ふるさと納税はどこがいい?おすすめ11サイトを目的別に比較【2026年・ポイント終了後】

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この記事で分かること

  • どのサイトを選んでも控除の仕組みは同じで、返礼品の品ぞろえや決済方法、申請の手段に違いがあること
  • 2025年10月のポイント付与終了に伴って変わった点と、手持ちポイントでの決済など現在も利用できる仕組み
  • 主要11サイトから目的に合わせて1〜2サイトに絞り込む手順と、寄附前に確認しておくべき控除上限額・申請方法

「サイトが多すぎて、結局どこで「ふるさと納税」をすれば損しないの?」

と迷ってしまう人は多いです。

2025年10月にふるさと納税サイトのポイント付与が終了し、従来の「還元率で選ぶ」選び方が使えなくなったことで、どのサイトでやれば良いか分からずに悩む人もいらっしゃると思います。

結論から言うと、どのサイトを通じて寄附しても税金控除の仕組みや自己負担2,000円という点は変わりません

各サイトで差がつくのは、

  • 返礼品の品ぞろえ
  • 利用できる決済方法
  • ワンストップ特例制度(確定申告なしで控除を受けられる手続き)の申請手段
  • 配送や独自のサービスなど

です。

たとえば決済方法なら、楽天ポイントやJRE POINT、Pontaといった特定のポイントを貯めている方は、手元のポイントを寄附の支払いに使えるサイトが候補になります

申請手段なら、ワンストップ特例をアプリやマイページからオンラインで申請できるサイトを選ぶと、寄附先の自治体が対応している場合に、申請書を郵送せずスマートフォンで手続きを終えられます。

編集部マスクY

本記事で紹介する11サイトを比べ、目的に合う1〜2サイトに絞り込めば、年内の寄附も迷わず進められます。
自分に合うサイトが決まったら、公式サイトで最新の返礼品や寄附金額をチェックして申し込みましょう。

この記事の結論

  • どのサイトで寄附しても控除の仕組みと自己負担2,000円は同じ違いは返礼品・決済方法・申請手段に出る
  • ポイントで払いたいなら「楽天」「JRE MALL」「au PAY」「ANA」「JAL」、スマホで申請まで済ませたいなら「さとふる」「ふるさとチョイス」「ふるなび」など、目的に合わせて1〜2サイトに絞る
  • 申し込む前に、控除上限額の試算と、申請方法(ワンストップ特例か確定申告か)を決めておく
目次

ふるさと納税サイトによって控除額は変わらない|違いは品ぞろえ・支払い方法・申請の手段に出る

ふるさと納税サイト(複数の自治体の返礼品を比較して寄附できるサイト)は、各自治体への寄附を受け付ける窓口の役割を果たしています。

どのサイトを経由して寄附しても最終的な寄附先は自治体であるため、控除の計算や2,000円の自己負担額に違いはありません

編集部マスクY

サイトごとに異なるのは、「取り扱う返礼品のラインナップ」や「利用可能な決済方法」「ワンストップ特例の申請手段」「証明書や寄附履歴の管理機能」、さらには「独自の配送サービス」などです。

どのサイトで寄附しても同じになること|控除の計算・自己負担2,000円・上限と自治体数の合算

  • 控除額の計算方法や2,000円の自己負担
  • 控除上限額(自己負担が2,000円で済む寄附金額の上限)
  • ワンストップ特例における自治体数の数え方

といったものは、どのサイトを利用しても共通です

一方、控除の内訳

  • 所得税
  • 住民税の基本分
  • 住民税の特例分

3つに分かれており、それぞれ以下の計算式で算出されます。

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控除の区分計算式上限
所得税(寄附額−2,000円)×所得税率対象の寄附額は総所得金額等の40%まで
住民税(基本分)(寄附額−2,000円)×10%対象の寄附額は総所得金額等の30%まで
住民税(特例分)(寄附額−2,000円)×(90%−所得税率)特例分の額は住民税所得割額の2割まで
ふるさと納税の控除額の計算式(2026年9月24日時点)

※所得税率には、復興特別所得税を加算した税率を用います。ワンストップ特例を利用する場合、所得税からの控除は行われず、その分も含めた全額が翌年度の住民税から差し引かれます。なお、実際の控除額は、所得金額やほかの控除の適用状況によって変動します。

これら3つの控除を合わせると、特例分が上限に達しない限り「寄附額−2,000円」がそのまま控除されます

たとえば、1年間の寄附総額が3万円で上限内であれば、控除額は2万8,000円となり、自己負担額は2,000円で済みます。

自己負担の2,000円は寄附1件ごとにかかるわけではなく、1年間(1月〜12月)の寄附総額に対して適用されます。

そのため、複数のサイトや異なる自治体に分けて寄附を行っても、件数に応じて自己負担額が増えることはありません。

同様に、控除上限額やワンストップ特例の対象自治体数も、利用したサイトをまたいで合算して計算します。

編集部マスクY

たとえば、あるサイトで3自治体、別のサイトで3自治体に寄附した場合、寄附先は合計6自治体となり、ワンストップ特例の条件である「年間5自治体以内」を超えるため、特例は利用できません。

