【2026年2月6日】の経済・時事ニュースまとめ

2026年2月6日は、米株の調整と暗号資産の急落がリスク回避を強める一方、国内では総選挙を控えた財政・金利観測が意識されました。
欧州ではECBと英中銀が政策金利を据え置き、票割れや見通しの言葉遣いが金利・為替の材料になっています。
ねくこ本稿は2月6日11時30分(日本時間)に確認できた、直近24時間以内に公開された報道と公式資料をもとに、複数のニュースをつき合わせながら要点を整理します。
主要株価指数・為替レート(2026年2月6日11時30分時点)
ねくこ以下の数値は2026年2月6日11時30分時点(日本時間)の主要指標を、公開されているマーケット情報から整理したものです。
指数や為替は取引時間中に変動するため、参考値としてご覧ください。
| 指標 | 値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均株価 | 54,073.52円 | +255.48(0.47%)円 |
| NYダウ | 48,908.72ドル | -592.58(-1.20%)ドル |
| S&P500 | 6,798.40ポイント | -84.32(-1.23%)ポイント |
| ドル円為替(ドル/円) | 156.82 円 | +0.02円 |
※ドル円の前日比は前日終値との差分を小数第2位で丸めた参考値です。
日経平均は朝方から小幅安で推移し、財政・金利観測が重荷
日経平均株価は午前終値時点で54,073.52円と前日比+255.48(0.47%)円で推移しています。
金利上昇観測は成長株の評価に影響しやすく、企業の資金調達コストにも波及し得ます。
ねくこ株価の短期的な上下よりも、金利とインフレ、財政運営のコミュニケーションが市場心理を左右しやすい点を確認しておきたいところです。
米国株はAI関連の調整が続き、弱い指標で債券買いが強まる
前日の米国市場でNYダウは48,908.72ドル(-592.58、-1.20%)、S&P500は6,798.40ポイント(-84.32、-1.23%)と下落しました。
海外ではAI投資のコスト増への懸念が株式の下押し要因になり、弱い労働指標を受けて米国債に資金が向かったと報じられています。
米金利の低下はドルの動きにも影響しやすく、日本時間の為替や輸入コストの見通しにも波及する可能性があります。
ねくこ好材料と悪材料が同時に出やすい局面では、ニュースの見出しだけでなく、金利と信用スプレッド(社債などの上乗せ金利)の反応もあわせて確認しておくと、全体像を整理しやすくなります。
ドル円は156円台、暗号資産は急落でボラティリティが上昇
ドル円は9時時点で1ドル=156.82円前後と、前日終値(156.80円)からおおむね横ばい前後の推移です。
前日の海外市場では安全資産志向でドルが買われる場面があり、為替は金利や政治要因の影響を受けやすい状態が続いています。
暗号資産はビットコインが一時6.3万ドル台まで下落するなど、値動きの荒さが目立っており、報道では、過去24時間でビットコイン関連のポジション清算が膨らんだとされています。
ねくこ為替・株・暗号資産が同時に動く局面では、値動きの大きい資産ほど「想定外の変動」を前提に、余裕資金の範囲で管理するという視点を持っておくとリスク管理に役立ちます。
資産運用をしている人がこの局面で心掛けるとよい一般的なポイント
ここで取り上げる内容は、一般的な家計管理や資産形成の考え方をまとめたものです。特定の金融商品や投資手法の利用をすすめるものではありません。実際の運用や制度の利用にあたっては、ご家庭の状況に応じて、金融機関や専門家などに相談すると安心です。
長期・分散の基本を「制度」と「リスク」の両面で確認する
制度を活用して積立を続けている場合でも、NISAは元本保証ではなく価格変動リスクがある点を前提に、制度の概要や商品ごとのリスク、手数料などをあらためて整理しておくと安心です。

