし元利均等返済取り扱いなし申し込み~借入:約1ヶ月半借入金額×2.2%無料固定金利選択手数料:5,500円あり詳細を見る
楽天銀行年1.004%~年1.655%
住宅ローン(金利選択型)
借入金利「基準金利 − 金利引下げ幅」
年2.605%前後~年1.870%
(団信あり)
元本均等返済/元利均等返済あり最短26日※フラット35は最短35日程度事務手数料:一律33万円
※フラット35は融資額×1.1%
無料手数料無料あり住宅ローン会員ランク特典 等詳細を見る
イオン銀行年0.78%~
(自己資金20%以上)
年1.92%~年1.89%元利均等返済あり事前審査最短翌日
正式審査1〜2週間
<定率型> 借入金額×2.20%(税込)
最低220,000円
<定額型> 110,000円(税込)
定率型より年0.2%高
無料手数料無料ありイオングループ特典 等詳細を見る
auじぶん銀行0.834%(LTV80%以下)/0.879%(80%超・借換)年1.30%取り扱いなし元本均等返済/元利均等返済あり仮審査 当日~3営業日
本審査 3~10営業日
借入金額×2.20%(税込)無料手数料無料取り扱いなし住宅ローン金利優遇割詳細を見る

※ 金利は毎月見直されます。多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照)。審査結果・融資率・団信プラン・優遇適用可否により実際の金利は異なります。

※ 審査・融資までの最短日数は物件・書類・審査状況等で前後します。

※スーパーフラット5では、就業不能保険 スタンダードにご加入いただくことが条件となります。就業不能保険 スタンダードの詳細はこちら(https://www.sbiaruhi.co.jp/product/option_insurance/syugyofunou_standard/)をご確認ください。

SBIアルヒ|フラット35・最長50年ローンまで対応

SBIアルヒ(旧ARUHI)フラット35の取扱件数で実績のある住宅ローン専門機関です。

民間銀行と住宅金融支援機構が提携する全期間固定型のフラット35を中心に、自社オリジナルの「スーパーフラット」「ユアセレクト」など商品ラインナップが豊富です。

最長50年の超長期ローンにも対応しており、「長期固定金利で安心して借りたい」「返済期間を柔軟に設定したい」という方に向いています。

金利(2025年12月実行例)

フラット35(21~35年)は2025年12月の金利が年1.97%です(融資率90%以下・団信付)。(取扱機関の提示範囲:年1.97%~年4.42%)

15~20年の短期ローンなら年1.58%とさらに低くなります。

また、独自の変動金利商品「ユアセレクト」の2025年12月実行金利(変動金利)は年1.614%~で、借入期間36~50年は変動金利のみ適用です。

※ 金利は毎月見直されます。多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照)。審査結果・融資率・団信プラン・優遇適用可否により実際の金利は異なります。

手数料

事務手数料借入額の2.20%(税込)で、最低でも22万円(税込)が必要です。

他のネット銀行と比べても高めですが、対面相談やサポートが充実している点が特徴です。

団信の特徴

通常の団信(死亡・高度障害)に加え、オプションで疾病保障などを付けられます。

たとえばがんと診断されると残高が半分になる「がん50%保障団信」や全残高がゼロになる「がん100%保障団信」を選択可能です(それぞれ金利上乗せあり)。

ここが嬉しい

「将来ずっと返済額が変わらない安心を得たい」「住宅ローン控除など長期プランを最大限活用したい」という方は、フラット35なら長期のライフプランが立てやすいです。

また、借入期間を最長50年まで延ばせるユアセレクトなら、月々の返済負担を抑えたい若い世代にも向いています。

MIYABI

金利が上昇する可能性がある局面において、長期の変動金利をリスクに感じる人は固定金利が検討されるでしょう。

パッと見の金利だけでなく、安定感も価値と考える場合は検討の余地があります。

\仮審査を申し込む!/

※ 審査結果によりご希望に添えない場合があります。金利は実行時金利が適用されます。最新の適用条件は公式情報をご確認ください。

PayPay銀行|ネット完結&審査スピード◎(事前審査最短当日※)