2025年10月からサイトのポイント付与は終了|続くのはカード会社のポイントと手持ちポイントでの支払い

2025年10月1日以降に行われる寄附では、ふるさと納税サイトが寄附額に応じて独自に付与していたポイントやマイルは廃止されました

これは総務省が、ポイント付与などを伴う仲介サイトを通じた寄附の募集を、2025年10月1日以降自治体に対して禁止したためです。

ただし、クレジットカード会社が決済時に付与するポイントは、通常のショッピング決済に伴うものとして禁止の対象外です

そのため、寄附金をクレジットカードで支払った際のポイントは、利用するカード会社の条件どおりに扱われます。

また、保有しているポイントやマイルを寄附金の支払いに充当する方法も、引き続き利用可能です。

ポイントやマイルとの関わりが深い主要5サイトについて、廃止されたサービスと継続しているサービスを整理すると、以下の表のようになります。

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サイト2025年10月以降に終わったもの引き続き使えるもの
楽天ふるさと納税寄附への楽天ポイントの付与楽天ポイントで寄附額を支払える
ANAのふるさと納税寄附によるマイルの積算(2025年9月30日23時59分までの寄附完了分で終了)マイルをANA Payへ交換し、ANA Payで支払える
JALふるさと納税寄附によるマイル・Life Status ポイントの積算マイルをJALお買いものポイントへ交換して支払える
JRE MALLふるさと納税寄附額に応じたJRE POINTの付与JRE POINTで支払える
au PAY ふるさと納税寄附額に応じたPontaポイントの加算Pontaポイントで支払える
表の右側は、ポイントやマイルを「もらう」使い方ではなく、「使う」使い方を整理したものです。

楽天ポイントやPontaポイントなどで支払った分も寄附金額に含まれるため、控除の計算方法は現金で支払った場合と変わりません

返礼品そのものについても、2026年10月1日から基準の一部が見直されます。

総務省の告示によって返礼品の基準がより明確化され、各サイトは掲載が終了する品や寄附金額が変更される品があると案内しています。

編集部マスクY

ポイント還元率を比較した過去のランキングや以前の寄附額にとらわれず、申し込みを行う時点での掲載情報を確認して選びましょう。

ふるさと納税サイト11選の比較表|支払い方法・ポイント払い・ワンストップ申請の手段

11サイトそれぞれの違いは、

  • どの支払い方法が使えるか
  • 手持ちのポイントやマイルで払えるか
  • ワンストップ特例をどう申請できるか

3つの視点で比較すると把握しやすくなります。

なお、どの項目も寄附先の自治体によっては利用できないケースがある点は共通しています

ふるさと納税サイト11選の比較表はこちら

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サイト主な支払い方法寄附に使えるポイント・マイルワンストップ特例の申請手段目立つ特徴
楽天ふるさと納税クレジットカードなど(自治体ごとに異なる)楽天ポイント外部サービス(自治体マイページ・ふるまど)でオンライン申請(対応自治体のみ)楽天以外で寄附した分も履歴に登録できる
さとふるクレジットカード、コンビニ払い、Pay-easy、PayPay、携帯会社の決済(ソフトバンクまとめて支払い・auかんたん決済・d払い)など専用アプリでオンライン申請(対応自治体のみ)アプリで複数自治体のワンストップ申請をまとめて送れる
ふるコミクレジットカード(一括払いのみ)外部サービス(自治体マイページ・ふるまど)でオンライン申請(対応自治体のみ)2026年8月31日に正式オープン。運営会社は自治体が支払うサイト利用手数料を2.5%と発表
ふるさとチョイス14種類(自治体ごとに異なる)自社アプリでオンライン申請(対応自治体のみ)寄附金の使い道や災害支援から寄附先を探せる
ふるなびふるなびマネー、クレジットカード、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払いなどふるなびワンストップe申請(対応自治体のみ)家電の返礼品、旅行で使えるふるなびトラベル
Amazonふるさと納税Amazonのアカウントで申し込む寄附確定後のフォームで希望し、申請書を郵送で受け取る最短翌日お届けの返礼品
ふるさとプレミアムクレジットカード、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払いマイページから申請書を出力できるあとから返礼品を選べるカタログ、訳あり品の特集
ANAのふるさと納税クレジットカード、ANA Pay、Amazon Pay、d払い、PayPayANAマイル(ANA Payへ交換して利用)外部サービスでオンライン申請(対応自治体のみ)旅行関連の返礼品
JALふるさと納税クレジットカード(1回払いのみ)、JALお買いものポイント、Amazon Pay、PayPayJALマイル(JALお買いものポイントへ交換して利用)外部サービスでオンライン申請(対応自治体のみ)複数の自治体への寄附をまとめて決済できる
JRE MALLふるさと納税クレジットカード(一括払いのみ)、JRE POINTJRE POINT外部サービスでオンライン申請(対応自治体のみ)1,708自治体・973,883件を掲載(2026年9月24日現在)
au PAY ふるさと納税クレジットカード、au PAY カード、au PAY 残高、au PAY(auかんたん決済)Pontaポイント外部サービス(自治体マイページ・ふるまど)でオンライン申請(対応自治体のみ)通信料金とまとめて支払える
各サイトの案内による(2026年9月24日時点)。使える支払い方法と申請手段は寄附先の自治体によって異なる

※「ポイント・マイル」の列には、各サイトで寄附金の支払いに利用できると案内されている主なポイントを記載しています。なお、オンライン申請の手続きにはマイナンバーカードが必要です。

一覧表の並び順はおすすめランキングや優劣を示すものではありません。

まずはご自身が重視したい条件を見て、当てはまるサイトを2〜3候補ピックアップしてみましょう。

支払い方法のバリエーションも要チェック

比較表から分かる特徴として、特に支払い方法の選択肢に大きな違いがある点が挙げられます

「JRE MALLふるさと納税」「ふるコミ」クレジットカードの一括払いが基本です。

一方、「ふるさとチョイス」14種類もの決済方法に対応しており、「さとふる」でもコンビニ決済や携帯キャリア決済まで幅広く選べます。

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クレジットカード決済ならばどのプラットフォームも対応していますが、そうでない支払い方法を重視する方は要チェックです。

