おまとめローンのメリット・デメリットは?借金問題を何とかしたい人が最初に読む記事

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この記事の結論(先に要点だけ)

  • おまとめローンは「借金を消す方法」ではなく、「返済を続けやすくする道具」です。
  • 得になるかは、主に平均金利が下がるか、返済期間を伸ばしすぎないかに加えて、手数料・返済方式・繰上返済のしやすさ等の条件にも左右されます。
  • 延滞中、または生活費が足りない状態なら、借り換えより先に公的・中立の相談窓口を使うほうが安全なこともあります。

複数社からのカードローンやキャッシングを抱え、

毎月の返済が重く生活費を圧迫する・・・

返済日が多く忘れそう・・・

といった不安を感じていませんか?

借入が増えるほど利息の負担は増えやすく、延滞が続くと信用情報に支払状況として記録され、今後の審査等に影響が出る可能性があります。

そのため、上記のようなサインが出ている人は、「いまの返済が続けられる形」に組み替えることが、家計の見通しを整えるきっかけになる場合があります。

そんな悩みを軽くするための選択肢の一つがおまとめローンです。

編集部マスクY

この記事では、おまとめローンとはどういうものか、メリットやデメリット、その他の選択肢まで含めて、一般的な指針を紹介します。

最終更新日:2026年2月13日。この記事は一般的な情報提供を目的としており、特定のローン申込を推奨するものではありません。借入の可否、適用金利、限度額、返済額は審査や契約条件により異なります。金利・手数料・条件は変更される場合があるため、申込前に必ず各社の最新の公式情報(商品概要説明書等)をご確認ください。返済が困難、延滞中、生活費が不足している等の場合は、借り換えを急ぐ前に公的・中立の相談窓口や弁護士・司法書士等の専門家へ相談することもご検討ください。なお、相談窓口の電話番号・受付時間等は変更される場合があります。最新情報は各窓口の公式ページでご確認ください。

目次

おまとめローンとは?

おまとめローンとは、複数のカードローンやキャッシング等の借り入れをひとつのローンに借り換えて、返済先を一本化するためのローンです。

たとえば、A社・B社・C社から借り入れがある場合に、D社のおまとめローンで借り換えし、A社・B社・C社を完済して、以降はD社だけに返済していく仕組みです。

勘違いしやすいポイント

  • 借金が帳消しになるわけではありません。借入先と返済条件が変わるだけです。
  • 「月の返済額が下がる」=「総返済額が必ず下がる」ではありません。返済期間を伸ばすと、総返済額が増えることがあります。

総量規制との関係(銀行と貸金業者で扱いが違います)

総量規制は、貸金業者(消費者金融、クレジットカードのキャッシングなど)からの借入残高が年収の3分の1を超える場合、原則として新たな借入ができなくなる仕組みです(適用除外・例外貸付けあり)。

総量規制は貸金業者からの借入を主に対象とし、銀行等の貸付は貸金業法の総量規制の対象外です。

なお、クレジットカードのキャッシングは対象ですが、ショッピングは対象外です。

貸金業者の「おまとめローン」は、条件を満たすと総量規制の「例外貸付け」として扱われる場合があります。代表例が「顧客に一方的に有利となる借換え」に該当するケースです。例外に当たるかどうかは、金利や返済負担などが総合的に見られます。

総量規制の対象・例外(例外貸付け/適用除外)の扱いは、借入の種類や契約内容で変わります。迷う場合は、金融庁・日本貸金業協会の解説もあわせて確認してください(最終確認日:2026年2月13日)。
金融庁「貸金業法のキホン」:https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/kihon.html
日本貸金業協会「総量規制について」:https://www.j-fsa.or.jp/association/money_lending/law/total_regulation.php

おまとめローンのメリットは?