※ 審査・融資までの最短日数は物件・書類・審査状況等で前後します。

PayPay銀行はソフトバンクグループのネット銀行で、変動金利の低い表示金利事例※と充実した団信保障が魅力です。

※ 実際の適用は審査・優遇条件等で異なります。

スマホひとつで事前審査から契約まで完結し、審査回答も早いので「なるべく早く借り入れ可否を知りたい」「忙しくて来店できない」方におすすめです。

金利(2025年12月実行例)

変動金利は標準で年0.63%ですが、新規申込者向けの金利引き下げキャンペーン※を行っています。

さらにソフトバンクのスマホ契約やネット・でんきの併用で優遇割引※があり、最大で年0.50%まで引き下げられる期間限定プランも実施中です(※2026年3月31日までの借入実行が条件)。

※ 金利は毎月見直されます。多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照)。審査結果・融資率・団信プラン・優遇適用可否により実際の金利は異なります。

※ PayPay銀行の金利優遇は実施時期・対象・申込経路等の条件により異なります。最新の実行月金利とキャンペーン条件は公式情報をご確認ください。

※ 表示金利・優遇は例示であり、適用には条件・期限があります。最新の金利・キャンペーン条件は公式ページをご確認ください。

手数料

借入時の事務手数料は借入額の2.20%(税込)で、定額プランはありません。

たとえば3,000万円の借入なら66万円程度の手数料が必要になります。

繰上げ返済手数料は無料です。

団信の特徴

一般団信に加え、全疾病保障が基本付帯(追加金利なし)です。

また、がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」は+0.05%、全額ゼロになる「がん100%保障団信」も+0.15%という低い上乗せ金利で加入可能です。

これらは満51歳未満なら申込できます。

審査スピード

公式FAQによれば、事前審査は最短当日~2営業日、本審査も通常3~10営業日程度で結果が出ます。

ネット完結型としてはトップクラスの速さで、急いでいる方にも心強いでしょう。

ここが嬉しい

借入時に必要な書類の提出もWebアップロードで完了し、契約もオンラインでできるため来店不要です。

PayPay残高との連携や、一定条件達成でPayPayボーナスがもらえる特典などデジタルサービスも充実しています。

MIYABI

「とにかく変動金利の低さを重視したい」「手続きをすべてオンラインで完結させたい」という方が検討する余地があります。

審査のスピーディさも群を抜いているので、物件の購入申込からローン正式契約までタイトなスケジュールの場合にも適しています。

\仮審査を申し込む!/

※ 審査結果によりご希望に添えない場合があります。金利は実行時金利が適用されます。最新の適用条件は公式情報をご確認ください。

住信SBIネット銀行|フラット35(買取型・保証型)両対応と充実の保障

住信SBIネット銀行(NEOBANK)は、変動金利の低さと充実したサービスで人気のネット銀行です。

特に注目すべきは、通常のフラット35(買取型)に加えて同銀行独自の「フラット35(保証型)」を提供している点です。

保証型は自己資金1割以上を条件に利用でき、金利水準が買取型より有利になる場合があるのと、全疾病保障も標準付帯しており保障内容が手厚いです。

金利(2025年12月実行例)

フラット35(保証型)は、例えば借入割合90%以下の場合で実行金利年1.87%(保証型基準金利)となっており、これは一般的なフラット35(買取型)の年1.97%に比べて僅かに低い水準です。

さらに子育て支援や省エネ対応住宅なら、機構の金利引下げメニュー(ポイント制)に該当することで当初5年間最大▲1.0%の優遇※も受けられます。

※ 金利は毎月見直されます。多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照)。審査結果・融資率・団信プラン・優遇適用可否により実際の金利は異なります。