また、ふるさと納税を扱うプラットフォームでのワンストップ特例の申請方法は主に、

  • 自社アプリ
  • 外部サービス
  • 郵送

3通りに分かれています。

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どの申請方法がやりやすいかは使ってみないと分からない面もありますが、多くのサイトで、対応自治体ならオンラインで申請できます。
サイトの使いやすさに加えて、ネットでの申し込みが苦手な人は郵送に対応しているかもチェックしましょう。

返礼品の充実度や取り扱い自治体数を重視する人は、各サイト公表の掲載規模も把握

返礼品の充実度や取り扱い自治体の多さを重視するなら、各サイトが公表している掲載規模も参考になります。

「JRE MALLふるさと納税」1,708自治体・973,883件(2026年9月24日時点)と表示しています。

「ふるさとチョイス」1,700超の自治体・76万点以上(2024年10月時点)と表示しています。

また「ANAのふるさと納税」は、2026年4月に「ふるさとチョイス」と連携したことで1,500以上の自治体の返礼品を扱えるようになったと発表しています。

さらに、2026年8月31日に正式オープンした「ふるコミ」では、その時点で参加予定を含め304自治体の参画が公表されました。

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ただし、公表されている集計時点がサイトごとに異なるため、単純な数字の大きさだけで優劣を決めることはできません。
希望する返礼品や応援したい自治体が決まっている場合は、候補のサイトで実際に検索し、掲載の有無や寄附金額を確かめてみるのが確実です。

目的別に選ぶおすすめのふるさと納税サイト|総合順位より「何を重視するか」で決める

以下はサイト同士の優劣ではなく、どのサイトが自分の目的や手段に合うかによって選ぶ指針です。

掲載返礼品数の集計時期がサイトごとに異なるうえ、決済方法や申請手続きの利便性は、利用者が何を重視するかによって評価が大きく分かれることが理由です。

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そこで、利用目的別におすすめの候補選ぶ決め手利用時の注意点をまとめました。

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重視すること候補決め手注意点
返礼品や自治体を広く比べたいふるさとチョイス、JRE MALLふるさと納税どちらも1,700を超える自治体の返礼品を掲載していると公表公表時点が異なる。欲しい品は複数サイトで検索する
手持ちのポイント・マイルで払いたい楽天、JRE MALL、au PAY、ANA、JAL各社のポイント・マイルを寄附の支払いに充てられる寄附額に応じた付与はない。使える支払い方法は自治体ごとに異なる
クレジットカード以外でも払いたいふるさとチョイス、さとふる、ふるなびふるさとチョイスは14種類、さとふるはコンビニ払い・Pay-easy・携帯会社の決済にも対応使える方法は自治体ごとに異なる。寄附日の基準はサイトや支払い方法で異なり、さとふるのコンビニ払いなどは入金した日になる
ワンストップ特例をスマホで申請したいさとふる、ふるさとチョイス、ふるなび自社のアプリ・サービスで申請できる対応自治体のみ。マイナンバーカードが必要。ほかのサイトも外部サービスで申請できる場合がある
返礼品を早く受け取りたいAmazonふるさと納税最短翌日お届けの返礼品がある対象は一部の返礼品に限られる
家電や旅行の返礼品を探したいふるなび、ANA、JAL家電・トラベル、旅行関連の返礼品を扱う旅行関連の返礼品は利用条件を確かめる
返礼品は寄附の後で選びたいふるさとプレミアムあとから選べるカタログ型の返礼品がある選べる品目の範囲を寄附前に確かめる
寄附金の使い道で応援先を選びたいふるさとチョイス使い道や災害支援から寄附先を探せる使い道の選択肢は自治体ごとに異なる
手数料を抑えた運営で応援したいふるコミ運営会社は自治体が支払うサイト利用手数料を2.5%と発表し、地域への還元を掲げる参加は304自治体(予定を含む、2026年8月31日発表)。支払いはクレジットカードの一括払いのみ
目的別の候補(2026年9月24日時点の各サイトの案内による)

もし当てはまる候補が複数ある場合は、決済や控除手続きなど毎回使う機能の使い勝手を優先すると、年末の申請手続きまで迷いにくくなります。

利用したいサイトの候補が決まったら、欲しい返礼品をそのサイトで検索し、取り扱いの有無や寄附金額、配送時期、利用できる支払い方法をあらかじめ確認しておきましょう。

目的別の候補とは別に、第三者による評価も参考にしたい方には、実際の利用者を対象とした満足度調査もあります。

オリコンの「2026年 オリコン顧客満足度ランキング ふるさと納税サイト」は、2025年にふるさと納税サイトやアプリを利用した18〜84歳の3,279人を対象に実施されたインターネット調査をまとめたものです(対象24社、調査期間:2026年3月10日〜5月8日)。