NISAのつみたて投資枠と成長投資枠は投資対象や運用の目的が異なるため、生活防衛資金との距離感を確認してから選び分けます。

NISAのしくみや年間投資上限などの最新情報は、金融庁のNISA特設サイトなど公的な情報源もあわせて確認しておくと安心です。
iDeCoは原則60歳までの引き出し制限や、毎月積み立てられる金額の上限(拠出上限)があるため、短期の資金需要がある家庭では無理のない設計が重要です。

iDeCoの加入条件や税制優遇などの詳細は、厚生労働省やiDeCo公式サイトなどの公的な情報もあわせて確認しておくと、制度変更にも対応しやすくなります。
相場が荒れやすい局面では、資産の地域・通貨・資産クラス(株式・債券・現金など)を分散して、1つの値動きに家計が連動し過ぎない状態を目指すという考え方があります。
ねくこ価格変動・為替・信用・流動性・税制変更などのリスクは避けられないため、家計の毎月の収支(キャッシュフロー)とリスク許容度(どの程度の値動きまでなら気持ちと家計が耐えられるか)を言語化しておくと判断がブレにくくなります。
主なリスクの種類と、家計にどのようにかかわるかをざっくり整理すると、全体像をつかみやすくなります。
| リスクの種類 | 主な内容 | 家計への主な影響例 |
|---|---|---|
| 価格変動リスク | 株式や投資信託などの価格が上下すること | 評価額が下がると、一時的に元本割れになる |
| 為替リスク | 円とドルなど通貨の交換レートが変わること | 外貨建て資産の円換算額や、輸入品の価格が変わる |
| 信用リスク | 企業や国が約束どおりお金を返せなくなるおそれ | 社債や投資信託の価格が下がったり、利回りが上がったりする |
| 流動性リスク | 売りたいときにすぐ売れなかったり、大きく値下がりしてしまうおそれ | 急にお金が必要になっても、想定した価格で現金化できない可能性がある |
| 税制・制度変更リスク | NISAやiDeCoなどの制度や税率が変わること | 将来の非課税枠や節税効果が変わることがある |
為替の変動は「当てにいく」より「影響範囲」を把握する
ドル円が動く局面では、海外旅行や輸入品、エネルギー価格など家計の影響範囲を先に洗い出すと整理しやすいです。
一方で、為替差益を狙う目的のFXは、少ないお金(証拠金)で大きな取引ができる仕組み(レバレッジ)のため、損失が拡大するおそれがあり、場合によっては預けた証拠金を上回る損失が生じるリスクもあります。
証拠金維持率やロスカット条件などの仕組みを自分で説明できることが、取引を検討する前提になります。



FXの仕組みや主なリスクについては、金融庁など公的機関の解説ページも確認し、仕組みや注意点を複数の情報源で押さえておくと安心です。
外貨建て資産を保有している場合は、短期の為替変動を当てにせず、保有目的(教育費・老後資金など)と期間に沿って見直す考え方が一般的です。
急な円安局面では生活コストが上がり得る一方、円高局面では輸入物価の鈍化が期待されるなど、影響は時間差で現れます。
ねくこ為替は金利差だけでなく政治・地政学も材料になりやすく、単一の要因で説明し切れない点を織り込んでおくと過度な期待を避けられます。
下落局面で優先したいのは「固定費」と手元資金の安全度
相場の不安定さが増すほど、固定費の見直しで毎月の余力を確保する方が、短期の値動きよりもコントロールしやすい対策になり得ます。