※ 表示金利・優遇は例示であり、適用には条件・期限があります。最新の金利・キャンペーン条件は公式ページをご確認ください。

手数料

事務取扱手数料は借入額の2.20%(税込)で、最低でも11万円(税込)かかります(※同行のWEB申込コースの場合)。

繰上げ返済手数料は無料で、手数料は他のネット銀行と同程度ですが、フラット35利用時でも同行が窓口となるため低廉に抑えられています。

団信の特徴

住信SBIネット銀行は団信(死亡・高度障害)に加えて全疾病保障が基本付帯します(保険料は銀行負担)。

これは病気やケガで働けなくなった場合の返済を保障する手厚い内容です。

加えて、がん50%保障やワイド団信(持病のある方向け)なども用意されています。

ここが嬉しい

ネット銀行でありながら対面相談サービス(住信SBIネット銀行の住宅ローン代理店である住信SBIネット銀⾏MR住宅ローンREAL店舗など)も利用可能です。

フラット35を検討しつつ民間ローンの変動金利も比較したい方や、同性パートナーとのペアローンを希望する方にも柔軟に対応(※同性パートナーを収入合算や連帯保証人に含められる可能性あり)しています。

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「低金利のネット銀行もいいけど、フラット35の安心感も捨て難い」という欲張りなニーズに応えます。

Web手続きと有人サポートのバランスが良いので、ネット銀行初心者でも安心して利用できるでしょう。

\仮審査を申し込む!/

※ 審査結果によりご希望に添えない場合があります。金利は実行時金利が適用されます。最新の適用条件は公式情報をご確認ください。

SBI新生銀行|対面なしでも手厚いサポート&大型キャンペーンに注目

SBI新生銀行(旧:新生銀行)は、2023年にSBIグループ入りして生まれ変わった都市銀行です。

店舗窓口での住宅ローン相談は現在行っていないものの、電話やオンラインでのサポートが充実しています。

「ネット銀行は不安だけど店舗に行く時間もない」という方にフィットする存在です。

金利(2025年12月実行例)

同銀行独自の変動型プラン「ハイパー割」では、通常時年0.68%前後の変動金利が適用されますが、期間限定キャンペーンにより年0.59%程度まで優遇※されることもあります(2025年10月実績)。

10年固定や20年固定といった金利選択型でも積極的な引き下げを行っています。

※ 金利は毎月見直されます。多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照)。審査結果・融資率・団信プラン・優遇適用可否により実際の金利は異なります。

※ 表示金利・優遇は例示であり、適用には条件・期限があります。最新の金利・キャンペーン条件は公式ページをご確認ください。

手数料

WEB申込の場合、事務手数料は借入額の2.20%(税込)ですが、店頭相談経由では一律5.5万円+保証料型といったプランも用意されています。

借入額が大きい場合は定率型、少額なら定額型と、利用者に有利なプランを選べます。

団信の特徴

一般団信のほかに、がん50%保障団信(+0.05%程度)や全疾病保障付き団信などオプションを多数用意しています。

SBIグループのスケールメリットで保険料率が抑えられており、特にがん100%保障団信でも+0.15%前後と比較的低コストです。

ここが嬉しい

SBI新生銀行の住宅ローンは提携不動産会社経由の申し込みで金利優遇を受けられる場合があります。

また、借り換えにも積極的で、他行からの借り換えなら事務手数料定額○円プラン等のキャンペーンを打ち出すことも。

審査についての相談は電話対応が中心ですが、希望すればビデオ通話で専門スタッフに相談可能です。

MIYABI

「ネット銀行並みの金利と都市銀行の安心感、両方欲しい」という方に。

店舗での対面相談は休止中ですが、その分WEBや電話でのサポートが手厚く、土日でも電話相談が可能です(予約制)。

\仮審査を申し込む!/

※ 審査結果によりご希望に添えない場合があります。金利は実行時金利が適用されます。最新の適用条件は公式情報をご確認ください。

楽天銀行|定額手数料で諸費用を節約&最短26日で融資※も

※ 所要日数は目安で、書類・物件・審査状況により前後します。

楽天銀行はネット通販などでおなじみ楽天グループのネット銀行です。

住宅ローンでは、他行に先駆けて「融資事務手数料 定額33万円(税込)というユニークなプランを提供しています。

借入額が大きいほど手数料で有利になるため、「諸費用をできるだけ抑えたい」「自己資金が少ないので手数料負担を軽減したい」という方に好評です。

金利(2025年12月実行例)