この調査では、「ANAのふるさと納税」と「楽天ふるさと納税」が同点で総合1位(73.2点)、「さとふる」が総合3位(72.7点)となりました。

編集部マスクY

ただし、これはあくまで利用者全体の総合的な満足度ですので、ご自身のニーズにぴったり合うかどうかは、目的別の決め手を基準に判断しましょう。

おすすめのふるさと納税サイト11選|特徴・向いている人・注意点

ここからは、11サイトそれぞれの選ぶ決め手や、比較表だけでは把握しにくい注意点をまとめます。

掲載順はおすすめランキングではないため、興味のあるサイトから自由にご覧ください。

編集部マスクY

「結局どれも同じに見える」と感じた方は、「手持ちのポイント」「普段使う決済方法」「希望する申請手順」の3つの視点から、自分に合ったサイトを選んでみましょう。

楽天ふるさと納税|楽天ポイントで寄附したい人向け

引用:https://rakuten.co.jp/

楽天ふるさと納税の決め手は、楽天の会員情報を使って申し込めることや、楽天ポイントを寄附の支払いに充てられる点です。

普段から楽天市場を利用しており、ポイントを活用して寄附したい方に向いています。

楽天以外のサイトで行った寄附もマイページへ手動で登録できるため、複数のポータルサイトを併用していて年間の寄附総額を一元管理したい方にも重宝します。

また、寄附金受領証明書をXML形式の電子データで取得できるため、e-Taxで確定申告をする際の入力の手間を減らせます。

気をつけたい点として、2025年10月以降の寄附には楽天ポイントが付与されなくなったことが挙げられます。

また、注文者情報は住民票の情報とみなされ、申込み完了後の変更やキャンセルはできないため、氏名や住所が住民票と一致しているかを注文確認画面で確認しておきましょう

\楽天ポイントの使い方と自治体ごとの決済方法を確認/

※返礼品の内容や寄附金額、利用できる決済方法は自治体ごとに異なり、申込時点の表示情報が適用されます。楽天ふるさと納税では、寄附の申込み手続き(決済)が完了した時点でその年の寄附として扱われ、年末は12月31日23時59分までに申込みを完了させる必要があると案内しています。

さとふる|アプリでワンストップ特例の申請まで済ませたい人向け

引用:https://satofull.jp/

さとふるを選ぶ大きな決め手は、専用アプリでワンストップ特例申請が完結する「さとふるアプリdeワンストップ申請」が用意されている点です。

申請書を印刷して郵送する手間を減らしたい会社員には候補になります。

支払い方法も豊富で、クレジットカードやコンビニ払い、Pay-easyをはじめ、PayPay、Amazon Pay、楽天ペイ、メルペイ、ソフトバンクまとめて支払い、au PAY(auかんたん決済)、d払いなどから選べます。

また、対応バージョンのアプリなら、複数自治体へのワンストップ申請を一度にまとめて送信できるため、寄附先が2〜5自治体ある方ほど手続きの手間を減らせます

ただし、アプリ申請が行えるのは同サービスに対応している自治体に寄附した場合に限られ、オンライン申請にはマイナンバーカードが必要です。

寄附したい自治体が対応しているかを事前に確かめ、非対応の場合は郵送で申請する前提で選びましょう。

\アプリ申請の対応自治体と支払い方法を確認/

※返礼品の内容や寄附金額、利用可能な支払い方法は自治体ごとに異なり、申込時点の表示が適用されます。なお、ワンストップ特例制度は確定申告が不要で、年間の寄附先が5自治体以内の方のみ利用可能です。

ふるコミ|手数料を抑えた運営のサイトで地域を応援したい人向け

ふるコミの公式キービジュアル「ふるさと納税の価格変革。」とロゴ
引用:https://full-comi.jp/

ふるコミの決め手は、自治体が負担するサイト利用手数料を抑え、寄附金を1円でも多く地域へ還元することを運営方針に掲げている点です。

運営元の株式会社パンクチュアル(高知県須崎市)によると、この手数料は2.5%に設定されています(手数料を負担するのは自治体側であり、寄附者の税金控除の計算や自己負担2,000円の仕組みは他のサイトと同様です)。

寄附したお金が地域にどう残るかを重視して応援先を選びたい人には候補になります。

2026年8月31日に正式オープンしたポータルサイトで、複数自治体の返礼品を同じカートに入れて一度にまとめて決済できます

ワンストップ特例申請についても、対応自治体であれば外部サービス(「ふるまど」や「自治体マイページ」)を通じてオンラインで申請可能です。

現在の支払い方法はクレジットカードの一括払いのみとなっています。

また、参加自治体数は正式オープン時点で304(予定含む)と発表されており、1,500以上の自治体を掲載するサイトに比べると返礼品を探せる範囲は限られます。

目当ての返礼品が見つからない場合は、他の候補サイトとの併用を前提に選びましょう

\参加自治体・返礼品とオンライン申請の対応を確認/

※返礼品の内容や寄附金額、参加自治体は変動する場合があり、申込時点の表示情報が適用されます。ふるコミでは、12月31日23時59分までにクレジットカード等の決済が完了すれば、その年の寄附として扱われると案内しています。

ふるさとチョイス|多くの自治体から探したい人・寄附金の使い道で選びたい人向け

引用:https://furusato-tax.jp/

ふるさとチョイスの決め手は、返礼品の品ぞろえの広さと、寄附金の使い道から寄附先を探せる点にあります。

多種多様な返礼品をじっくり比較したい方にも、応援したい分野や地域課題から自治体を選びたい方にも候補になります。

決済方法は14種類あり、クレジットカード以外の支払い方法を選びたい方でも選択肢を見つけやすいサイトです。

自社アプリによるワンストップ特例申請や、年間分の寄附を一括でまとめた証明書の発行にも対応しています。

自治体が明確な目的を示して寄附を募るガバメントクラウドファンディングや、災害時の緊急支援寄附の窓口も設置されており、返礼品よりも寄附の使い道を重視したい方にも向いています。

ただし、品ぞろえの根拠となる掲載数(1,700超の自治体・76万点以上)は2024年10月時点の情報のため、希望の返礼品が現在も取り扱われているかは検索して確認しましょう

\寄附金の使い道と支払い方法・アプリ申請の対応を確認/

※返礼品の内容や寄附金額、利用できる支払い方法は自治体ごとに異なり、申込時点の表示が適用されます。

ふるなび|家電や旅行の返礼品を探す人向け

引用:https://furunavi.jp/

ふるなびの決め手は、家電の返礼品や、旅行先で使える「ふるなびトラベル」を探しやすい点です。

ワンストップ特例についても、自社の「ふるなびワンストップe申請」を利用してオンラインで申請できます(対応自治体のみ)。

支払い方法は、クレジットカード、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払いに加え、サイト独自の「ふるなびマネー」など多彩に選べます。

