お米、もうブランド米でいい?|ブレンド米との差は1年で1,028円→133円に

去年はお米が高いということで話題になっていたため、「お米が高いから、ブレンド米にしている」という人は少なくなかったと思います。
ところが、今年はそのブレンド米と銘柄米(コシヒカリなど、産地や品種がはっきりした、いわゆるブランド米)の価格差が非常に縮まっています。
その値段の差は、5kgで1年前の1,028円から133円まで縮んでいて、銘柄米がかなり値下がりしています。

お米は今、いくらになった?
農林水産省は10月30日、全国の約1,000店のスーパーで売られたお米の値段を発表しました。
10月19〜25日の週の平均は5kgで2,788円で、前の週より33円下がっており、これで下がったのはなんと11週連続、3,000円を下回るのも7週連続です。
1年前の同じ時期は4,208円だったので、なんと1年前と比べて1,420円も安くなりました(ちなみに、この1年でいちばん高かった週(2025年12月29日〜2026年1月4日)は4,416円でした)。
たとえば月に5kgを1袋買う家なら、1年前より月に1,420円、年に17,040円(1,420円×12か月)安くなる計算です。
ブランド米とブレンド米、今はどれくらい差があるの?

同じ発表には、銘柄米とブレンド米等の平均も分けて載っています。
ブレンド米等には、お店のオリジナル商品なども含まれることがあります。
| 5kgの平均 | 1年前(2025年10月20〜26日) | 前の週(2026年10月12〜18日) | 今(2026年10月19〜25日) |
|---|---|---|---|
| 銘柄米 | 4,523円 | 2,872円 | 2,811円 |
| ブレンド米等 | 3,495円 | 2,609円 | 2,678円 |
| 差 | 1,028円 | 263円 | 133円 |
差が縮んだのは、銘柄米のほうが大きく下がったからです(とはいえ、見てのとおりブレンド米も下がっていますが)。
この1年で、銘柄米は1,712円、ブレンド米等は817円下がった結果、今の差は5kgで133円、1kgにすると約27円(133円÷5kg=26.6円)です。
※あくまで平均値なので、大体の目安にしてください。販売店によって異なります。
では、お米はどう買えばいいの?
お米を買う時に見るところは、
- 銘柄米とブレンド米の値札を、並べて比べる
- 5kgで2,788円を目安に、高いか安いかを見る
- 大きな袋のまとめ買いは急がない
の3つです。
まず、値札の差が100円台なら、安さだけでブレンド米に決めなくてもよさそうです(もちろん、米なんて食えれば全部一緒、という方はブレンド米でもOKだと思います)。
ただ、100円台の差というのはあくまで全国平均の価格差で、いつも買っているお店によって差はもっと大きいこともあります。
実際にどっちがいくらかを把握して、選ぶことをおすすめします。
また、平均が下がり続けている間に慌てて多めに買うと、次に買う時のほうが安かったということも起こります。
もちろん、来週も下がるとは限りませんが、米に関してはいつもの量を、なくなるたびに買うくらいがちょうどよいと思います。
ほかにも、今日のお財布ニュース
ガソリンの補助が、12月から少しずつ減っていく
高市首相は10月29日の会見で、ガソリンの補助を12月以降、春先に向けて減らしていく方針を示しました。
今は全国平均を170円程度に抑えるように補助が出ていて、10月26日の平均は170.1円、10月29日〜11月4日の補助は1Lあたり52.4円です。
ただ、いつまで上げるのか、補助がいつ終わるのかについて首相は「予断をもって申し上げることはいたしません」と述べるにとどめています。

「年末セールでカニを」の電話に注意
国民生活センターは10月28日、カニなどの海産物を強引にすすめる電話や、頼んでいないのに届く「送り付け」に注意するよう呼びかけました。
昔からある手口ではあるのですが、2025年度の相談は4,377件で、いちばん多い月は12月の545件です。
今年度は9月末までで1,075件と、前の年の同じ時期の1,752件より減っていますが、相談は年末に増える傾向があります。
断ったのに代引きで届いたら、配達の人に事情を話して受け取りを断り、代金は払わないでください。
うっかり払ってしまっても、一方的に送り付けられた商品なら、返金を求めることができます。
また、電話で承諾してしまった場合でも、法律で決められた書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフ(契約をなかったことにする手続き)ができます。
契約した人の年代が分かる相談のうち、70歳代以上が63.7%を占めているので、親が1人で電話に出ることが多い家は、この話を伝えておくと安心です。
【今回のまとめ】結局、何をすればいい?
今日のまとめとして、
- お米は銘柄米とブレンド米の値札を並べて比べる(平均の差は5kgで133円)
- 大きな袋のまとめ買いは急がず、いつもの量をなくなるたびに買う
- ガソリンは、基準価格が上がる前の給油で満タンにしておく
- 断ったのに届いたカニなどは、受け取らない
です。
少し前まで、銘柄米は手が出にくい値段でしたが、今は選べるところまで戻ってきました。
今夜のごはんは、久しぶりに好きな銘柄で炊いてみるのもいいかもしれませんよ。
※お米の値段は、全国の約1,000店のスーパーの販売データをもとにした税込の平均です。実際の値段は、お店や商品によって違います。
※この記事は情報提供を目的としたもので、内容は2026年11月4日時点のものです。
引用・参考出典
引用・参考出典は、次のとおりです。
- 農林水産省「スーパーでの販売数量・価格の推移(POSデータに基づき作成、全国・週次)」(2026年10月30日公表)「https://www.maff.go.jp/j/nousan/kokumotu/ksppos.pdf」確認日:2026年11月4日
- 首相官邸「中東情勢を踏まえた「緊急的激変緩和措置」の今後の対応についての会見」(2026年10月29日)「https://www.kantei.go.jp/jp/105/statement/2026/1029kaiken.html」確認日:2026年11月4日
- 経済産業省 資源エネルギー庁「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」「https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/」確認日:2026年11月4日
- 国民生活センター「海産物の購入を強引に勧める電話勧誘販売・送り付けトラブルに注意!」(2026年10月28日)「https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20261028_1.pdf」確認日:2026年11月4日