おまとめローンをうまく使えれば、利息負担や返済管理の負担を軽くできる可能性があります。

ここでは、現実に起きやすいメリットを順番に整理します。

金利が下がり、利息負担を減らせる可能性がある

おまとめで借入総額が大きくなると、結果として適用金利が下がることがあり、利息の負担が軽くなる可能性があります。

貸金業者の金利は利息制限法の上限を超えない範囲で設定されますが、上限金利は元本の額により異なり、元本10万円未満は年20%、10万円以上100万円未満は年18%、100万円以上は年15%です。

つまり、借入が分散して小口の高金利が重なっている場合、一本化で条件が改善するケースがあります。

ざっくり試算例(元利均等返済の概算)

ここでの金額は、元利均等返済(毎月同額返済)を前提にした概算です。実際は、端数処理、日割り、返済日、手数料、返済方式(残高スライド等)により差が出ます。

例として、残高100万円を「36回(3年)」で返す想定で比較します。

  • 年18.0%:月々約36,200円、総返済額約130.1万円
  • 年9.8%:月々約32,200円、総返済額約115.8万円

同じ返済期間でも、金利差で総返済額に差が出るイメージを掴めます。

比較する際は、必ず「総返済額」まで確認してください。

試算の前提:借入100万円、36回、年利を12分割した月利で計算し、表示は概算として四捨五入しています。

返済管理が楽になる(多くの場合、返済日が月1回になる)

借入先が複数あると、返済日・返済額・引落口座がバラバラになり、管理が煩雑になりがちです。

おまとめで借入先を1社にできれば、基本的には返済日の管理が一度で済むようになります。

編集部マスクY

うっかり延滞のリスクも下がりやすいです。

精神的な負担が軽減されやすい

複数の借金を抱えていると、「次の返済はいつ」「今月いくら必要」など、頭の中が返済で埋まりやすいです。

返済先が一本化されることで、見通しが立ちやすくなり、心理的な圧迫感が和らぐ人もいます。

編集部マスクY

ただし、気持ちが軽くなるのは良いことですが、借金そのものが減ったわけではありません。

完済までの計画は最後まで崩さないのが大前提です。

おまとめローンのデメリットは?

一方、おまとめローンは万能ではありません。

デメリットを把握しないで申し込むと「ラクになったつもりが、余計に苦しくなる」こともあり得るため、自分の場合はどうかをふまえて検討しましょう。

審査が慎重になりやすい

おまとめは借入額が大きくなりやすいため、金融機関はより慎重に審査します。

特に、延滞歴がある、借入件数が多い、収入が不安定などの場合は、審査に通らない可能性があります。

返済期間を延ばすと、総返済額が増えることがある

月々の返済を軽くするために返済期間を長くすると、その分利息を払う期間が延びるため、結果的に総返済額が増えることがあります。

見るべきは「月々の返済額」だけではなく、完済までの総返済額です。申込前に、同じ条件で比較した試算を作ると判断ミスが減ります。

追加の借り入れができない商品も多い(返済専用)

おまとめローンは、返済専用として設計されている商品が多く、一般的なカードローンのように限度額の範囲で何度も借りるタイプではないことがあります。

編集部マスクY

急な出費に備えるなら、生活防衛費(予備費)を少しずつでも作る、家計の固定費を下げるなど、借りない対策もセットで進めるのが安全です。

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まとめられない借り入れがある

対象になる借り入れは、商品ごとに異なります。

  • 対象になりやすい:カードローン、キャッシング、消費者金融、リボ残高(商品による)
  • 対象外になりやすい:住宅ローン、自動車ローン、事業性資金など
編集部マスクY

「自分の借入が対象か」を最初に確認しないと、手間だけかかって前に進めません。

申込前に、各社の「対象となる借入」の記載をチェックしましょう。

信用情報への影響(タイムラグに注意)