変動金利は年1.00%程度(融資率や審査結果により決定)となっており、ネット銀行として平均的な水準です。

固定金利は10年固定が2%台前半(実行金利はおおむね年2.60%前後)となっています。

楽天会員ランクに応じた金利優遇などはありませんが、提携不動産会社からの申込で金利引下げが適用されるケースがあります。

※ 金利は毎月見直されます。多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照)。審査結果・融資率・団信プラン・優遇適用可否により実際の金利は異なります。

手数料

上述の通り融資事務手数料が一律330,000円(税込)と固定されています。

借入額が3,000万円でも1億円でも手数料は同額なので、特に高額借入の場合に大きなメリットです。

他行のように「借入額×2.2%」だと借入額次第で手数料が青天井になる一方、楽天銀行の場合はいくら借りる場合でも33万円(税込)です。

団信の特徴

がん50%保障団信・全疾病保障がセットで付帯(無料)しており、さらにがん100%保障団信や夫婦連生団信を付ける場合でもそれぞれ+0.2%の上乗せで加入できます。

楽天生命との提携により保障内容も充実しています。

同性のパートナーとのペアローンについても、条件(自治体のパートナーシップ証明等)を満たせば利用可能と明記されています(※公式サイト)。

審査スピード

公式には借入まで最短26日(変動金利型の場合)※とされています。

フラット35の場合は最短35日程度※です。

必要書類の提出状況や物件の状況によって変わりますが、ネット完結型としては標準的な早さでしょう。

※ 所要日数は目安で、書類・物件・審査状況により前後します。

ここが嬉しい

楽天ポイントとの連携サービスもあり、住宅ローン契約者は楽天市場での買い物ポイント+1倍などの特典があります(楽天銀行の優遇プログラム)。

また、ネット銀行では珍しく同姓パートナーや事実婚でも収入合算OKとFAQで示されています。

MIYABI

「借入額が大きいので諸費用をできるだけ抑えたい」「手続きはネット中心だがサポート体制もほしい」という方に。

定額手数料のおかげで総支払額を抑えやすく、また借入までの期間も比較的短いです。

\仮審査を申し込む!/

※ 審査結果によりご希望に添えない場合があります。金利は実行時金利が適用されます。最新の適用条件は公式情報をご確認ください。

イオン銀行|「毎日5%OFF」特典※&選べる手数料プラン

※ 対象店舗・支払い条件・対象外あり。詳細はイオン銀行公式・リテール告知をご確認ください。

イオン銀行は流通大手イオングループの銀行で、住宅ローン契約者への買い物優待などユニークな特典が魅力です。

特に注目は、イオン銀行で住宅ローンを契約しイオンカードセレクトを持つと入会できる「イオンセレクトクラブ」の特典で、イオングループの対象店舗でのお買い物がローン完済までずっと5%オフになる※こと。

※ 対象店舗・支払い条件・対象外あり。詳細はイオン銀行公式・リテール告知をご確認ください。

日々のお買い物で家計を支える主婦・主夫層には大きなメリットです。

金利(2025年12月実行例)

変動金利は年0.78%(2025年12月適用金利)から提供されており、ネット銀行に比べるとやや高めですが、長期固定金利はフラット35を含めて競争力があります。

イオン銀行はフラット35(買取型)を取り扱っており、2025年12月の金利は10年固定はおおむね年1.92%前後機構提携ローンとして標準的です。

※ 金利は毎月見直されます。多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照)。審査結果・融資率・団信プラン・優遇適用可否により実際の金利は異なります。