普段使っているスマホ決済で寄附したい方や、返礼品として家電の買い替えを検討している方には候補になります。

なお、以前は寄附に応じて付与されていたサイト独自の「ふるなびコイン」は、2025年9月をもって付与が終了しています。

家電やトラベル関連の返礼品を選ぶ際は、各返礼品ページで利用条件や注意事項を事前に確認しておきましょう

\家電・トラベルの返礼品と支払い方法を確認/

※返礼品の内容や寄附金額、利用できる支払い方法は自治体ごとに異なり、申込時点の表示が適用されます。

Amazonふるさと納税|返礼品を早く受け取りたい人向け

引用:https://amazon.co.jp/

Amazonふるさと納税の決め手は、「最短翌日お届け」の返礼品を選べる点や、普段使っているAmazonアカウントで寄附できる点にあります。

返礼品を少しでも早く受け取りたい方や、日頃からAmazonで買い物をしている方には候補になります。

ワンストップ特例の申請書が必要な場合は、寄附完了後のページに表示される「フォームの提出はこちらから」から希望の有無を回答する流れになっています。

希望を出した方には、寄附先の自治体から寄附金受領証明書と一緒に申請書が郵送で届きます。

なお、最短翌日配送に対応しているのは一部の対象返礼品に限られます

また、寄附の申込み手続きが完了した後は、内容の変更やキャンセル、返礼品の返品・交換は一切できません

申請書が必要な方は、寄附完了後すぐに専用フォームから回答しておきましょう

\最短翌日お届けの対象返礼品と申込み後の手順を確認/

※返礼品の内容や寄附額、お届け時期は品物ごとに異なり、申込み時点で表示されている情報が適用されます。

ふるさとプレミアム|返礼品をあとから選びたい人・訳あり品を探す人向け

引用:https://26p.jp/

ふるさとプレミアムの決め手は、先に寄附を済ませてあとから返礼品をゆっくり選べるカタログ型返礼品と、訳あり品の特集です。

年末までに寄附先だけ決めておき、返礼品は落ち着いて選びたい方には候補になります。

支払い方法はクレジットカードをはじめ、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払いに幅広く対応しています。

寄附金受領証明書はマイページからXML形式でダウンロードできるほか、ワンストップ特例の申請書もサイト上からすぐに印刷・出力可能です。

なお、XMLデータの証明書を発行できるのは、会員としてログインした状態で寄附した場合に限られます

また寄附完了後のキャンセルはできないため、カタログ型返礼品を利用する際は、交換対象となる品物のラインナップを寄附前に確かめておきましょう

\あとから選べる返礼品と支払い方法を確認/

※返礼品の内容や寄附額、利用可能な支払い方法は自治体によって異なり、申込み時点の表示内容が適用されます。

ANAのふるさと納税|ANAマイルを寄附に使いたい人向け

引用:https://ana.co.jp/

ANAのふるさと納税の決め手は、手持ちのANAマイルをANA Payに交換し、寄附金の支払いに充てられる点です。

マイルの有効な使い道を探しているマイラーには候補になります。

支払い方法はクレジットカードやANA Payに加え、Amazon Pay、d払い、PayPayに対応しています(※Amazon Payなどは自治体によって利用できない場合があります)。

旅行関連の返礼品も扱っているため、旅行の計画に合わせて寄附先を選びたい方にも向いています。

なお、寄附に伴うマイル積算は2025年9月30日の寄附完了分をもって終了しているため、「マイルが貯まるサイト」といった過去の情報に惑わされないよう注意しましょう

\ANA Payでの支払い方法と旅行関連の返礼品を確認/

※返礼品の内容や寄附額、利用可能な支払い方法は自治体ごとに異なり、申込み時点の表示内容が適用されます。なお、寄附申込み完了後のキャンセルはできません。

JALふるさと納税|JALマイルを寄附に使いたい人・複数の自治体へまとめて寄附したい人向け

引用:https://jal.co.jp/

JALふるさと納税の決め手は、JALマイルを「JALお買いものポイント」に交換して寄附に使える点と、複数の自治体への寄附を一括でまとめて決済できる点です。

JALマイルを寄附に使いたい方のほか、旅行や体験型の返礼品を探しているJALマイレージバンク会員には候補になります。

支払い方法は、クレジットカード、JALお買いものポイント、Amazon Pay、PayPayの4種類に対応しています。

ワンストップ特例は、寄附先の自治体が対応していれば「ふるまど」や「自治体マイページ」などの外部サービスでオンライン申請でき、郵送で申請する場合は申込みフォームで希望欄にチェックを入れておくと、後日各自治体から申請書が届きます。

クレジットカードは1回払いのみとなり、分割払いには対応していません。

また、寄附に伴うマイルやLife Status ポイントの積算はすでに終了しています。

複数自治体を一括決済できるのは便利ですが、ワンストップ特例を利用できるのは寄附先が年間5自治体以内の場合に限られるため、全体の自治体数を事前に確認してから申し込みましょう

\JALお買いものポイントでの支払い方法を確認/

※返礼品の内容や寄附額、利用可能な支払い方法は自治体によって異なり、申込み時点の表示内容が適用されます。

JRE MALLふるさと納税|JRE POINTを使いたい人・多くの返礼品から探したい人向け

JRE MALLふるさと納税の決め手は、手持ちのJRE POINTを寄附金の支払いに充当できる点と、公表している掲載数の大きさです。

JR東日本グループのサービスで日頃からJRE POINTを貯めている方や、豊富なラインナップから探したい方には候補になります。

ワンストップ特例は、寄附先の自治体が対応していれば外部サービス経由でオンライン申請が可能です。

確定申告をする人は、マイページから寄附金控除に関する証明書(XML形式)をダウンロードできるほか、2026年1月からはマイナポータル連携にも対応しています。

支払い方法はクレジットカードの一括払いのみですが、JRE POINTを1ポイント=1円として決済時に利用できます。

スマホ決済などで支払いたい方は、他のポータルサイトも検討してみましょう

なお、寄附額に応じたJRE POINTの付与はなく、ポイントは「使う」側だけの扱いです。

\JRE POINTでの支払い方法と掲載返礼品を確認/

※返礼品の内容や寄附額、掲載品数は変動する場合があり、申込み時点の表示内容が適用されます。

au PAY ふるさと納税|Pontaポイントや通信料金とまとめて払いたい人向け

引用:https://wowma.jp/

au PAY ふるさと納税の決め手は、手持ちのPontaポイントを寄附の支払いに使える点や、au PAY(auかんたん決済)で毎月の通信料金と合算して支払える点です。