おまとめローンの申込は、信用情報機関に申込情報として一定期間登録されます。

契約すると、契約内容や返済状況が記録されます。

信用情報機関は複数あり、保有期間は機関や情報の種類で異なります。

例としてCICでは、申込情報の保有期間は照会日より6ヶ月間です。

また、情報の登録・更新タイミングは、原則月に一度など締め日等により差が出るため、完済した側の情報が「終了」として反映されるまで時間差が出ることがあります。

編集部マスクY

短期間に申込を重ねると「申込が多い」と見られることもあるため、申込の順番は慎重に決めましょう。

おまとめローンを検討する際のポイント

ここからは「結局どう判断すればいいの?」に答えるためのチェックポイントをまとめます。

  • まずは借入の棚卸し
  • 平均金利と返済期間をセットで比較
  • 手数料と繰上返済のしやすさ
  • 延滞中なら先に相談

1. まずは借入の棚卸し

最低限、次の4つを紙に書き出すだけで、判断がつきやすくなります。

  • 借入先(会社名)
  • 残高
  • 金利(実質年率)
  • 毎月の返済額と返済日

下の表をそのままコピペして、メモに使ってください。

スクロールできます
借入先残高実質年率毎月返済額返済日返済方式(分かる範囲)
例:A社例:35万円例:年18.0%例:1.2万円例:毎月27日例:残高スライド
      
      
      

2. 平均金利と返済期間をセットで比較

広告の「最低金利」ではなく、自分に適用される金利が重要です。

そして、月々の返済が下がっても、返済期間が伸びると総返済額が増えることがあります。

比較は必ず同じ返済期間でも一度行い、次に「期間を伸ばした案」も並べてください。

平均金利は、ざっくり言うと「残高の大きい借入ほど影響が大きい」ので、残高で重み付けして見ると実態に近づきます。計算が難しい場合は、各社の返済予定表やアプリの表示を見ながら、総返済額ベースで比較するのが確実です。

3. 手数料と繰上返済のしやすさ

同じ金利でも、事務手数料や繰上返済手数料の有無で実質の得が変わります。

「余裕がある月に追加返済できる設計」だと、利息を減らしやすく、完済が早まります。

  • 契約時の事務手数料
  • 印紙代などの必要費用(発生する場合)
  • ATM利用手数料(提携ATMを使う場合など)
  • 繰上返済手数料(無料か、有料か)
  • 保証料の扱い(「金利に含む」等の記載があるか)

4. 延滞中なら先に相談

延滞中、または生活費が足りない状態で借り換えを急ぐと、審査落ちや申込の連続につながり、状況が悪化することがあります。

この場合は、先に「状況の整理」と「返済の選択肢」を相談窓口で確認するほうが安全なことがあります。

東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」を検討するなら、ここを見てください

おまとめローンの中でも、東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」は、返済専用で設計されており、金利が固定である点が特徴です。

チェックしたいポイント

  • いまの平均金利が「年9.8%~14.6%」より高いか
  • 返済期間を伸ばしすぎずに、総返済額が減る試算になっているか
  • 家族に知られたくない場合は、郵送物と電話連絡の条件を事前に把握できているか

公式サイト上でも、現在の平均借入金利が借換後の適用金利以下の場合は慎重に検討する旨の注意が案内されています。数字で確認してから動くのが安全です。

郵送物や連絡方法は、商品・手続き状況で扱いが変わる場合があります。心配な方は、申込前に公式FAQや商品説明書の「郵送物」「電話連絡」欄を先に確認しておくと安心です。

【Q&A】おまとめローンの疑問に答える

ここまでの内容を、Q&A形式でおさらいします。

おまとめローンとは何ですか?

複数の借入を一本化し、返済先を1社にまとめるためのローンです。

返済の管理を簡単にし、条件が合えば利息負担が軽くなる可能性があります。

おまとめローンで借金は減りますか?

借金が自動的に減るわけではありません。

借入先と返済条件が変わるだけです。

ただし、金利が下がり、返済期間を伸ばしすぎなければ、総返済額が減る可能性があります。

総量規制(年収の3分の1)を超えていても利用できますか?