手数料

融資手数料は「定率型」または「定額型」のどちらかを選べます。

定率型は借入額×2.20%(税込)&最低22万円(税込)、定額型は税込110,000円&金利が+0.2%上乗せされます。

例えば借入額3,000万円なら定率だと約66万円、定額だと11万円+金利0.2%上乗せとなり、総支払額では後者がお得になるケースもあります。

団信の特徴

一般団信が付帯し、希望者には8大疾病保障付団信(要金利上乗せ0.3%)夫婦連生団信などを用意しています。

なおイオン銀行ではフラット35利用時も新機構団信に加入できますが、ワイド団信(健康上の理由で団信加入できない場合の特約)は取り扱いがありません。

特典・サービス

前述の毎日5%オフ特典※のほか、定期預金金利優遇やイオン銀行のATM手数料優遇などイオングループならではのサービスがあります。

店舗網も全国のイオン内にあり、住宅ローン相談会が定期開催されているため対面サポートを受けやすいです。

※ 対象店舗・支払い条件・対象外あり。詳細はイオン銀行公式・リテール告知をご確認ください。

MIYABI

「住宅ローンだけでなく日々の生活費も節約したい」「身近なショッピングモールで相談したい」という方に最適です。

金利面ではネット銀行ほどのインパクトはないものの、実質的な家計負担を軽減できます。

\仮審査を申し込む!/

※ 審査結果によりご希望に添えない場合があります。金利は実行時金利が適用されます。最新の適用条件は公式情報をご確認ください。

auじぶん銀行|auユーザー優遇&充実のがん保障

auじぶん銀行はKDDI(au)と三菱UFJ銀行が共同出資するネット銀行で、auユーザーに嬉しいサービスが揃っています。

毎月のスマホ料金などとの連携による優遇割が特徴で、特にau利用者なら金利優遇※やPontaポイント特典があるため、「携帯もau、住宅ローンもauじぶん銀行でまとめたい」方に適しています。

※ 表示金利・優遇は例示であり、適用には条件・期限があります。最新の金利・キャンペーン条件は公式ページをご確認ください。

金利(2025年12月実行例)

変動金利は基準が年0.834%(2025年12月現在)ですが、auのスマホ契約があると年▲0.05%の「スマートフォン割引」が適用※されます。

また、10年固定や20年固定金利でも同様の優遇※が受けられ、長期固定金利の水準が比較的低いことも魅力です(例:固定20年が1%台前半など)。

※ 金利は毎月見直されます。多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照)。審査結果・融資率・団信プラン・優遇適用可否により実際の金利は異なります。

※ 表示金利・優遇は例示であり、適用には条件・期限があります。最新の金利・キャンペーン条件は公式ページをご確認ください。

手数料

事務手数料は定率型(借入額×2.2%)定額型(11万円)から選択できます。

定額型を選ぶと金利が+0.2%上乗せされますが、借入額が大きい場合は総支払額を抑えられるケースもあります。

たとえば5,000万円借入なら定率だと約110万円の手数料がかかりますが、定額型なら11万円+金利0.2%上乗せで済みます。

団信の特徴

がん50%保障団信(診断時に残高半減)と全疾病保障がセットで基本付帯し、しかも保険料は無料です。

がん100%保障に手厚くしたい場合は金利+0.2%で「がん100%保障団信」にアップグレード可能。

加入年齢は50歳以下が対象です。

ここが嬉しい

ネット銀行の中でも口座アプリの使い勝手が良いと評判で、残高管理や繰上げ返済もスマホでサクサクできます。

また、じぶん銀行はフラット35には対応していませんが、借入期間35年超の長期固定金利ローン「<じぶん銀行>住宅ローン(保証付)」を提供しており、最長40年の固定金利にも対応しています。

MIYABI

「auユーザーで日頃の支払いもおトクにしたい」「団信の保障内容を重視したい」という方にピッタリです。50歳以下ならがん50%+全疾病保障が無料付帯されるなど、保障重視派には大きなメリットがあります。

