【2025年5月15日】の経済・時事ニュースまとめ

2025年5月15日、国内外の経済ニュースでは、株式市場の調整や為替市場の動向が注目されました。
また、企業の決算発表や国際的な経済交渉も市場に影響を及ぼしています。
株式・為替市場の動向(2025年5月15日 午前10時点)
指数/為替 | 午前10時値 | 前日比 |
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日経平均株価 | 37,744.09円 | −384.04 (1.01%)円 |
ダウ平均終値 | 42,051.06ドル | −89.37 (0.21%)ドル |
S&P500終値 | 5,892.58ポイント | +6.03 (0.10%)ポイント |
ドル/円 | 146.72~82円 | -0.71円 |
日経平均株価は続落し、米国市場ではダウ平均が小幅安となる一方、ナスダックは上昇しました。
為替市場では、ドル円が146円台と円高方向に推移し、米国の経済指標や政策動向が影響を与えています。
株式市場の動向
日経平均株価、続落で取引開始

15日の東京株式市場では、日経平均株価が前日比−384.04 (1.01%)円の37,744.09円で推移しています。
前日の米国市場の下落や円安の一服感が影響し、利益確定の売りが先行しました。
高値警戒感もあり、上値の重い展開となっています。
米国市場、ダウ平均は小幅安、ナスダックは上昇
14日の米国株式市場では、ダウ平均が前日比89.37ドル安の42,051.06ドルで取引を終えました。
一方、ナスダックは136.73ポイント高の19,146.81で終了し、ハイテク株への買いが継続しています。
米中協議の進展がリスク選好を促す一方、利下げ期待の後退や金利高がダウ平均の重しとなりました。
為替市場の動向
ドル円、146円台で推移
15日の東京外国為替市場では、ドル円が146円台半ばで推移しています。
前日は米国と韓国の為替協議報道を受けてドル安が進行し、一時145円台まで下落しましたが、その後は下げ渋る展開となりました。
米国の経済指標の発表やG7財務相会議での為替協議への警戒感が、ドル円の上値を抑える要因となっています。
企業の動向
ソニー、12.9%減益予想
ソニーグループは、2025年度の営業利益が前期比12.9%減の予想を発表しました。
米国の関税政策が影響し、営業利益が1,000億円減少する見通しです。為替の変動や国際的な貿易政策が企業業績に与える影響が懸念されています。

スバル、業績予想を「未定」に
スバルは、2025年度の業績予想を「未定」としました。
米国の関税政策の影響が不透明であり、業績への影響を見極める必要があるとしています。
自動車業界では、国際的な貿易政策の変動が業績に大きく影響する状況が続いています。
私たちの生活に起こること
現在の経済動向は、私たちの生活にもさまざまな影響を与えています。
株式市場の調整や為替の変動は、投資や輸入品の価格に影響を及ぼす可能性があります。
また、企業の業績悪化が雇用や賃金に影響することも考えられます。今後の経済指標や政策動向に注目し、適切な対応を心がけることが重要です。