普段からauのスマートフォンを利用している方や、Pontaポイントを貯めている方には候補になります。

支払い方法は、クレジットカード、au PAY カード、au PAY 残高、au PAY(auかんたん決済)の4種類に対応しています。

ワンストップ特例申請についても、対応している自治体であれば外部サービス(自治体マイページやふるまど)からオンラインで手続きできます

なお、寄附額に応じたPontaポイントの還元はすでに終了しているため、ポイントの有無ではなく、返礼品の内容や寄附額で寄附先を選びましょう

\Pontaポイント・通信料金合算での支払い方法を確認/

※返礼品の内容や寄附額、利用可能な支払い方法は自治体によって異なり、申込み時点の表示内容が適用されます。

寄附する前に控除上限額の目安を確かめる|超えた分は自己負担になる

利用するサイトを決めたら、寄附を申し込む前にご自身の控除上限額を確かめておきましょう

控除上限額は、年収や家族構成、適用される各種控除によって決まります。

控除上限額は住民税の特例分で決まる|総務省の推計とシミュレーターの使い方

控除上限額を左右する基準は、住民税の特例分が「住民税所得割額(所得に応じて課税される住民税)」の2割に収まるかどうかです。

この2割を超えない範囲での寄附であれば、実質的な自己負担は2,000円のみで済みます

ひとつの目安として、総務省の試算では給与収入1,000万円の方の寄附上限額を18万円と推計しています。

ただし、これは独身または夫婦共働きで給与所得のみがあり、住宅ローン控除などを受けていない場合を想定した試算です。

扶養家族がいる場合や他の控除を受けているなど、条件が異なれば上限額も変わるため、この金額をそのままご自身の上限として流用することはできません

実際の上限額は、利用するサイトの控除上限額シミュレーターで試算してみましょう

会社員の方なら、前年の源泉徴収票に記載されている「支払金額」「所得控除の額の合計額」などを入力することで、家族構成や社会保険料を反映した目安を算出できます。

なお、前年の源泉徴収票で試算した金額は目安で、上限額そのものは寄附を行う年(1月〜12月)の所得をもとに決まります。

編集部マスクY

今年の年収が前年から大きく変わりそうな場合は、今年の見込み額で試算したうえで、算出結果よりも少し低めの寄附額にとどめておくと上限オーバーを避けやすくなります。

上限を超えた場合の自己負担と、上限が変わりやすい人

上限額を超えて寄附した分住民税の特例分として控除されないため、自己負担額が2,000円を超えて増えてしまいます。

寄附自体は有効であり返礼品も届きますが、税金の控除につながらない部分がそのまま自己負担として残る点に注意が必要です。

確定申告で控除を受ける場合、上限を超えた分の自己負担額はおおまかに「2,000円+上限を超えた寄附額×(90%−所得税率)」で見積もれます

上限超過分のうち、所得税や住民税の基本分で控除される額を差し引いた残りが、すべて自己負担額に上乗せされるためです。

一方、ワンストップ特例を利用する場合は、超過分に応じた所得税相当額が住民税から控除されないため、超過した寄附額のおよそ90%がそのまま自己負担に上乗せされます

具体的な試算例として、所得税率が10%(復興特別所得税を含めて10.21%)の方が、上限額を1万円オーバーして寄附した場合を考えてみましょう。

確定申告を行う場合、上乗せされる自己負担額は「10,000円×(90%-10.21%)=7,979円」となり、約8,000円です。

ワンストップ特例を利用する場合は、「10,000円×90%=9,000円」がそのまま上乗せされます。

その結果、最終的な自己負担額は本来の2,000円にとどまらず、確定申告なら約1万円、ワンストップ特例なら約1万1,000円になります

※年間の寄附総額が、所得税の控除上限(総所得金額等の40%)および住民税基本分の控除上限(総所得金額等の30%)の範囲内にある場合の目安です。実際の自己負担額は、所得や各種控除の状況によって変動します。

なお、上限額の試算と実際の金額にズレが生じやすいのは、以下のようなケースに当てはまる方です。

  • 住宅ローン控除を受けており、所得税から控除しきれなかった分を住民税から差し引いている方
  • 医療費控除などを確定申告で受ける予定がある方
  • 転職や退職、休職などによって、今年の年収が前年から変わる方
  • 副業や不動産など、給与所得以外の収入・所得がある方
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これらに該当する方は、シミュレーターの詳細入力機能を使って他の控除や所得の情報も反映させ、改めて試算し直してみましょう。
ご自身での判断に迷う場合は、前年の住民税決定通知書を用意したうえで、お住まいの市区町村にある住民税の窓口で直接確認してみるのもひとつの方法です。