生活防衛資金(当面の生活費)を先に確保し、投資資金と混ぜないことで、相場の下振れ時に現金化を迫られるリスクを減らせる可能性があります。
ねくこ借入がある家庭では、金利上昇局面に備えて返済計画や金利タイプ(固定・変動)の条件を再確認しておくと安心です。
「できることから順に」という視点で、支出・保険・通信・住まいを棚卸しすると、相場の不確実性に対する耐性が上がります。
国内ニュース
国内では半導体投資や企業の資本政策、財政運営の発言などが相次ぎ、産業政策と市場心理の関係が改めて注目されました。
TSMCが熊本第2工場で3ナノ半導体の生産方針を表明
TSMCは熊本県で建設中の第2工場で回路線幅3ナノメートルの最先端半導体を生産する方針を示しました。
報道では、データセンターやスマートフォン向けで供給が逼迫している最先端チップ需要を取り込む狙いがあるとされています。
一方で、稼働率やコスト競争力など課題も指摘されており、補助のあり方や供給先の見通しが焦点になりそうです。
ねくこ半導体は設備投資の規模が大きく需要の波も大きいため、国内景気への波及は「時間差がある」点を踏まえて見守りたいです。
フジ・メディアHDが約2350億円の自社株買いを実施
フジ・メディア・ホールディングスは東京証券取引所の立会外買付取引で約6120万株、取得総額約2350億円の自社株買いを実施しました。
大規模な自社株買いは需給や資本効率の議論に影響し、資本政策やコーポレートガバナンス(企業の統治体制)の論点を増やす材料になり得ます。
同社は都市開発・観光事業で外部資本の受け入れ検討も公表しており、非放送領域を含む事業ポートフォリオの再構築が注目されます。
ねくこ自社株買いは短期的に株価材料になりやすい一方、中長期では「何に投資して成長するか」の説明がより重要になります。
ルネサスが電子部品「タイミング」事業を売却し、6年ぶり赤字
ルネサスエレクトロニクスは電子部品の「タイミング」事業を30億ドル(約4680億円)で売却すると発表しました。
同社は主力の半導体事業に経営資源を集中する狙いを示しており、同時に発表した2025年12月期決算は純損益が517億円の赤字となり、6年ぶりの赤字転落でした。
記事によると、協業先の経営破綻に伴う損失計上や、中国を中心としたEV市場の落ち込みが影響しました。
ねくこ半導体企業の業績は設備投資と需要サイクルに左右されやすく、売却や減損は「体質改善の一手」でもあるため、今後の収益構造の説明に注目したいです。
海外ニュース
海外では主要中銀の金融政策と地政学・安全保障の節目が同時に重なり、金利・為替・リスク資産への波及が意識されました。
ECBが政策金利を据え置き、インフレ低下でも慎重姿勢
欧州中央銀行(ECB)は主要政策金利を据え置き、預金ファシリティ金利を2.00%に維持しました。
金利据え置きが長引くとの観測は、ユーロ圏の国債利回りや為替の方向感に影響し、輸出入企業の採算見通しにも波及し得ます。
ECBは声明でデータに基づき会合ごとに判断するとして、特定の金利経路にコミットしない姿勢を明確にしています。
ねくこ「利下げの速さ」を巡る市場の織り込みは変わりやすく、政策決定そのものよりも会見でのリスク認識の変化が相場を動かす場面があります。
英中銀は3.75%で据え置き、5対4の票割れが示す綱引き
イングランド銀行(英中銀)は政策金利(Bank Rate)を3.75%で据え置き、金融政策委員会(MPC)は5対4で維持を決めました。
報道によると、ベイリー総裁や外部委員のマン氏は今後利下げ派に加わる可能性に言及する一方、物価の粘着性を警戒して慎重論も残りました。
票割れは市場の利下げ観測を揺らしやすく、英国債利回りやポンド相場の変動を通じて欧州株式にも影響を与える可能性があります。
英中銀は、インフレが2%に到達するだけでなく「持続的に2%へ戻る」ことを重視する姿勢を示しています。
ねくこ主要中銀が同時に動く日は、各国の金利差が為替に反映されやすく、短期の価格変動より「政策の優先順位」に注目すると理解が進みます。
米露の核軍縮条約「新START」が失効し、後継枠組みが焦点
米国とロシアの戦略核兵器を制限する条約「新START」が2月5日に失効しました。
報道では、ロシア大統領府が条約の失効を「遺憾」としつつ、戦略的安定に責任ある姿勢を続けると説明したとされています。
海外メディアは、国連のグテーレス事務総長が「国際平和と安全にとって深刻な局面」として早期の後継合意を促したと伝えています。
ねくこ核軍備管理の枠組みが弱まると地政学リスクが高まり、資源・防衛関連のコストや市場のリスク許容度に影響する可能性があります。
安全保障の話題は投資テーマに直結しやすい一方、情報が錯綜しやすいため、公式発表と複数報道の一致点を基準に整理するのが有効です。
私たちの生活に起こること
ここでは、ニュースで取り上げた出来事が、一般的に私たちの家計や暮らしにどのようにつながりやすいかをイメージしやすくするための例を紹介します。
円安が続くと輸入品やエネルギーの仕入れコストが上がり、食品・電気料金などの物価に遅れて反映される可能性があります。
逆に円高方向に振れる局面では、輸入物価の上昇が鈍り、家計の負担感が和らぐ場面も想定されます。
海外中銀の金利見通しが揺れると世界の長期金利が動きやすく、日本の住宅ローン金利や企業の社債発行環境にも影響が及ぶことがあります。