また、他行にはない40年固定ローンもあるため、将来にわたる金利上昇リスクを徹底的に排除したい人にも向いています。

\仮審査を申し込む!/

※ 審査結果によりご希望に添えない場合があります。金利は実行時金利が適用されます。最新の適用条件は公式情報をご確認ください。

申し込み~融資実行までの流れと「お借入実行月金利」の重要性

住宅ローンの一般的な手続きの流れと注意点について確認しましょう。

MIYABI

どの金融機関でも大まかな流れは共通しています。

STEP

事前審査(仮審査)に申し込む

購入予定物件や年収、勤続年数などを申告し、借入可能かの簡易審査を受けます。

最短当日~数日で結果が出るケースが多いです。

STEP

物件の契約

事前審査に通ったら、不動産売買契約を結びます。

手付金の支払いもここで発生します。

STEP

借入の申込

正式な借入申込です。

収入証明や物件資料など必要書類を提出し、金融機関と機構(フラット35の場合)が詳細に審査します。

本審査結果は通常1~2週間程度で通知されます。

STEP

金銭消費貸借契約(ローン契約)

本審査に通過したら、銀行とローン契約を結びます。

契約内容の最終確認や保証料・事務手数料の支払い方法もここで決まります。

STEP

融資実行・決済

金融機関が融資金を実行し、売主への支払い(決済)を行います。

これで晴れて物件引き渡しとなり、ローン返済がスタートします。

金利は「融資実行日の属する月の金利」が適用される

この中で特に重要なのが、金利が確定するタイミングです。

多くの住宅ローンでは「融資実行日の属する月の金利」が適用されます。

つまり、申込時や契約時ではなく、実際にお金が借り入れされる時点の金利で最終的な返済額が決まるのです。

MIYABI

「○月実行分の金利」は毎月見直され公表されていますから、事前審査~本審査の間に金利が変動する可能性も踏まえて計画を立てましょう。

たとえば、フラット35の場合は「申込時の金利と実行時の金利が異なる場合、実行時の金利が適用される」旨が明示されています。

金利交渉や固定への切り替えは実行直前まで検討余地あり

変動金利型でも基準金利は随時見直されますので、金利交渉や固定への切り替えは実行直前まで検討余地があります。

なお、各金融機関とも「○月○日までに契約完了で当月金利適用」などスケジュールの目安があります。

MIYABI

余裕を持って手続きを進め、金利適用月のチャンスを逃さないようにしましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘ではありません。最終的なご判断にあたっては各金融機関の最新の条件や公式資料をご確認ください。

【Q&A】住宅ローン比較の疑問に答える

そして、ここまでの内容をQ&A形式にまとめました。

変動金利で住宅ローンを選ぶならどの金融機関が有利?

ネット銀行系(例:SBI新生銀行、PayPay銀行など)が変動金利で低い店頭表示金利の事例を提供※しており有利です。

手数料や団信の保障内容も含めて総合的に判断することが重要です。

※ 実際の適用は審査・優遇条件等で異なります。

固定金利やフラット35はどんな人に向いている?

長期の金利上昇リスクを避けたい人や、返済計画を安定させたい人に向いています。

将来の家計を見据えた長期的な安定を求めるならフラット35が適しています。

手数料を抑えたい場合はどの銀行がおすすめ?

借入額に応じて事務手数料が抑えられるプランは異なります。

楽天銀行の定額手数料(33万円)やイオン銀行・auじぶん銀行の定額プラン(11万円)などが借入額が大きい人に有利です。

借入額に応じて定率型と比較しましょう。

住宅ローンの審査はどれくらいの期間がかかる?

事前審査は最短当日〜数日、本審査は1〜2週間程度が目安です。

PayPay銀行や住信SBIネット銀行など、ネット完結型は審査スピードが早い傾向にあります。

住宅ローンの金利はいつ確定するの?

多くの金融機関では「融資実行月の金利」が適用されます。

申込時や契約時ではなく、実際に融資が行われる時点の金利なので注意が必要です。

がん保障付き団信はどのくらいの金利上乗せがある?

上乗せは一般的に+0.1〜0.35%程度です。

例えばPayPay銀行では「がん50%保障団信」で+0.05%、SBIアルヒでは「がん100%保障団信」で+0.15%となっています。

ネット銀行でも対面相談やサポートは受けられる?

一部ネット銀行(例:住信SBIネット銀行、SBI新生銀行)は、電話やビデオ通話などでサポートを提供しています。

初心者でも安心して利用可能です。

同性パートナーや事実婚でも住宅ローンは利用できる?