寄附から控除までの流れ|ワンストップ特例と確定申告のどちらを使うか

ふるさと納税を行ってから控除を受けるまでの流れは、控除上限額の試算から翌年度の住民税で控除を確認するまで、5つのステップで進みます。

手続きの途中で申請方法が分かれ、確定申告が不要かつ寄附先が5自治体以内ならワンストップ特例を、それ以外の場合は確定申告を利用します

STEP
控除上限額を試算する

源泉徴収票に記載されている金額をシミュレーターに入力して今年の控除上限額を算出し、年間の寄附総額がその枠内に収まるようにしましょう。

STEP
12月31日までに寄附の決済を完了させる

その年の寄附金控除の対象とするには、12月31日までに寄附金の決済を完了させなければなりません。

寄附の基準日はサイトや支払い方法によって異なり、たとえば「ふるさとチョイス」では、クレジットカード決済は決済が完了した日銀行振込などは支払った日や自治体が受領した日と案内しています。

また「さとふる」の場合、コンビニ決済やPay-easyは実際に入金した日が寄附日として扱われます。

仮に12月28日に申し込んでも支払いが1月5日になると、翌年の寄附として扱われてしまいます(申し込みから14日以内に支払わないと、申し込み自体が無効になるので注意しましょう)。

年末に手続きをする際は、即座に決済が完了するクレジットカードなどの支払い方法を選びましょう。

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決済には寄附者本人の名義のカード等を使いましょう(家族名義のカードで支払うと、寄附金控除を受けられないおそれがあります)。

STEP
寄附金受領証明書を受け取って保管する

寄附金受領証明書とは、寄附先の自治体が発行する寄附完了の証明書です。

確定申告を行う際に必要となるため、ポータルサイトからダウンロードできる電子データとあわせて大切に保管しておきましょう。

STEP
ワンストップ特例の申請、または確定申告を行う

ワンストップ特例を利用する場合は、寄附先の自治体へ申請書を提出します。

多くのサイトや自治体では翌年1月10日(必着)を申請期限としているため、寄附を終えたらできるだけ早めに提出しましょう。

確定申告をする人は、翌年3月15日までに寄附金控除を含めて申告手続きを行ってください。

STEP
翌年度の住民税で控除額を確認する

翌年度の住民税決定通知書が届いたら、「寄附金税額控除」の欄に控除額が正しく記載されているか確認しましょう。

ワンストップ特例を利用した人は所得税からの還付がなく、控除の全額が住民税から差し引かれます。

編集部マスクY

もし金額が反映されていない場合は、寄附先の自治体やお住まいの市区町村へ申請の処理状況を問い合わせてみてください。

ワンストップ特例を使える人と確定申告が必要な人

ワンストップ特例を利用できるのは、もともと確定申告を行う必要がない給与所得者などで、1年間の寄附先が5自治体以内に収まっている人です。

同じ自治体に何度寄附しても「1自治体」としてカウントされ、利用したサイトの数も関係ありません。

一方、次の条件に当てはまる人は、ワンストップ特例ではなく確定申告によって寄附金控除を受ける必要があります

  • 1年間の寄附先の自治体数が6カ所以上になった人
  • 医療費控除や、初年度の住宅ローン控除などの適用を受けるために確定申告をする人
  • 自営業者や副業所得があるなど、もともと確定申告を行う義務がある人

注意したいのは、ワンストップ特例の申請書を提出した後に確定申告を行うと、特例の申請が無効として扱われてしまう点です。

この場合、確定申告書にすべての寄附を寄附金控除として記入しないと、控除を受けられません。

確定申告書の第二表にある住民税に関する欄にも、寄附の内容を忘れずに記入しましょう

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e-Taxで電子申告を行う人は、マイナポータル連携に対応したポータルサイトで寄附した分であれば、寄附金控除の証明書データを申告書へ直接取り込めます。

複数のサイトを使うときの寄附履歴と証明書の管理

複数のふるさと納税サイトを併用することは可能ですが、寄附の履歴や証明書は各サイトごとに別々に管理されます

控除上限額や「寄附先5自治体以内」の条件は全サイトの利用分を合算して判定されるため、全体の合計は自分でしっかり管理しなければなりません

寄附の管理に使える機能を持つサイトもあり、たとえば「楽天ふるさと納税」では他サイトの寄附を手入力で記録できたり、「ふるさとチョイス」では年間寄附をまとめた証明書を発行できたりしますが、各サイトが公式に発行する証明書は基本的にそのサイト経由の寄附に限られます。

そのため、確定申告を行う際には、利用したすべてのサイトの証明書を漏れなく揃えておく必要があります

編集部マスクY

サイトを併用する場合は、メインで利用するサイトを1つ決めておき、他のサイトはポイント利用や特定の返礼品目当てなど目的を絞って使い分けると管理がスムーズになります。

今の条件で寄附を進めやすい人・先に確かめたい人

ここまでの条件を整理すると、このまま寄附を進めて問題ない人と、事前に控除上限額や申請手続きを確認すべき人に分かれます。

ご自身がどちらに当てはまるかを確認して、次のステップへ進みましょう

目的に合うサイトで寄附を進めやすい人

  • 確定申告をする予定がなく、年間の寄附先を5自治体以内に収められる人
  • シミュレーターで控除上限額を試算し、寄附の合計金額を上限内に収めている人
  • 手持ちのポイントや普段使っている決済方法に合うサイトが決まった人
  • 欲しい返礼品の取り扱いと寄附金額を、候補のサイトで確認できている人
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これらに当てはまる方は、選んだサイトから申し込みを行い、寄附完了後は速やかにワンストップ特例の申請まで済ませましょう。

寄附額や申請方法を先に確かめたい人

  • 住宅ローン控除や医療費控除などを受ける予定がある人
  • 転職や休職などにより、今年の年収が前年から大きく変わりそうな人
  • 自営業や副業などで確定申告をする予定がある人
  • 年間の寄附先が6自治体以上になりそうな人
  • 12月下旬に、入金の確認に日数がかかる決済方法で支払おうとしている人
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当てはまる場合は、ほかの控除も考慮して上限額を試算し直し、申請方法を決めてから寄附額や支払い方法を調整しましょう。

【Q&A】ふるさと納税サイト選びと寄附の手続きの疑問に答える

最後に、ふるさと納税サイト選びから控除を受けるまでで迷いやすい点を、Q&Aで整理します。

クレジットカードで寄附すると、カード会社のポイントは付きますか?