今日のチェックすべき点としては、
- 為替(ドル/円)の水準と、電気・ガソリンなど輸入比率の高い支出の変化を確認しておくと、家計への影響を把握しやすくなります。
- 金利ニュースを見るときは、政策金利だけでなく長期金利(国債利回り)の反応もあわせて把握しておくと、金利の全体像をつかみやすくなります。
- 大きく値動きした資産に関する情報は、公式発表と複数報道の一致点から確認しておくと、思い込みを減らすのに役立ちます。
本コンテンツは一般的な情報提供を目的とするものであり、特定の金融商品の勧誘または投資助言を目的とするものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
市場データや制度・税制は将来変更される可能性があります。実際の投資判断や制度の利用にあたっては、必ず最新の公式情報を確認のうえ、ご自身の状況に照らして慎重に検討してください。
記事内の数値は参照元の表示に基づくもので、取引時間や公表時刻の違いにより差異が生じる可能性があります。
ニュースソース一覧
最終確認日:2026年2月6日です。
- Google Finance(市場データ/日経平均株価):https://www.google.com/finance/quote/NI225:INDEXNIKKEI?gl=JP&hl=ja
- Google Finance(市場データ/NYダウ):https://www.google.com/finance/quote/.DJI:INDEXDJX?hl=en
- Google Finance(市場データ/S&P500):https://www.google.com/finance/quote/.INX:INDEXSP?hl=en
- Google Finance(市場データ/ドル円):https://www.google.com/finance/quote/USD-JPY?hl=en
- ロイター(市場・金利・為替/AI調整と債券買い):https://www.reuters.com/business/retail-consumer/global-markets-global-markets-2026-02-05/
- ロイター(暗号資産/ビットコイン急落):https://www.reuters.com/business/bitcoin-slumps-with-key-70000-level-sight-2026-02-05/
- ロイター(国内/財政規律と金利観測):https://www.reuters.com/world/asia-pacific/japan-pm-takaichis-reflationist-aide-calls-fiscal-discipline-2026-02-05/
- ロイター日本語(国内/TSMC熊本3ナノ方針):https://jp.reuters.com/markets/japan/3K6XVA76TNN7BGQVTBSQIX6X5A-2026-02-05/
- FNNプライムオンライン(国内/フジ・メディアHD自社株買い):https://www.fnn.jp/articles/-/997898
- nippon.com(時事通信)(国内/ルネサス事業売却と赤字):https://www.nippon.com/ja/news/yjj2026020500618/
- ロイター(海外/ECB金利据え置き):https://www.reuters.com/business/finance/ecb-keeps-rates-steady-shrugs-off-inflation-dip-2026-02-05/
- ロイター(海外/英中銀3.75%据え置き):https://www.reuters.com/world/uk/bank-england-holds-rates-375-surprisingly-close-vote-2026-02-05/
- ロイター(海外/新START失効を巡るロシア側説明):https://www.reuters.com/world/china/kremlin-says-russia-will-stay-responsible-nuclear-power-despite-new-starts-2026-02-05/
- The Guardian(海外/国連事務総長の警告と新START失効):https://www.theguardian.com/world/2026/feb/05/russia-us-nuclear-new-start-treaty-expires-un-warning
- European Central Bank(公式/Monetary policy decisions 5 February 2026):https://www.ecb.europa.eu/press/pr/date/2026/html/ecb.mp260205~001d26959b.en.html
- Bank of England(公式/Monetary Policy Summary and Minutes February 2026):https://www.bankofengland.co.uk/monetary-policy-summary-and-minutes/2026/february-2026
- 金融庁(公式/NISA特設ウェブサイト):https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/know/index.html
- iDeCo公式サイト(公式/制度の概要):https://www.ideco-koushiki.jp/
- 厚生労働省(公式/iDeCoとは):https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html
- 金融庁(公式/投資信託やFXに関する相談・注意喚起):https://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/advice03.html
- 消費者庁(公式/暗号資産に関するトラブル注意喚起):https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_001/
- 金融庁(公式/暗号資産に関するトラブルへの注意喚起):https://www.fsa.go.jp/news/r2/virtual_currency/20210407.html