住信SBIネット銀行、楽天銀行、auじぶん銀行などは、条件を満たせば同性パートナーとのペアローンや収入合算ができる可能性があります。

フラット35の金利は買取型と保証型でどう違う?

保証型は自己資金が多い人向けで金利が低め(例:住信SBI銀行は当初5年0.510%~)。

一方、買取型は標準的な金利(2025年12月時点では15~20年1.580%、21~35年1.970%程度)ですが、条件が緩やかです。

融資実行までどのくらいの期間がかかる?

最短でも3週間~1ヶ月半が目安です。

楽天銀行で最短26日、SBI新生銀行では約1ヶ月半とされています。

物件契約や書類準備次第で前後します。

終わりに|住宅ローン選びは「条件の見える化」が鍵

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変動金利固定金利
(10年)
フラット35返済方法5年ルール
125%ルール
審査日数事務手数料一部繰上げ返済手数料金利変更手数料つなぎ融資オプション公式サイト
SBIアルヒ年1.050% ~
(半年型)
年2.950% ~スーパーフラット:年1.820%~
フラット35:年1.580%(15年~20年)/年1.970%(21年~35年)
元利均等返済/元金均等返済方式記載なし事前審査が最短1営業日※
本審査が最短3営業日※
借入金額×2.2%+消費税
※最低事務手数料220,000円
最新の貸付条件はこちら
WEB受付は無料
電話受付は有料
金利固定化手数料5,500円(税込)あり
SBIアルヒフラットつなぎ
SBIアルヒ 暮らしのサービス
約40種類の優待特典
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PayPay銀行年0.63%
(新規・借換いずれも/全期間引下型)
年1.84%取り扱いなし元利均等返済取り扱いなし事前審査(当日~2営業日)
本審査(書類提出から3~10営業日)
借入金額×2.20%WEB受付は無料
電話受付は有料
手数料無料取り扱いなし詳細を見る
住信SBI銀行年0.698%~
(自己資金20%以上)
年0.948%~
(自己資金20%未満)
年1.999%~
(自己資金20%以上)
フラット35(買取型):年1.550%~
フラット35(保障型):
当初5年間:年0.510%~
6年目以降:年1.510%~
元本均等返済/元利均等返済あり仮査定なら最短当日
本審査1週間〜10日
借入金額×2.2%(税込)無料手数料無料取り扱いなし
土地先行プランあり
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SBI新生銀行年0.590%~
(自己資金10%以上)
年2.00%取り扱いなし元利均等返済取り扱いなし申し込み~借入:約1ヶ月半借入金額×2.2%無料固定金利選択手数料:5,500円あり詳細を見る
楽天銀行年1.004%~年1.655%
住宅ローン(金利選択型)
借入金利「基準金利 − 金利引下げ幅」
年2.605%前後~年1.870%
(団信あり)
元本均等返済/元利均等返済あり最短26日※フラット35は最短35日程度事務手数料:一律33万円
※フラット35は融資額×1.1%
無料手数料無料あり住宅ローン会員ランク特典 等詳細を見る
イオン銀行年0.78%~
(自己資金20%以上)
年1.92%~年1.89%元利均等返済あり事前審査最短翌日
正式審査1〜2週間
<定率型> 借入金額×2.20%(税込)
最低220,000円
<定額型> 110,000円(税込)
定率型より年0.2%高
無料手数料無料ありイオングループ特典 等詳細を見る
auじぶん銀行0.834%(LTV80%以下)/0.879%(80%超・借換)年1.30%取り扱いなし元本均等返済/元利均等返済あり仮審査 当日~3営業日
本審査 3~10営業日
借入金額×2.20%(税込)無料手数料無料取り扱いなし住宅ローン金利優遇割詳細を見る

※ 金利は毎月見直されます。多くの民間ローンと【フラット35】は『実行時金利』が適用されます(機構解説参照)。審査結果・融資率・団信プラン・優遇適用可否により実際の金利は異なります。