クレジットカード決済に伴うポイントは、ふるさと納税の寄附であっても、カード会社の利用条件どおりに扱われます。

総務省が2025年10月1日から禁止したのは、ふるさと納税サイトによるポイント付与を伴う寄附の募集であり、カード会社が決済時に付与するポイントは規制の対象外です。

寄附の決済がポイント還元の対象になるかや付与条件については、利用するカード会社の公式サイトなどで確認しておきましょう。

楽天ポイントやPontaポイントで払った分も、控除の対象になりますか?

楽天ポイントやPontaポイントで支払った分も寄附額として全額カウントされるため、現金やクレジットカードで支払った場合と同様に控除を受けられます。

ただし、ポイント決済を含め、利用できる支払い方法は寄附先の自治体ごとに異なります。

申し込む前に、返礼品詳細ページの支払い方法欄で、使いたいポイント払いに対応しているかを確認しておきましょう。

複数のふるさと納税サイトを併用してもよいですか?

併用できますが、寄附の履歴と証明書はサイトごとに分かれます。

自己負担の2,000円は年間(1月〜12月)の総寄附額に対して一律で適用されるため、利用するサイトを分けたとしても自己負担が増えることはありません。

一方で、控除上限額やワンストップ特例の条件である「年間5自治体以内」のカウントは、すべてのサイトでの寄附を合算して判定されます。

管理が煩雑にならないよう、メインで使うサイトを1つに決め、寄附するたびに日付・自治体名・寄附額・申請方法を記録しておきましょう。

控除上限額を超えて寄附すると、どうなりますか?

寄附自体は有効に受け付けられ返礼品も受け取れますが、上限を超過した金額分は住民税の特例控除が適用されないため、2,000円を超えて自己負担が増えることになります。

自己負担として上乗せされる金額は申告方法によって異なり、おおよその目安として、確定申告の場合は「超過した寄附額×(90%-所得税率)」、ワンストップ特例の場合は「超過した寄附額×90%」となります(※所得税率は復興特別所得税を含めた税率)。

住宅ローン控除や医療費控除を受ける方、前年から年収が変わる方、給与以外の所得がある方は上限額の試算にズレが生じやすいため、シミュレーターの詳細入力機能を使い、ほかの控除や所得を加味して計算し直しておきましょう。

年末は何日までに寄附すれば、その年の控除になりますか?

その年の控除対象とするには、12月31日までに寄附金の決済を完了させておく必要があります。

寄附日として扱われる基準日はサイトや決済方法によって異なり、たとえば「さとふる」の場合、コンビニ決済やPay-easyでは申し込み日ではなく実際に入金した日が寄附日となります。

そのため、12月下旬など年末ギリギリに寄附を行うなら、クレジットカードのように即座に決済が完了する方法を選びましょう。

ワンストップ特例の申請書は、いつまでに出せばよいですか?

多くのふるさと納税サイトや自治体では、寄附した翌年の1月10日(必着)を提出期限と案内しています。

申請書は寄附を行った自治体ごとに提出する必要があるため、寄附が済んだら期限直前まで待たず、できるだけ早めに出しましょう。

なお、寄附先の自治体がオンライン申請に対応していれば、マイナンバーカードを使ってスマホから手続きできるため、申請書を郵送する手間を省けます。

ワンストップ特例を申請した後に、医療費控除などで確定申告をすることになったらどうなりますか?

確定申告を行うと、それ以前に行ったワンストップ特例の申請はすべて無効(取り消し)になるため、ふるさと納税の寄附金控除も確定申告のなかで改めて手続きする必要があります。

申告書にすべての寄附を寄附金控除として記入しないと控除を受けられなくなってしまうため、利用した全サイト分の寄附金受領証明書を揃えて申告してください。

また、確定申告書の第二表にある住民税に関する欄にも、ふるさと納税の寄附内容を忘れずに記入しておきましょう。

終わりに|目的に合うサイトを1〜2つに絞り、上限と申請方法を決めてから寄附する

ふるさと納税は、どのポータルサイトを利用しても税金控除の仕組みや自己負担額(2,000円)は共通です

2025年10月にサイト独自のポイント付与が終了した現在は、手持ちのポイントや決済手段、欲しい返礼品、申請のしやすさなどを基準に選ぶのが現実的です

  • 楽天ポイントやJRE POINT、Pontaポイントを使いたい:各系列のサイト
  • マイルを使いたい:「ANA」や「JAL」が候補
  • 独自の申請サービスを使ってスマホで手続きを済ませたい:「さとふる」「ふるさとチョイス」「ふるなび」
  • 返礼品を早く受け取りたい:「Amazonふるさと納税」
  • 返礼品をあとからゆっくり選びたい:「ふるさとプレミアム」
  • 返礼品を幅広く比較したい人:「ふるさとチョイス」や「JRE MALLふるさと納税」
  • 手数料を抑えた運営のサイトで地域を応援したい人:「ふるコミ」

から探してみましょう。

編集部マスクY

利用するサイトの候補を決めたら、控除上限額を試算し、申請をワンストップ特例と確定申告のどちらで行うかを決めてから申し込みましょう。
寄附後は受領証明書を保管して申請期限を把握し、翌年度の住民税決定通知書で控除が正しく反映されているか確かめれば、その年のふるさと納税は完了です。

引用・参考出典

引用・参考出典は、次のとおりです。

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