貸金業者のおまとめローンは、条件を満たすと総量規制の例外として扱われる場合があります。

銀行のローンは総量規制の対象外です。

ただし、いずれも審査はあり、必ず借りられるわけではありません。

審査は甘いですか?

甘くはありません。

むしろ借入額が大きくなりやすいため、返済能力や信用情報を慎重に確認される傾向があります。

延滞がある場合は特に厳しくなりやすいです。

返済期間を延ばすとどうなりますか?

月々の返済は軽くなりやすい一方、利息を払う期間が長くなるため、総返済額が増えることがあります。

比較は必ず「総返済額」で判断してください。

即日でおまとめできますか?

一般に、おまとめローンは審査や手続きに日数がかかり、即日で完了するケースは多くありません。

急ぎの場合は、まず返済日の変更相談などを検討しましょう。

信用情報はどうなりますか?

申込情報が一定期間登録され、契約後は契約内容や返済状況が記録されます。

完済側の情報が反映されるまで時間差が出ることもあるため、短期間に申込を重ねるのは避けたほうが無難です。

返済がもう厳しいです。おまとめより先にやるべきことは?

延滞している、生活費が足りない、取り立てが怖いなどの場合は、借り換えより先に「中立の相談窓口」に連絡するほうが安全なことがあります。

次の章に相談先をまとめています。

返済がしんどい人へ|無料で使える相談先(先に頼ってOKです)

借金は、ひとりで抱えるほど判断が鈍ります。

返済が厳しいと感じた時点で、早めに相談するほど状況整理が進み、選択肢を広げやすくなります。

相談先の代表例

  • 日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)「多重債務ほっとライン」:0570-031640(平日10:00~12:40/14:00~16:40)
  • 法テラス・サポートダイヤル:0570-078374(平日9:00~21:00、土曜9:00~17:00、祝日・年末年始除く)
  • 日本貸金業協会「貸金業相談・紛争解決センター」:0570-051-051(平日9:00~17:00、土日祝・年末年始除く)
  • 消費者ホットライン:188(身近な消費生活センター等の案内)
  • 各地の弁護士会・司法書士会の多重債務相談、市区町村の消費生活相談窓口

相談は無料で始められる窓口があります。返済が回らなくなる前に、早めに「状況の整理」を手伝ってもらうのが大切です。

電話番号・受付時間は変更される場合があります。最新情報は各窓口の公式ページでご確認ください(最終確認日:2026年2月13日)。

まとめ|おまとめローンは「完済まで走り切るための設計」にできるかが全てです

おまとめローンは、多重債務の悩みを抱える方にとって、条件が合えば返済負担や管理の負担を軽くできる場合がある手段の一つです。

ただし、メリットだけでなくデメリットも理解し、試算してから動くことが重要です。

「金利が下がるか」「返済期間を延ばしすぎないか」「手数料はどうか」。この3つを押さえると、条件の見落としを減らしやすくなります。

もし今すでに返済が限界、延滞がある、生活費が足りないと感じる場合は、借り換えの前に相談窓口を使ってください。早めに相談するほど、状況整理が進み、選択肢を広げやすくなります。

下記の数値・条件は、各社公式ページの記載に基づきます(参照日:2026年2月13日)。商品改定やキャンペーンで変動するため、申込前に各社の「商品概要説明書」等で最新情報を必ずご確認ください。

参考情報(根拠URL・参照日)

更新履歴

2026年2月13日:金利・手数料・相談窓口情報・信用情報の記載を点検し、注釈と参考URLを更新しました。

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    この記事を書いた人

    @nextマガジン編集部の1人である、通称:編集部マスクYです。

    貸金業務取扱主任者の資格を保有しており、また会員様の相談でも借入に関する相談を最も受けてきました。

    しかし、ここでは「@nextマガジン」のコンセプトに則り、借入だけでなく、お金という観点から皆様の生活が快適になるような情報を勉強しながら発信していきます。

    「え?誰ですかって?」……いずれ分かる時が来るかもしれませんね…。

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