※ 審査・融資までの最短日数は物件・書類・審査状況等で前後します。

※スーパーフラット5では、就業不能保険 スタンダードにご加入いただくことが条件となります。就業不能保険 スタンダードの詳細はこちら(https://www.sbiaruhi.co.jp/product/option_insurance/syugyofunou_standard/)をご確認ください。

住宅ローンの選択肢は、想像以上に多岐にわたります。

だからこそ「どんな人に向いているか」を軸に、金利や手数料、団信の違いを比較することが、納得のいく選択につながります。

今回ご紹介した7つの金融機関も「来店せずに完結したい」「病気への備えを充実させたい」「将来の支出を見通したい」など、ご自身の重視するポイントに合わせて絞り込むと、候補がぐっと具体的になります。

まずは気になるローンを2〜3社に絞り、事前審査から始めてみるのがおすすめです。

金利は融資実行月に確定するため、動き出しは早いほど安心です。

MIYABI

自分に合った住宅ローンを見つけるために、今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。

焦らず、でも一歩踏み出すことから始めてみましょう。

本コンテンツは一般的な情報提供であり、特定の金融商品の勧誘または投資助言を目的とするものではありません。金利・手数料・特典・審査条件は変更される場合があります。必ず最新の公式情報をご確認ください。

参考・出典

  1. 住宅金融支援機構「最新の金利情報(2025年12月)」
    https://www.flat35.com/loan/interest/)更新日:2025-12-01
  2. 住宅金融支援機構「フラット35 金利引下げメニュー(ポイント制)」
    https://www.flat35.com/loan/lineup/point/)更新日:2025-09-01
  3. PayPay銀行 公式サイト「金利」「キャンペーン」「団信プラン」「審査所要日数」
    https://www.paypay-bank.co.jp/mortgage/interest/ 他)更新日:2025-12-01/2025-05-30/2024-09-03
  4. 住信SBIネット銀行 公式サイト「住宅ローン フラット35(買取型/保証型)」「金利一覧」等
    https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/flat35/)更新日:2025-12-01
  5. SBI新生銀行 公式FAQ「住宅ローン:店頭相談の実施予定なし」
    https://www.sbishinseibank.co.jp/retail/housing/branch/tentou/)更新日:2025-10-01
  6. SBIアルヒ株式会社 公式サイト「ユアセレクト」「フラット35」「金利一覧」「事務手数料」
    https://www.sbiaruhi.co.jp/)更新日:2025-12-01
  7. 楽天銀行 公式サイト「住宅ローン:所要日数(最短26日/35日)」・「手数料」等
    https://www.rakuten-bank.co.jp/home-loan/)更新日:2025-12-01
  8. イオン銀行 公式サイト「イオンセレクトクラブ(毎日5%OFF)」・「手数料」
    https://www.aeonbank.co.jp/housing_loan/select_club/ 他)更新日:2025-12-01/2025-05-19
  9. auじぶん銀行 公式FAQ「住宅ローン:フラット35への対応状況」
    https://help.jibunbank.co.jp/)更新日:2025-12-01
  10. 同性パートナー・事実婚の取扱い(住信SBI・auじぶん・楽天 他)
    (各行公式FAQ・プレスリリース等)更新日:2025-12-01

不動産WEB相談室

不動産WEB相談室は城都不動産株式会社が運営するメディアです。不動産売却や購入・賃貸など 専門家ならではの視点から解説されているので、ぜひご参考ください。

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THE ROOM TOURは、 実際に家を建てたフォロワーさんからの口コミやアンケート結果を元に、後悔しない家づくり情報を届ける暮らしのメディアです。総フォロワー50万人は超え、インスタグラムを中心とした各種SNSでフォロワーさんから寄せられた家づくり経験者さんの生の声を届けています。

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この記事を書いた人

住宅ローンアドバイザー&不動産投資家として25年以上の経験を持つ、不動産領域の頼れるナイスミドルのライター。
FP1級や宅建、住宅ローンアドバイザー資格を活かし、無理なく返せるローンの選び方から不動産の最新市況までを分かりやすく解説。
自身は持ち家と賃貸物件を1つずつ保有しており、長く安心して返済できる知識を発信している。

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